日本のスーパーマーケットで売られている商品は、ほとんど母国と大差がありません。日本でも、あなたの欲しい商品を買うことができます。もちろん、日本国産のものも売られていますが、外国産の商品もたくさんあります。さっと見て回りたいと思うなら、少し面倒くさいと思うほどたくさん置いてあります。その商品の置かれてある売り場をみて、混乱してしまうと思えるほどです。
日本のスーパーマーケットで売られている商品は、ほとんど母国と大差がありません。日本でも、あなたの欲しい商品を買うことができます。もちろん、日本国産のものも売られていますが、外国産の商品もたくさんあります。さっと見て回りたいと思うなら、少し面倒くさいと思うほどたくさん置いてあります。その商品の置かれてある売り場をみて、混乱してしまうと思えるほどです。
日本を訪れてみて、欧米のコンビニと日本のコンビニエンスストアの違いを知って、びっくりしてしまうこともあるかもしれません。日本におけるほとんどのコンビニエンスストアは、基本的な概念はそのまま導入しているので、欧米のものと大差はありません。しかしその利便性には大きな違いがあります。欧米のコンビニエンスストアは、今あるシステムにこれといった問題がないので、今以上に利便性を高めるにはどうすればいいかという視点がないのかもしれません。この記事を読んで、母国のコンビニエンスストアが、なぜ日本のようなアプローチをとらないのかを考えるきっかけにしてみてください。どうすれば、母国にあるコンビニエンスストアがもっとよくなるかについても考えるきっかけになるかもしれません。 日本全国のあちこちで展開している 日本のコンビニエンスストアの利点は、全国各地で展開されているという点です。日本全国のどの町、どの村へ行っても、必ずコンビニエンスストアを見かけます。収益を最大化できる利便性の高い場所に設置されているので、急に物が必要になった場合などには、とても便利です。日本の都心部では、ほとんどの街角にコンビニエンスストアがあります。5分ほど歩くと、すぐ数軒のコンビニエンスストアを見つけることができます。 コンビニエンスストアを併設しているホテルもあります。また どの駅にも、必ずキオスク・コンビニエンスストアが併設されています。公的施設にも必ずあります。まさに「コンビニエンス」という意味のとおりで、食べ物や飲み物を買いたい人々にとっては無くてはならない存在になっています。 ごみを捨てることができる 街中を歩いていると最初に、ごみ箱が見当たらないことに気付くかもしれません。日本では、街なかにごみ箱が設置されているということは少ないです。ごみ箱からごみがあふれ出ているという状態や、容器のポイ捨て等によるトラブルをできるだけ少なくするため、ごみ箱は設置されていません。街なかでごみ箱が見つからない時 誰しもが思い付くのはコンビニエンスストアに併設されているごみ箱に捨てるということではないでしょうか。 たしかに、コンビニエンスストアに併設されているごみ箱に、ごみとして出た容器を捨てることができます。コンビニエンスストアがごみ箱を外に出している場合は、ごみを捨てやすいかもしれませんが、たいていごみ箱を外に置かず、店内に設置していることがほとんどです。店内で購入した商品を外に持ち出して、商品から出たラップやごみを捨てるためにコンビニへ再入店するということは、もちろんかまいません。ただし、ビン類を捨てる場合には、正しく仕分けるようにしてください。コンビニでは、できるだけ多くの人に正しく利用してもらえるように、ほとんどのごみ箱には日本語と英語の両方で表記されています。 持ち帰り、テイクアウトができる コンビニエンスストアでは通常、お菓子や飲み物が売られています。ポテトチップス、日本のお菓子が置かれているコーナーもあり、旅行の道中に小腹がすいたときには、お腹を満たしてくれます。また、暖かいスナック(既製品)の取り扱いもあります。取り扱っているスナックのほとんどが、だんご、餃子、おでんのような昔ながらの日本食になりますが、フライドチキン、アメリカンドッグ、揚げ物なども売られています。 お手頃な価格で、暖かいスナックを食べることができる上、お腹がいっぱいになります。お店で調理された後は、その日から1日ほどショーケースの中に入れられます。スナックだけでなく、ベーカリーコーナーも併設されており、何種類のパンが売られています。お手頃な価格でありながらお腹がいっぱいになるので、ぜひ試してみてください。 