はじめに
世界で使われている調理器具、調理家電、食器類には、それぞれの国の食生活や食文化が反映されています。もちろん、日本にも、日本ならではの食文化や食材・調理法に根ざした調理器具や家電があり、スーパーや小売店で売られています。日本人にとっては当たり前に日々使っている物もあれば、外国人から見てユニークに感じられる物もあります。
賃貸物件にも、同じ事が言えます。一般的に、キッチンの設計には、それぞれの国のライフスタイルが反映されています。ですので、欧米と日本のキッチンでは、間取りや設計、広さなど仕様が全く違います。住まいにこだわりがある方は、ぜひビレッジハウスの賃貸物件をのぞいてみてはいかがでしょうか?理想の物件に出会えるかもしれませんよ。
網じゃくし
網じゃくしは、煮込み料理やスープやシチューを作る時に出る灰汁(あく)や、出汁がら・食べ物やパン粉の揚げカスなどをすくう時に用いる調理器具です。ふるいとスプーンを足したような外観をしています。
味噌こし器
ダマにならないよう味噌を溶かす時に用いる調理器具です。最近は、味噌マドラーとセットで使われる事が多くなりました。味噌マドラーの計量部で味噌をすくい、そのまま味噌こし器の金網の中で、味噌を溶かします。その際、溶かしきれない味噌の麦の部分や固まりなどを取り除く事ができます。
すり鉢とすりこぎ
種や木の実、スパイス、ハーブなどを挽いたり砕いたり、すり潰したりする時に用いる調理器具です。日本では、ゴマをすり潰したり、山芋をすりおろす時に使います。
おろし金
食材を細くしたり、すりおろしたりする時に用いる調理器具です。金属製の表面に、鋭利な突起が付いています。日本では、しょうがや大根、玉ねぎなどをすりおろす時に使います。
箸
日本の箸は、竹や木で作られており、箸先が細く、全長が短いのが特徴です。料理を挟む、ほぐす、泡立てる、つまむ、炒めるなど、様々な方法で使う事ができます。
ですが、箸は日本古来の物ではありません。約3,000年前に中国で使われていた箸が、607年頃に日本に伝わり、食事の場で用いられるようになりました。
箸よりも二倍ほど長い「菜箸」は、卵などの具材を混ぜる、麺を茹でる、鍋やフライヤーに入っている食材をつまむ時に使います。また、てんぷらなどを揚げる時の温度を確かめたい時に、菜箸を使う料理人もいるそうですよ。
最後に
台所やスーパー・小売店で見かける調理器具や調理家電・食器類には、それぞれの国の食生活や食文化が反映されています。もちろん、見慣れている家電や調理器具もあれば、見た事がない物もあるかもしれません。また、見た目は同じでも、使い方が違ったなんて事もあるかもしれません。
ビレッジハウスでは、月単位または年単位で、調理器具や家電製品、家具などをお貸しするレンタルサービスを実施しています。新居で、新たに調理器具や家電製品を揃えたいけれども、退去時に売ったり、処分する手間は掛けたくないとお考えでしたら、ぜひ利用してみて下さいね。