日本で買っておくべきもののひとつに、自転車を挙げることができます。自転車は日本人にとって一般的な交通手段であり、全国で利用されています。日本には、たくさんの自転車店があるので、自転車を買うには困りません。ただし、取り扱っている自転車の種類や価格帯はお店によって異なります。また、自転車特有のルールや、たくさんの部品、装着できる付属品もいろいろあります。まずは、自転車を所持、運転、維持する上で知っておくべきルールを紹介します。
交通ルールを理解する
日本では、自転車は他の交通手段と同じ扱いになります。自転車にのみ適用される交通ルールと、乗り物全般に適用される交通ルールを守る必要があります。
飲酒運転の禁止
他の乗り物と同じように、自転車に乗るときは、飲酒してはいけません。日本では、体に残っているアルコールが0%でなければ、自転車には乗れません。ビールを一口飲んだだけでも、法律に違反したことになります。飲酒した場合は、自分の自転車を押して、自転車置き場まで歩いて帰らなければなりません。
飲酒しているにもかかわらず自転車に乗り、警察官に見つかった場合は、逮捕されます。日本での滞在が台無しにならないためにも、ぜひ覚えておきましょう。
- 走行中、イヤフォンの装着は禁止
田舎や都心でよく見かける光景ですが、自転車に乗っているほとんどの人がこのルールを破りがちです。イヤフォンを付けながら、自転車を運転することは禁止されています。これをしていると 路肩に寄せて警察官に注意されるか、交通切符を切られます。警察官は、人々が自転車を運転している様子を注視しているだけがほとんどですが、たまに乗っている人(特に、外国人が乗っている場合)を呼び止めることもあります。なので 自転車に乗る時には、ルールを守って乗るようにしてください。イヤフォンを装着して、自転車に乗らないようにしましょう。
- 保険
自転車=乗り物の一種としてみなされているため、自転車を運転する前には、保険に加入する必要があります。保険ですが、自転車特有の内容は特にありません。保険に加入しておくと、事故をおこして、誰かをケガさせてしまったり、物を壊してしまったときに、他人や物に対して損害補償してもらえます。また事故の種類によらず、衝突して受けた損害を補償してもらえます。保険は自転車を取り扱っている店で加入することができますし、安価に加入することができます。
道路に関する法律を遵守する
他にも、停車の際は 道路の左側の白線、あるいはその付近にしなければならないというような交通ルールもあります。歩道の上を走ることは決して禁止されていませんが、歩行者を優先し、歩行の流れに逆らわずに運転することが求められています。細心の注意を払って、法律に違反しないように気を付けましょう。
自転車を購入する
日本には、たくさんの自転車店があります。街中を探せば、すぐに見つかると思います。取り扱っている自転車の種類が多く、自由に選ぶことができます。お値段ですが、一般的に10,000円から100,000円まであります。さまざまなブランド、スタイルが取り揃えられているので、好きな自転車を選んでみましょう。
自転車はデパートでも買うことができます。ただし、取り扱っている数は自転車店ほど多くなく、安価なものを取り扱っています。デパートでも、保険に加入することができます。ほとんどの自転車は 買うと、安く修理サービスを受けることができるカードと、保険費用の割引サービスがセットになったものがついています。
一部のスーパーマーケットでも、自転車の取り扱いがあります。自分が買った自転車に不具合がないかどうかを確かめるために、広いスペースも併設されています。もし、もっと自転車を安く買いたいという場合には、リサイクルショップに行って、お値打ちの中古品を買ってみてはどうでしょうか。新品と同じとまではいきませんが、乗るには何の問題もありません。
自転車を決めた後は、自転車とライセンス番号を登録して、あなたのものだと証明するために、必要な情報を書類に記入します。もし、事故にあったり、違反切符を切られた場合は、どの自転車なのかを特定する必要があるからです。保険に加入していない場合は、警察が介入し、深刻な問題になるかもしれません。自転車を購入した後はずっと、保険に加入しておくようにしましょう。
メンテナンス
自転車のメンテナンスを受けるには、近所で自転車店を見つけるのと同じくらい造作のないことです。近所の自転車店で、修理をお願いしてみましょう。もし、デパートで購入して、デパートでカードを発行してもらったとしても、大きな故障でなければ修理してもらえます。故障がないかどうかの確認、タイヤの空気を入れるというような事にも対応してもらえます。また 購入したお店で発行されたカードをなくしても、快く対応してもらえます。
自転車店に頼まずに、自身で修理することもできますが、修理するための工具等は、自転車店で買う必要があります。修理をお願いするか、自分で修理するかはあなた次第です。
日本で自転車を乗るということは、大きな責任が伴います。駐輪のルール、保険などに気が重くなるかもしれません。しかし、もしあなたが自転車のルールをきちんと学び、保険にちゃんと加入しておけば、何があっても対応できます。それに、自転車があれば 日本での生活がずっと過ごしやすくなります。スーパーマーケットに行くとき、または近所をうろうろするときには、とても便利だと思います。