コンビニエンスストアではさまざまなものが売られていますが、最も売れ行きがいいのは、狭いスペースに置かれてはいますが食料品です。例えば、野菜、フルーツ、地元でとれた食料品、調理された食べ物のコーナーが設けられていますが、お手頃な価格で入手できますし、とても美味しいです。夕食としては、サラダ、ラーメン、パスタ、カレーなどを500円程度で買うことができます。お手頃な価格である上に、お腹を十分に満たしてくれます。道中を急いでいるときには、既製品のサンドイッチをおすすめします。すぐに食べることができるのでとても重宝します。他にも調味料など、自炊するときに必要なものも売っています。自炊するときに足りない物があるときは、ちょっとしたものを買うこともできます。 数ある商品の中でも、特におにぎりは人気があります。具材、風味など、さまざまな種類が揃っています。昔から日本食として定番のおにぎりはよく買われているそうで、食事のメニューとして根付いています。コンビニエンスストアでは、設置されている電子レンジで、買った食べ物を温めることもできます。中には、買った食べ物や飲み物をその場で食べることができるイートインコーナーを設けているところもあります。そこでは スマートフォン等の充電スポットを設けているところや、Wifiを無料で提供しているところもあります。 急いでいる、またはイートインで食べたくない人たちには、店員が温めた食料品を袋に詰めて、フォークやナイフなどを商品と一緒に入れて持たせてくれます。そうしてもらうことで、外出先でも食べることができます。 休憩ができる 都心部にあるコンビニエンスストアでは特に、1階や2階に休憩エリアが設けられています。歩き疲れたときや仕事で疲れたときに、疲れを癒す場所として利用することができます。充電スポット、無料Wifiも整備されているのでとても便利です。一方で、静かな環境ですごすことができるので、ほっと一息つくことができます。仮眠をとる人や、たまり場、休憩所として利用する学生の姿も見かけられます。 商品を買うというわけではなく、用を足すためにトイレを利用する人もいます。しかしコンビニが都心部にある場合は、商品を買わない人で店内がいっぱいになるという事態を避けるため、トイレを設置していないところもあります。そういうときは、近くの駅にあるトイレに行くか、デパートに立ち寄ってトイレを借りるようにしましょう。 請求書の支払いができる 日本で発行された請求書の中には、バーコードが記載されているものがあります。コンビニエンスストアに請求書を持っていき、支払いをすませましょう。支払方法はとても簡単です。店員は処理方法を心得ているので、持参した請求書を一瞥するだけで、手続きを行ってくれます。ですので、日本語を話せなくても何の問題もありません。店員は請求書を確認し、バーコードをスキャンします。その後、処理内容に同意するように求められるので、タッチスクリーンの「OK」を押してください。その後、店員は請求書とレシートに支払い済のスタンプを押すので、クレジットカードか現金で料金を支払うようにしてください。 手続き自体はスピーディー、簡単に行うことができます。光熱費などを支払いたい場合には、特に便利さを実感すると思います。あとは、Amazonで購入した商品の支払いをすることもできます。バーコードが記載されているEメールを見せれば、手続きが完了します。日本ではまだまだ現金で支払うという文化が根付いているので、現金で「簡単に」支払うというシステムが導入されつつあります。また どのコンビニエンスストアにもATMが併設されており、外国の銀行にも対応しているものもあるので、緊急事態が起きたときには簡単に、スピーディーに引き出すことができます。 ローカライズされた用語、フレーズについて そもそも、コンビニエンスストアという概念は、西欧文化からきたものになります。このように 日本では、カタカナを使って、外国語のフレーズや単語などをそのまま使って表示したりします。初めて日本のコンビニエンスストアへ行くと、フレーズや単語を見て、内容をすぐに察することができるものもありますが、中には、日本人に分かりやすいように日本人仕様に内容が変換されているのもあるので、外国人からは内容を想像しづらいものもあります。ここでは、そのいくつかを紹介します。 Konbini= convenience store American Dog= corn dog Salada= salad Fried Potatos= French fries Pan= bread Toire= toilet Ginkin= cash Irasshaimase= welcome to our store Atatamemasuka?