他国と異なり、日本には四季があります。そのおかげで四季折々の花が楽しめます。今回は、私たちがお勧めしたい植物園やフラワーパークを紹介したいと思います。
1. 京都府立植物園
「京都府立植物園」の見所は、巨大な観覧温室です。温室では、巨大なバナナ、食虫植物、熱帯植物、珍種の植物が育てられています。
周りには、広大なフラワーガーデンやばら園が併設されています。盆栽の展示場もありますよ。春や秋になると、綺麗な桜や紅葉も楽しめます。入場料は400円です。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
Hangi-cho, Shimogamo, Sakyo-ku, Kyoto-shi 606-0823
烏丸地下鉄線の北山駅を下車して、少し歩いて下さい。そうすれば、北山門が見えてきますよ。
2. 奇跡の星の植物館
こちらの植物園は、淡路島(兵庫県)にあります。券種にもよりますが、入場料は700円~1500円です。少し高いと思うかもしれませんが、珍種の植物がたくさん展示されており、それだけの価値はあります。ここは、建物全体が面白い建築様式となっており、とても素敵な外観になっています。植物の隣にアート作品を飾ったり、館内で音楽を流すなど、五感に訴える工夫も取り入れられていますよ。植物愛好家が喜ぶような珍しい品種の植物も、たくさん展示されています。
「奇跡の星の植物館」は「淡路夢舞台」内にあり、有名な「百段苑」もそうですが、どちらもブルータリズム建築のスタイルで造られています。建築様式だけをとっても、全国で最も一見に値する植物園と言えるかもしれません。
お隣には、淡路島国営明石海峡公園もあります。入場料は450円です。チューリップ、ダリア、アジサイなど、四季折々の季節の花を楽しめますよ。
この近くにある「あわじ花さじき」もお勧めです。花畑の小高い丘からは、海が見渡せます。ぜひ訪れてみて下さい。入場料は無料です! ポピー、コスモス、ひまわり、サルビアが綺麗に咲いていますよ。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
4 Yumebutai, Awaji, Hyogo 656-2306
JR舞子駅から発車している「淡路夢舞台」行きの急行バスに乗車して下さい。
もしくは、フェリーで淡路まで行き、バスの1日券を購入して、淡路島の他の観光スポットも一緒に散策してもいいかもしれませんね。
3. 神代植物公園
東京西部の調布には、「神代植物公園」があります。都内の代表的な植物園といっていいでしょう。ばら園や、エキゾチックな植物を集めた大温室が有名で、温室内では 様々な熱帯植物や亜熱帯植物が育てられています。水生植物園も併設されており、入場料は500円ですが、入場料が一部不要のエリアもあります。
ばら園の見頃は、満開を迎える5月です。できるだけ、香りが強い午前中に行く事をお勧めします。
ばら以外にも、つつじ、桜、かえで、藤、花しょうぶ、キンランなど、色んな花が楽しめます。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
5 Chome-31-10 Jindaiji Motomachi, Chofu, Tokyo 182-0017
調布駅から、5番あるいは6番のバスに乗車して下さい。10~15分で到着します。
4. あしかがフラワーパーク
甘い香りのする藤の花と藤まつりが有名です。東京にいるなら、日帰りでぜひ訪れてみて下さい。満開の藤トンネルや樹齢100年を超える大きな藤の木など、様々な種類の藤が楽しめます。藤が有名な観光スポットは他にも色々ありますが、日本で藤を見るなら、「あしかがフラワーパーク」がお勧めです。藤の見頃は、満開を迎える5月初旬です。
藤以外にも、つつじ、シャクナゲ、睡蓮、豊かなばら園、花しょうぶ、チューリップなど、綺麗な花がたくさん植えられています。きっと一年中通いたくなると思いますよ。有名な冬のイルミネーションは、10月下旬から2月上旬まで開催されています。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
607 Hasama Town, Ashikaga City, Tochigi Prefecture, 329-4216 Japan
JRあしかがフラワーパーク駅から徒歩3分です。
5. 神戸布引ハーブ園
ハイキングで意気揚々と六甲山を自力で登ってもいいですが、山内に設置されたロープウェイに乗ると、「神戸布引ハーブ園」に到着します。同じ敷地内に、素敵なフラワーガーデンと、香り豊かなハーブミュージアムが併設されています。
ローズシンフォニーガーデンも見所です。様々な種類のイングリッシュローズが咲いています。園内には、熱帯植物を集めたグラスハウス(温室)もあり、入場料は、券種にもよりますが900~1500円となっています。植物が好きな人は、同じ市内にある「六甲高山植物園」もぜひチェックしてみて下さいね。
行き方は、こちらを参考にして下さい:
1-chōme-4-3 Kitanochō, Chuo Ward, Kobe, Hyogo 650-0002
こちらのハーブ園には、ロープウェイを使えば直通で行けますよ。
6. 六義園
東京で最も有名な庭園の一つに数えられています。見所は、小高い築山と広い池です。六義園を訪れるなら、楓が紅葉する秋がお勧めです。紅葉のピークは、11月下旬から12月初旬だそうです。
春に咲く枝垂れ桜も有名です。また、つつじの名所でもあります。途中、つつじ茶屋と呼ばれるつつじの木で作られた休憩小屋があります。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
6-16-3 Hon-komagome, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0021
駒込駅から徒歩7分です。
7. 咲くやこの花館
「咲くやこの花館」は、大阪府にある植物園です。見所は、熱帯植物をはじめ、2500種以上の植物が育てられている巨大な温室です。この世界最大級の温室には、ヒマラヤの珍しい青いケシ、ヤシの木、ラン、熱帯雨林植物、食虫植物など、珍しい品種が集められています。入場料は500円です。
こちらの施設は、鶴見緑地公園内にあります。植物園を見た後は、公園の美しい自然も楽しんで下さいね。
行き方は、こちらを参考にして下さい:
〒538-0036 Osaka, 大阪市鶴見区Ryokuchikoen, 2丁目163番
長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅から徒歩10分です。
8. 箱根湿生花園
湿地帯の植物や高山植物を中心に展示しています。神奈川県に行く機会があれば、ぜひ訪れてみて下さいね。
整備された散策路からは、「箱根湿生花園」ならではの景色を楽しめます。3月~12月にかけて営業しています。入場料は700円です。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
817 Sengokuhara, Hakonemachi, Kanagawa 250-0631
箱根仙谷案内所(バス停)から徒歩8分です。
9. 三溪園
横浜にあるとても綺麗な日本庭園です。 桜、銀杏、カエデ、睡蓮、蓮の花、あじさい、菖蒲の花、藤など、園内のあちこちで美しい花が楽しめます。
入場料は700円です。茶寮や日本の歴史的建築物があちこちにありますよ。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
58-1 Honmokusannotani, Naka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 231-0824
横浜駅東口を出て、8番または148番のバスに35分乗車して下さい。三渓園入口(バス停)から徒歩5分です。
10. 北海道大学植物園
北海道で植物園を訪れる人は少ないかもしれません。ですが、涼しい気候なのに 意外とたくさんの熱帯植物が温室で育てられているんですよ。
こちらの植物園は、札幌にあります。見所は、バラ園、カナディアンロックガーデン、樹木園です。美しいクロユリも有名ですよ。入場料は420円です。
行き方は、こちらを参考にして下さいね:
North3, West8, Chuo-ku, Sapporo, 060-0003, Japan
札幌駅から徒歩10分です。