生活空間は、居心地のよい明るい雰囲気がいいですよね。そこで今回は、観葉植物をご紹介します。あなたが長年植物を育てているベテランであっても初心者であっても、観葉植物はあなたのアパートに生き生きした活力をもたらしてくれるはずです。今回は、あなたの住まいを緑豊かなオアシスに変える方法を紹介しています。ぜひご覧くださいね。
トックリラン
メキシコ原産のこのユニークな植物は、幹の根本が膨れて徳利(とっくり)のような形になっているのが特徴です。細く伸びた幹の先端から細長い草のような葉が垂れ下がっており、その形がポニーテールに似ているため、この名前が付けられました。「ポニーテールヤシ」は通称で、正式名称は「トックリランBeaucarnea recurvata」です。
「ポニーテールヤシ」の手入れは簡単で、アパートでの栽培にお勧めです。日当たりがいい窓の近くに置いて下さい。ポニーテールヤシは乾燥に強く、ヤシと同様、水のやりすぎよりは水不足の方を好みます。根腐れしないように、土の表面が乾くのを待ってから次の水やりしましょう。適切な排水が大事ですので、土には水はけのよいポッティングミックスを使用して下さい。
春から夏の成長期には、軽く肥料を与えて下さい。また、枯れたり傷んだ葉は時々摘み取ると、見た目の美しさを維持できます。適切なお手入れをすれば、ポニーテールの肥大した根本は、住まいのアクセントとして長く活用できますよ。
グリーンネックレス
学名は「セネシオ・ロウレヤヌス」といい、世界中で愛されている多肉植物です。南アフリカ原産のこの植物は、玉状のビーズのような葉が連なった茎が垂れ下がる様が特徴的で、ちょっと変わった外観が魅力的です。
お世話は、水やりと乾燥のバランスさえ理解していれば比較的簡単です。日当たりのいい所が育ちますが、日陰でもあまり問題はありません。水のやりすぎに弱く、根腐れを引き起こす事が多いため、間隔をあけて土が乾いてから水をやるようにしましょう。植木鉢は中に水が溜まらないよう、必ず鉢底に排水穴があいているものを選んで下さいね。
そもそもこの植物は、ヒッピーとボヘミアンスタイルが流行った1970年代に人気が出ました。ユニークな外観とお世話が簡単なことから、観葉植物として人気が出始め、以来レトロ・ヴィンテージを代表する人気のインテリアデザインとなってきました。最近ではSNSにより、ビーズが連なるような独特な形状が注目され、人気が再熱しています。ぜひアパートに飾って、ユニークでノスタルジックな雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。
フィッシュボーンカクタス
メキシコ原産のこのサボテンは、葉のジグザグな形状が魚の骨格に似ている事から名付けられました。別名エピフィラム・アングリガーとも呼ばれ、印象的なフォルムの多肉植物です。お部屋をモダンでお洒落な雰囲気にしてくれますよ。
このサボテンは葉に目が行きがちですが、晩春から初夏にかけて あでやかな夜行性の花を咲かせます。色は主に白かクリーム色で、夜に開花します。甘い香りを放つその姿は、部屋に魅惑的な彩りを添えてくれます。
このサボテンも多肉植物なので、日当たりのよい部屋を好みますが、多少日陰でも問題なく育ちます。また水やりも同様で、土が乾くまで水やりはしないようにしましょう。春から夏にかけての生育期には、軽く肥料を与えて下さいね。
フィロデンドロン・ブラジル
フィロデンドロン ブラジルは、鮮やかな葉の緑色で、日本では室内インテリアとして人気があります。熱帯植物らしい鮮やかなライムグリーンに、薄黄色のストライプが入った光沢のあるハート型の葉が特徴で、爽やかなインテリアとしてどんな部屋にも似合います。
育てるのは、さほど難しくありません。日当たりが悪くても育つため、住まいの様々な場所に置く事ができます。ただし、熱帯植物で湿気を好むので、定期的に霧吹きが必要です。特に乾燥した室内では、湿度を保つのに欠かせないので忘れないようにして下さいね。水やりは根腐れしないように、土の上部が1センチ乾いたら水をやるようにしましょう。
フィロデンドロン ブラジルは、空気を浄化する作用に優れています。他のいくつかの観葉植物にも同様の性質は見られますが、室内の汚染物質をろ過して空気を浄化し、より健康的な生活環境を作り出しています。住まいのインテリアとしてだけでなく健康維持にも貢献しています。
この品種にはいろんな種類があります。例えば、「フィロデンドロン マイカン」は、ブロンズ色のビロードのようなハート形の葉が特徴的ですし、「フィロデンドロン ピンク プリンセス」は濃い緑色の葉にピンクのまだら模様が入っています。人気の「フィロデンドロン ヘデラセウム」は、別名「ハートリーフ フィロデンドロン」としても知られ、光沢あるハート型の葉が滝のように広がり垂れ下がります。ハンギングバスケットに吊るしたり、棚に置くのに向いています。これらの多様なフィロデンドロンは、大胆な色合いが好きという人もいれば、優雅な雰囲気が好きという人もいて、様々な植物愛好家に愛されています。
アロカシアグリーンベルベット
青々したビロードのような葉の「アロカシアグリーンベルベット」は、どんな住まいにも色鮮やかな彩りを添えてくれます。別名「クワズイモ グリーン ベルベット」とも呼ばれ、深い緑色の色合いとビロードのような質感は、熱帯植物の美しさの極みと高く評価されています。住まいをエレガントな雰囲気に変えてくれますよ。
ただし、世話は少々厄介です。日当たりのよい場所に置いてもらって構いませんが、直射日光で焼けてしまう可能性があります。また、土は常に湿った状態がよいのですが、根腐れをおこさないよう水はけのよい状態にしておかねばなりません。育て方としては、定期的に霧を吹きかけたり、加湿器を近くに置いたりするなど、湿度に気をつけてあげることが必要です。
この品種は、大きな葉が象の耳に似ているため、通称「エレファントイヤー」とも呼ばれています。
いろんな種類がありますが、矢の形をした葉で知られる「クワズイモ ポリー」や白色の葉脈が印象的な「クワズイモ フリーデク」なども人気があります。住まいをエキゾチックな雰囲気にしたい方は、ぜひ飾ってみてはいかがでしょうか。
シックな「フィロデンドロン ブラジル」がお好きな方も、ユニークな「フィッシュボーン サボテン」が気に入った方も、私たちビレッジハウスのアパートで暮らしてみませんか?ビレッジハウスは、あなたの生き生きした暮らしを応援します。近くの苗木屋さんや花屋さん、ダイキやダイソー、イケア、ニジゲンノモリなどで、自分の好きなテイストの観葉植物を見つけて、ぜひお部屋に飾ってみましょう。
こんにちは。ジャズミン・ケリーといいいます。旅行とインテリアデザインに関する執筆で3年の経験を持つフリーライターです。家族で海外に移住という冒険好きな両親のおかげで、私の旅行と諸国探訪への情熱は幼い頃に芽生えました。父からは、お得な旅行やユニークな目的地の見つける方を学びました。2020年3月に兵庫県に移り住んでから、後ろを振り返ることなく、あらゆる冒険を最大限に楽しんでいます!さまざまな国やアパートに住んできた経験から、私は家を自分の故郷のように感じることの重要性を学びました。また、限られた予算で賃貸住宅の装飾を行うことで、自分自身の創造性を表現し、インテリアデザインへの愛情を育むことができました。そんな私は旅行だけでなく、工芸品、インテリアデザイン、音楽、さらには屋外の自然の中で過ごすことが大好きです。