= would you like this heated? Tsuginookyakusamaonegaishimasu= Next customer, please. Kurejitokaadomoidesuka?= is a credit card ok? これらはほんの一例にすぎませんが、目を通しておくとコンビニエンスストアが利用しやすくなると思います。コンビニエンスストア自体はとても便利なので、行き慣れておくことをお勧めします。コンビニエンスストアはきっと、あなたの日本での生活をより良いものにしてくれると思います。あなたのコンビニエンスストアを見る目が変わるかもしれません。
日本を訪れる観光客のほとんどは、何よりもまず、全国のあちこちにあるお寺や神社を観光したいと思うのではないでしょうか。神社、お寺といえども、大学の敷地と同じくらいの広さを誇る神社・お寺もあれば、道路脇にある小さな神社・お寺もあります。お寺と神社では、利用目的や、参拝するにあたってのマナーが大きく違いますし、外観も大きく異なります。また、神聖さを保つために、一般の利用客が入れないスポットもあります。この記事では、お寺と神社の違いや、お寺や神社で守るべきマナーについて紹介します。 お寺と神社の大きさが違う まず最初に、神社の大きさですが、お寺よりも小さいことがほとんどです。 神社はそもそも、悪霊をはらい、神様や良い霊への供え物をする場所です。また恋人や有名人がデートを楽しむスポットでもあります。日本全国のいたるところに神社がありますが、神社が建てられる場所には その経緯により様々な場所があります。東京の街中を歩いていると、10階建ての建物のビルの隙間に小さな神社を見かけたことがあるという人もいるのではないでしょうか。 神社では、果物、お酒などをお供えします。また、一日に何度もお香がたかれています。お供え物の量ですが、少なくても構いません。なぜなら、地域を治める神様や霊に喜んでもらうという意味合いがあるだけだからです。神社という場所は、礼拝や祈りをささげるのではなく、ただお供えものを備えて、霊や神様を鎮めるという場所になるのです。 一方でお寺ですが、 お寺では大勢の人数を収容することができます。そもそもお寺は、お参りをする場所になります。日本のどの町にも、必ず大きなお寺があります。日頃からお参りをしにくる人もいますが、法事が開催されることもあります。 あなたの近所にも、鈴が付けられている太い綱と賽銭箱が設けられている大きなお寺があると思います。お賽銭箱には、必ずお金を入れるようにしましょう。お賽銭ですが、5円玉を入れるのがマナーだとされています。しかし、5円玉がないという場合には、他の硬貨でもかまいません。お賽銭を入れた後は、綱を引いて鈴を鳴らしてください。その後、お参りをしましょう。お参りに行くルートの途中では、各自が手を洗って、口をゆすぐための場所が設けられています。お参りをする前に、自らの身を清めることが求められます。そうすると、神様や霊があなたの祈りやお願い事を聞いてくれやすくなると言われています。 お寺と同じ敷地内に、神社が併設されていることもあります。同じ敷地に、お寺にとっての神聖な場所もあるということになります。他には、一人前の僧侶になることを目指す修行僧の修業場所として使われているお寺もあります。彼らは、寺に住み込んでお祈りをささげ、日々の修業や業務をこなしながらお寺の管理をしています。一日に数回、僧侶が唱えるお経を耳にすることがあるかもしれません。一般公開される特別行事もあります。 美術品や神具等は、触らないようにする 本殿に行くと、特に華美な絵が描かれている場合は、写真撮影が禁止されていることがほとんどです。神社に保存されている美術品や、神聖でお浄めされている神具等は、誰であろうが触ってはいけません。芸術作品として鑑賞したいという人は、写真を撮影していいかどうか聞いてみるようにしましょう。敷地内にあるもののほとんどは、写真の撮影が許可されていると思います。基本的にお寺は、お寺の世界観を世界中に知ってもらいたいと思っているので、写真撮影を快く受け入れてくれるでしょう。 言うまでもなく、それらは大変貴重なものですので、触らないようにしましょう。触ることが許されているのは、僧侶、装身具等を管理している担当者に限られています。