日本の暑い夏を乗り切るには、エアコンは必要不可欠です。けれども、エアコン内部の汚れは、外からでは分かり辛いため、ついつい掃除を忘れてしまいがちです。ですので、部屋を掃除する際は、一緒にエアコンも必ず掃除するようにして下さいね。でないと、中に溜まった埃や汚れが、エアコンの風に乗って空中にまき散らされてしまいます。身体にも良くありません。
エアコンを初めて購入した人、そもそもエアコンの掃除方法がよく分からない人など いませんか? 大丈夫、私たちがお教えします。とっても簡単ですよ!合わせて、掃除後のお手入れに役立つ掃除用品なども紹介しますね。
日本製のエアコンのフィルターは、3か月ごとに掃除する必要があります。
エアコンを長い期間掃除していない人や、掃除に自信がない人は、エアコンの掃除業者に頼むのもいいかもしれませんね。
掃除用品
「エアコン洗浄スプレー」があれば、楽に掃除できます。これがあれば、エアコン内の脱臭、消毒、カビ予防ができます。
取り外しができるフィルターを掃除するなら、水に濡らした布やタオルで十分です。掃除機なら、さらに簡単に掃除できます。
ですが、隅々を掃除するのは、結構大変かもしれません。そんな時は、100円ショップに売っている掃除アイテム(長くて曲げやすい掃除棒など)を使ってみてはいかがでしょうか。それらを使えば、手が届きにくい場所も掃除がしやすくなるかもしれませんね。
事前準備
まずは、窓を開けて、換気を行いましょう。エアコンのコンセントは、必ず抜いておいて下さいね!
できれば、エアコンの下側にテープでごみ袋(プラスチック製)を貼り付け、固定しておきましょう。壁や床も、そうしておくといいですね。そうすれば、掃除中に落ちてくる汚れや埃で、床や壁を汚さずにすみますよ。
あと、掃除用の手袋、フェイスマスク、軍手も準備しておいて下さいね。埃やカビが身体に付くのを防ぎ、吸い込まずに済みますからね。
掃除手順
中には、自動掃除機能が付いているエアコンもあります。ですが、機能に頼るばかりではなく、たまには自分で掃除をしましょう。自動掃除機能(お掃除機能、内部クリーン機能)の有無は、リモコンに表示されています。お使いのエアコンに自動掃除機能がなくても、お手入れにはそれほど手が掛からないと思いますよ。
ここで、エアコンを掃除する手順を紹介します。
- エアコン自体は、簡単に分解できます。まず初めに、フロントカバーを開けます。簡単に取り外せますよ。その後、ダストフィルターをそっと外して下さい。
- 次に、ダストフィルターを掃除します。掃除機、古い歯ブラシ、水で濡らした布を準備して下さい。
- フィルターを水洗いします。
- その後、掃除用スプレーを噴きかけて下さい。使う前に、必ずスプレーの注意書きに目を通しておいて下さいね。スプレーを使う場合は、エアコンの本体から5cmほど離して使いましょう。その際、スプレーが、電子部品に直接かからないように気を付けて下さい。
- スプレー後は、10分間よく馴染ませて下さい。10分経過したら、フィルターを装着して、エアコンのコンセントを入れ直しましょう。
- フロントカバーに埃が付いていたら、布で優しく拭きとって下さいね。
さあ、これで掃除が終わりました。定期的に掃除をする事で、エアコンの効きがよくなります。電気代も節約できますよ。
エアコンの掃除方法について、よくお分かり頂けましたか? 住まいを清潔に保ち、健康に暮らす事は、難しいことではありません。
エアコンを掃除した事がなくても、全く問題ありません。今からでも遅くありませんよ!
エアコンから異臭がする場合は、内部でカビが発生しているかもしれません。そんな時は、必ず掃除して下さい。エアコン内部の汚れが気になったら、掃除業者に連絡してみましょう。 頑張って下さいね!