「一人暮らし用のキッチンは狭く収納が少ないため、物で溢れてしまう……」「狭いキッチンでも快適に料理がしたい」などと、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
一人暮らしに適しているワンルームや1Kの物件では、キッチンは狭くコンパクトになりがちです。そこで本記事では、狭いキッチンの整理方法や簡単に真似できる収納アイディアについて紹介していきます。
狭いキッチンを使いやすく整理したい方は、ぜひ参考にしてください。ビレッジハウスでは、日本全国に素敵でリーズナブルな物件を多数取り揃えています。引越し先を探している方は、ぜひウェブサイトをご覧くださいね。
シンクの下は仕切りやブックスタンドを利用する
出典：山崎実業株式会社
シンク下の収納スペースには鍋やフライパン、調味料が収納しやすい場所です。しかし、そのまま奧までしまい込んでしまうと、取り出しにくくなってしまうことも少なくありません。
シンク下の収納方法としては、フライパンや鍋のフタはブックスタンドや仕切りを横に並べ、フライパンや鍋のフタは立てて収納すると出し入れしやすくなります。
しかし配管があり、ブックスタンドや仕切りを利用する収納が難しい場合は、シンク下の収納スペース専用の棚を利用するとすっきりと収まります。専用の収納棚は、高さや間隔の調整ができるので、使い勝手が良いのが特徴的です。
シンク下の収納は、無駄になりがちなスペースを有効活用するのが重要なポイント。他にシンク下の収納扉にフックやワイヤーネットなどを取り付けると、ラップやアルミホイル、水切り袋などの収納も可能となります。
ワイヤーネットを利用して壁面を収納スペースに
出典：山崎実業株式会社
キッチンの細々としたアイテムは、吊して収納するものが多いためワイヤ―ネット収納が適しています。
ワイヤーネットをキッチンの壁に取り付け、S字フックを使ってキッチンツールを吊るしておくと、よく使うアイテムがすぐ使えるため便利です。
ただし、使用頻度が少ないキッチンアイテムを吊るしても汚れてしまうので、ワイヤーネットに置くキッチンアイテムは良く使う1軍のみ厳選してください。
また、ワイヤーネットに調味料ラックを設置することも可能です。ワイヤーネットに小さなカゴを取り付け、調味料やスパイスの瓶を収納します。
ワイヤ―ネットは、100均でもさまざまなサイズのものを販売しています。キッチンの雰囲気やインテリアに合わせてワーヤーネットを選ぶのも良いですね。
冷蔵庫とシンクの隙間には可動式ワゴンを有効活用する
出典：山崎実業株式会社
作業スペースと収納を兼ねたワゴンがあれば、とても便利ですが、狭いキッチンでは置く場所がありません。そんなときに便利なのが、ハンドル付きのスリムワゴンです。
可動式スリムワゴンは冷蔵庫とシンクの間などの狭いスペースにもスッキリ収まり、必要なときだけハンドルで引き出せます。
可動式スリムワゴンへは調味料やキッチンツールなどを収納し、調理中に引き出して使うのも良いでしょう。また、ワゴンの上部を作業スペースとして使用できるので、料理の効率もアップします。
シンクの幅より大きいまな板を使用する
出典：楽天市場
キッチンスペースが狭すぎてまな板が置けない場合は、シンクより幅が広いまな板を使用しましょう。シンクを渡すような形でまな板を置けば作業スペースが確保できます。
その際、なるべくまな板は、しっかりとしたタイプのものを選んでください。しっかりとしたタイプのまな板は、包丁で食材をカットしていてもたわむことなく使用できます。
他にも作業スペースとして、コンロカバーを設置する方法もあります。コンロカバーを設置していると調理はできませんが、まな板を置いて食材をカットしたり、シンクが開いているのでカットした野菜を洗えたりします。
また、料理をしないときはコンロ部分を隠せるので清潔感を保てるでしょう。
突っ張り棒とS字フックを使って収納する
収納スペースを増やすには、突っ張り棒とS字フックを組み合わせる方法もあります。S字フックにはお玉やフライ返し、お鍋のフタや手拭きなどさまざまなキッチンツールを吊るせます。
ほかにも、突っ張り棒を2本並べると棚としても利用が可能。水切りかごを置いて洗い物の水切りラックとして、また、かごを乗せて調味料を並べるなどとしても使えます。
突っ張り棒やS字フックなどは100円均で揃えられます。S字フックはステンレス製のものを選ぶと錆びにくいのでおすすめです。
ただし、たくさんのものを吊り下げようとすると、キッチンがごちゃごちゃしてしまい使いづらくなってしまうことも。吊り下げるものは、使用頻度が多いものを厳選しましょう。なお、落下すると危険を伴うので、耐荷重量は必ず確認してください。
省スペースな畳める水切りを使う
出典：山崎実業株式会社
水切りカゴは、使わないときの収納に困る代表的なアイテムかもしれません。狭いキッチンでおすすめなのは、場所を取らない「畳める水切り」です。
畳める水切りはシンクに渡して使います。水滴はシンクに直接落ちるので受け皿が不要。また、使用しないときはくるくる丸めて立てておけば、収納スペースに困りません。
他にも畳めるタイプの水切りでなく板状の水切りなら、まな板と一緒に立てて収納もできます。
一般的な水切りカゴではなく、省スペースな水切りを選ぶことで、狭いキッチンでも収納に困ることはないでしょう。調理中、水切りカゴが邪魔だな……と悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。
マグネットアイテムを利用する
出典：山崎実業株式会社
冷蔵庫の側面だけでなく、磁石対応の壁などにマグネットアイテムを活用することで収納力がアップします。
- マグネット付き包丁ホルダー
包丁やキッチンツールをマグネットで固定できるホルダーを使えば、引き出しの中が整理され、ツールがすぐに取り出せます。冷蔵庫の側面や壁に取り付けられるので置き場所に困りません。
- マグネット付きスパイスラック
冷蔵庫やレンジフードの側面にマグネットで取り付けるスパイスラックは、スパイス類をすっきりと収納できます。調理中も手の届く場所にあるので便利です。また、輪ゴムやピックなどの小物類を整理するのにもおすすめ。
- マグネット付ラップホルダー
ラップやアルミホイルを収納するためのマグネット付きラップホルダーを使えば、収納に困りません。冷蔵庫やシンクの側面に取り付けられるので、使いやすくすっきりと収納できるでしょう。
またラップホルダーはレシピ本を一緒に収納できるタイプも販売されているので、好みのラップホルダーを見つけるのも楽しみのひとつです。
- マグネット付きペーパーホルダー
シンクの側面や冷蔵庫のドアに取り付けられるタオルホルダーは、キッチンペーパーやタオルなどを収納できます。必要なときにすぐ取り出せて便利です。
他にも、キッチンタイマーやメモ用紙など、マグネットアイテムを効率的に活用して作業スペースを確保しましょう。
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※敷金は状況によりお預かりする場合があります。
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。