もし、ルールを守ることなく触るそぶりを見せるのであれば、すぐにやめるように注意されるでしょう。あまりにもたちが悪い場合は、お寺への出入りを禁止されてしまう可能性もあります。自分がどこにいるのかを自覚して、細心の注意を払って決められたルールに従うようにしましょう。 おみくじの内容を明らかにする 日本のほとんどのお寺では、おみくじをひくことができます。おみくじを引くうえで、自主的にお金を支払うシステムを導入している神社がほとんどで、特にお金を入れる機械というのは設置されていません。きっと正しいことをしてくれるはずという信頼で成り立っているのです。 おみくじは日本語で書かれているお寺もありますが、大きなお寺では、おみくじが外国語で書かれているところもあります。そうすることで、外国人からの注目が高くなります。 おみくじの種類には、大吉、凶などさまざまなものがあります。凶を引いてしまったときは、引いたおみくじを境内の小さな木に結び付けましょう。そうすることで、神社の神様が悪い運を境内にとどめておいてくれるという意味合いがあります。これは、悪い運を引いてしまっても相殺できるという、とても面白い方法です。このことから、運と神社はとても深い関係があるといわれています。 お祭りなどのイベントが開催されている 日本の神社では、それぞれの神社が独自のイベントやお祭りを開催していますが、中には1年に数回開催されるものもあります。それらは祀られている神様にささげるものですが、あまり宗教色が濃いものではありません。 お寺で開催されるお祭りは、皆によく利用されます。中でも、特に規模が大きいお祭りは、新年を祝うお祭りではないでしょうか。大勢の人々が訪れるので、境内はとても混雑します。 お寺にある鐘を鳴らして、新年を無事に迎えることができたことをお祝いします。前の年に憑いた悪いエネルギーを吹き飛ばすという意味があり、慣習となっています。お寺の本殿でお参りをして、お寺の敷地内に建てられている神社にお供え物を備えてみましょう。他にもたくさんのイベントが開催されています。それぞれの神社では、独自のイベントも開催されているので、ぜひ参加してみましょう。 寺や神社で開催されるイベントやお祭りは、ぜひ見ておくようにしましょう。昔からずっと、お寺や神社は日本人に利用されてきました。お寺や神社を参拝するときは、他の人がしている行動を真似してみることをお勧めします。もし、間違ってしまったとしても、なんら気にすることはありません。少々ルールから外れてしまっていても、日本人はわかってくれると思います。もしかすると、正しいお参りの仕方や、お供え物の備え方を教えてくれるかもしれません。お寺や神社を訪れることで、楽しく日本の文化、歴史を学べます。日本を観光等で訪れるときには、ぜひランドマークとして覚えておきましょう。
賃貸物件のオーナーは、借主がどんな人物なのか、とても重要視します。オーナーが質問をして、借主の回答内容によっては、実際の契約が難しくなる場合もあります。特に、問い合わせ時点での借主のバッグラウンドや、以前借りていた物件での様子について、聞かれることが多いです。あなた自身が、オーナーに 問題のない良い人物と認識してもらうことで、賃借物件での生活がしやすくなるということは、容易に想像できますよね。そこで ここでは、オーナーに最終的に好印象を持ってもらうためのポイントをいくつか紹介したいと思います。 支払歴をクリーンにしておく 引っ越す前には、家賃はもちろんですが、必要な支払いはすべて終えておきましょう。特に 税金、健康保険の費用は必ず支払っておくようにしましょう。オーナーは、それらの支払いに滞りがないかどうかを把握することで、家賃を滞納しない人かどうかを見分けようとします。もし、支払いの遅延が何度もあったり、支払いの催促を受けたことがあるという場合は、オーナーの許可が下りにくくなるかもしれません。自分の支払える金額に相当した家賃(一か月分)を設定している不動産を探すようにしましょう。さもないと、オーナーから居住を断られてしまったり もしくはオーナーの所有している物件から退去するように求められることがあります。 ルールを守るようにする 賃貸物件のアパートや住宅で設けられている基本的なルールを守らないことが原因で、トラブルにつながることがあります。よくある事例として、例えば、日本では部屋の壁が薄い傾向にあるため、うるさくしないようにする、ペットを飼わないようにする、他の住人にはマナーを守るといったものが挙げられます。たとえ契約後でも、ルールを守らず不安を感じた場合は、強制的に立ち退きを求められることがあります。