初めて賃貸住宅を借りる人も、また何度も借りた経験がある人も、借りる際に確認しておくべき大事な事は同じです。ここでは、事前に賃貸住宅を借りるうえで知っておくべき情報をまとめました。それでは、アパートを借りるときに確認しておくべきポイントを見てみましょう!
引っ越し費用
初めて引っ越しするとか、初めて賃貸住宅を借りる場合は、自分の住みたい部屋の広さなど、妥協ラインを事前に決めておくことをお勧めします。 なお、日本で賃貸住宅へ引っ越す場合には、申請費用、礼金、保証金、光熱費、引っ越し費用などの各種費用がかかってきます。引っ越しにかかる費用で後悔しないために、引っ越しにかかる各種費用を事前に確認しておくことが重要です。
もし、ルームシェアをせずに一人暮らしを考えているのであれば、家賃を収入の30%程度に抑えることをお勧めします。計算する場合は、収入から税金を差し引いた金額から家賃の割合を算出するようにして下さい。また、光熱費が家賃に含まれている場合は40%程度に抑えることをお勧めします。絶対に、家賃が収入の50%を超えないように気をつけて下さい。つまり、一人暮らしをするにあたっては、さまざまな費用が掛かることを忘れないようにしましょう。
自分のお金の支出入を把握したい場合は、アプリやトラッカーを使ってみることをお勧めします。もしくは、アプリやトラッカーの代わりに、家計簿を活用してみてもいいですね。そうすれば、自分が日々や月々、どのくらいお金を使っているかを簡単に把握できます。また、予期せぬ出費が発生した場合には、どんな種類の支出だったのかなど、自分のお金の使い方を見直すこともできます。
以下、自分のお金を管理するコツについて紹介したいと思います。
クレジットカードを使わない
最初は、現金だけでやりくりしてみて下さい。たとえば、浴室にぴったりのマットを買ってしまい予算をオーバーしてしまった場合には、クレジットカード、家賃や光熱費の請求書がきたときに後悔するはめになります。
予備費を用意しておく
車を修理する、新しい自転車のタイヤを購入するなど予期せぬ事が発生した時には、急にお金が必要となります。 人生というのは何が起こるか分かりません。 万が一のときに備えて、予備の現金を準備しておくのが賢明です。
光熱費を節約する
日本の夏は、暑くて湿度が高いと言われています。一方で 冬場はかなり寒くなることもあります。ですので、夏も冬も電気を使わない時は、必ず消すようにする事を心がけましょう。外出する場合にはエアコンがオフになっていることを確認し、ヒーターを付けたい時は、同時に自分の衣服も暖かいセーターなどを着るようにしましょう。テレビやコンピューターを使用していない時には、コンセントを抜いておくと節電になります。 以上、できるだけ省エネを心がけることをお勧めします 。
住まいの周辺環境
「住む場所」の選択は、今後の自分のお金と日々の生活に、多々大きな影響を与える要因となります。ですので、賃貸契約書にサインをする前に、以下の内容を必ず確認してみることをお勧めします。
家と職場の距離
通勤手段は、どのような交通機関を利用されていますか?自動車でしょうか?それとも電車でしょうか?もし家と職場の距離が近い場合は、自転車で通勤することをお勧めします。毎日、自宅と会社を往復する姿をイメージしてみて下さい。2時間も電車で立ちっぱなしというのは、誰しもしんどいのではないでしょうか。
公共交通機関までの経路
公共交通機関を利用して通勤する場合、特にバスを1週間に数回利用する場合は、バス停が家の近くにあるかどうかを確認して下さい。誰しも、バス停が家から遠く、特に雨の日など数キロ歩くことは避けたいですよね。
住まいの周辺環境
まずは、引っ越し先の近所を散歩してみることをお勧めします。(ぜひ、こちらのブログも参考にしてくださいね。)日本は、比較的治安が良いと言われています。ですが、発生犯罪率など事前に確認できるものは確認しておくようにしましょう。もし、安全性の低い地域にいるのであれば、そこに長く住まないようにした方がいいかもしれません。 また、坂道の数についても確認しておきましょう。自転車通勤の場合は、仕事から帰ってくる時など、大きな坂がないほうがスムーズに帰宅することができます。
部屋の臭い、騒音、景色
賃貸物件を見学するときには、あらゆる面で物件を吟味する必要があります。一部の物件では、事故物件だったり、補修が必要な物件であることを隠して、修理する前の状態で次の入居者が入ってしまうという事があるようです。
汚れ、バグ
家電の経年劣化、窓やドア周辺の水まわりトラブル、流しの異臭、カーペットの汚れなどについても事前に確認しておく必要があります。また、日本の住まいには、たくさんのバグが住み着いています。シンクの下にバグの巣がないかどうか、必ず確かめておきましょう。あとは、そんなに気にならなくても故障があった場合には、必ず写真を撮るようにして下さい。一部の物件では、入居した後に修理代を請求してくる場合もあるので注意が必要です。
防音性
日本では、賃貸物件の壁が薄いということはよくありますが、築年数が古ければ古いほど壁が薄くなる傾向にあります。隣人の声が聞こえるかどうか、交通騒音がうるさいかどうかを確認してください。また、昼間と夜間の騒音が異なる場合があります。昼間と夜間どちらも確認するようにしましょう。私たちのブログでは、自宅でできる防音対策を紹介しています。騒音に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね!
安全性
賃貸物件をさがすときは、建物の安全性を意識するようにしましょう。近くに消火器はありますか?火事の際の避難経路はどうですか? そして、入居した後は部屋に煙探知機を設置するようにして下さい。その際、必ず動作確認を行うようにしましょう。
次は、注意しておくべきポイントを紹介します。
梱包は早くから始めよう
引越しの梱包が苦手だという人も多いと思います。梱包作業は、退屈に感じることがほとんどで、いつまでも終わらないような気がしますよね。また、引っ越し当日になっても梱包作業が終わらない場合は、かなりのストレスになり負担になります。ですので、日頃から荷物を整理しておき、引っ越し当日の数週間前から梱包作業を開始することをお勧めします。しばらく数週間は必要のない服、鍋、フライパンから、梱包するようにしましょう。引っ越し当日が近づいてきたら、それ以外のものを梱包するというのが効率的かと思います。
足りない物がないか確認しよう
海外から日本に引っ越してきた場合は、「持っていないもの」「必要かどうかさえ分からないもの」があります。また、掃除機、ふきん、掃除用品など、日本で改めて揃えた方がよいものもあります。引っ越しの際は、前もって用意する必要があるかどうか、事前に確認しておくといいかもしれませんね。
最後になりますが、引っ越しは楽しんだものがちです! 新居へ引っ越した後は、なんともいえない気持ちでいっぱいになります。荷解きと部屋の整理を済ませたら、ゆっくり体を休めてくださいね。
「賃貸住宅を借りるときに確認しておくべきこと」をお読みいただきありがとうございました。この記事はもちろんですが、日本の賃貸事情、生活について詳しく紹介されている記事もぜひ参考にして下さいね。
近々、日本への引っ越しをお考えですか?でしたら、お手軽な家賃で住まいを提供しているビレッジハウスなんていかがでしょうか。初期費用は一切いただいておりません。スムーズに引っ越していただけると思いますよ。ぜひご検討下さいね。