特に、ペット関連の条項に違反した場合には、すぐに立ち退きを求められることがあります。特に、マンションやビルの住居では、独特のマイルールを設けている物件も見受けられます。ですので、マンションが設けているルールや事情は、できるだけ早くに把握するようにしてください。借主自身について、何も質問されることがないよう、問題ないようにしておくことに越したことはありません。 オーナーの許可なく、部屋を改造しないようにする オーナーの許可が特にない限りは、部屋を改造するということは禁止されています。ほとんどの契約書に記載されているのですが、見落としていたり、読まずにサインしてしまうことがほとんどです。例えば、釘を使って壁に絵をかけたり、画びょうで壁に穴をかけるということは禁止されています。他にも、部屋の壁に塗装する、別のものを新たに実装するなど、部屋の基本的な内装を変えるということは禁止されています。もし、禁止されていること、そうでないことについてしっかりと把握できていないという場合には、もう一度オーナーに確認してみることをお勧めします。 これには、部屋や床へのダメージも含まれています。木の床に傷をつけてしまった、または故意に壁に穴を開けてしまったという場合は、あなたに責任があります。引っ越し先のアパートで生活をはじめるときは、注意するようにしてください。住んでいる部屋は、あくまでも借りているものです。あなたが退去した後は、違う人が借りることになります。もしオーナーが、修理が必要だと判断した場合には、敷金が返金されなくなるだけでなく、修理代が新たに請求されてしまうことになりかねません。問題を起こすことなく、普通にきちんと生活できているという印象を持ってもらうことができれば、これからも住み続けていくことができるでしょう。 ゴミを正しく分別するようにする 他にも、基本的なことであるにもかかわらず、守られにくいルールとしては、ごみの分別、収集に関するルールが挙げられます。もし、ごみの分別、収集が毎回正しく行われないという場合は、近隣やオーナーとのあいだで大きなトラブルに発展する場合があります。週ごとの収集スケジュールを確認し、ごみを正しく分別するようにしましょう。正しく分別できていない場合には、苦情がすぐによせられます。ごみの分別方法について、あまりよく理解できていないという場合は、近所に住んでいる人に質問してみましょう。そして教えてもらったあとは、きちんと決められた曜日に決められた種類のごみを出すようにしましょう。自分のごみではないのに、あなたのごみを正しい場所に移動してくれている人がいるとしたら、それはその人にとって大きなストレスになります。それに、ごみには悪臭が発生します。虫も発生し、収集業者の方が収集しづらくなることも考えられます。後々のトラブルにならないように、ルールをしっかりと守っていきましょう。 ルールを守り、他人を招き入れるようにする 大人である限り、いかなる時もいかなる場所でも、自分がしたいと思うことをしていい権利は持っています。しかし、アパートに住む以上は、そこでに住む大勢の人間が気持ちよく生活できるように、生活する上でのルールが存在します。新しく入居してきた人の動向をじっと監視している特定の人たちなどはいませんが、あまりにも迷惑な場合は、何らかの方法でオーナーに対応を求める人もいるでしょう。また、人を招く場合でも同様です。好きな時に人を部屋にまねくことはかまいませんが、引っ越しの時や人と談笑したりする時には、声や生活音が大きくなりがちで人に迷惑を掛けているかもしれないということを覚えておきましょう。そうでないと 大家さんや管理人・管理会社などにも、クレームがあげられることになります。たまに、アパートの部屋で、パーティーを開くということが契約違反になることがあります。人を部屋に泊めたりする時は 10日程度が二重専有にならない目安になります。しばらくの間、友だちが滞在するというのであれば、全く問題はありません。しかし、友だちがずっと、あなたと同じ部屋で生活を共にすることはできません。そんな事をしていると、近くの部屋に住んでいる人の誰かが、友だちの存在を他の人に話をしてしまいます。自分が住んでいるアパートに、思いもよらない人物が住んでいることが明らかになれば、苦情が寄せられる事でしょう。他の住民から オーナーとあなたが苦情をできるだけ言われないようにするためには、こういったことをできるだけしないようにしてください。 オーナーに不信感をもたれずに、良好な関係を築いていくようにすることは、さほど難しいことではありません。マンションが設けている基本的なルールを守ることができれば、苦情を言われる事もありません。しかし、このルールを守るという事が、あなたにとって必ずしも簡単なことでもないかもしれません。隣に住んでいる住人に、苦手感を持つようになることも考えられます。住人の生活状況や性格によっても、苦手に感じるかどうかが変わってくると思います。できるだけストレスなく住めるよう、ルールを常に心に留めておいてみてください。そうすると、日本での生活をもっと楽しめるようになるでしょう。
アパート探しは、あなたを悩ます大きなストレスになるかもしれません。予算に合う物件を延々と探したりしていませんか。自分の希望する物件に出会うまでには、かなりの時間を要する事もあります。ここでは、アパートなど 住む場所を探すにあたって 知っておくべきことについて、いくつか紹介したいと思います。 余分にお金を準備しておく 生活するなら、日本はいい国です。しかし、アパート探しをしているうちに、少し気になる点が出てきます。それは、想定外の費用が請求されるということです。それらは 礼金、火災保険、保守費用などです。契約書を見て、びっくりしてしまうこともあるかもしれません。それに、引っ越し先の市町村から請求される市民税という税金があります。引っ越し先によっては、独自の税金を課しているところもあります。契約書には注意深く目を通して、引っ越し先の市町村が課す税金についてもよく確認するようにしましょう。そうしないと、思っていたよりも多くの金額が必要となることになります。 物件の下見をする 貸し出された部屋については、たくさん写真が掲載されています。中には、実際のアパートメントの様子をYouTubeで紹介している仲介業者もいます。確かに、それでも部屋の様子は確認することはできますが、やはり実際に部屋を訪れて、自分の目で確認するほうが良いのではないかと思います。動画や写真では見えなかった箇所や、見落としてしまいがちな場所があるかもしれません。仲介業者に、実際に部屋を下見できるかどうかを尋ねてみてください。もし断られたとしたら、他の仲介業者にお願いしてみることをお勧めします。中には、いわくつきの物件を勧めてくる業者がいるかもしれません。ですので、できるだけ自衛するようにしましょう。 仲介業者のサービスを利用する 賃貸物件に住んでいる人は、ほとんど日本語以外の語学を話すことができません。友達、ガールフレンド、ボーイフレンド、あるいはあなた自身が日本語に長けているというのでなければ、日本語を話せる誰かの力を借りる必要があります。業者に頼めば、オーナーや仲介業者との交渉がスムーズに運び、頭を悩まさなくてもすむと思います。最近では、外国人にもっと自分たちの物件を借りてもらおうと、英語を話すスタッフを雇う企業の数も多くなってきました。 そこでは 少なくとも一人のスタッフが、希望条件にあった物件が見つかるよう、サポートしてくれます。しかし、彼らのサポートを受けると、一か月分に相当する仲介手数料をとられることがあります。その代わり、日本では、日系企業または日本人が住居の保証人になることが求められますが その時に彼らが代わりに保証人になってくれることもあります。とても良いサービスなのですが、諸経費の手数料に加えて保証人の費用もとられることになってしまい、余計に費用がかさみます。 間取り図を確認する どのアパートも、基本的には似たような間取りになっています。アパートにもよりますが、大きく違っている部分もあれば、それほど変わりのない部分もあります。部屋の間取りは、できるだけしっかりと確認するようにしてください。特に、部屋を探す上で、どうしても譲れないという部分がある人は、十分に部屋の様子を観察するようにしましょう。バスタブがある物件を希望していても、中にはシャワーしかないという部屋もあります。洗濯機を部屋の中に置きたいと思っていても、洗濯機を置くための設備(洗濯パン)がないという場合もあります。こういったことは見落とすはずがないと思われがちですが、自分の希望をあれもこれもと考えていると、ついつい うっかりしてしまう事があるので注意して下さい。 周辺環境を調べる アパートの周辺環境は、物件を探す時の大きなポイントになります。特に、駅までの距離がそうです。これは、その物件の賃料を左右する大きなポイントになります。電車の通勤時間(朝)、旅行に行くときの便利さなどが変わってくるので、事前に調べておきましょう。また、利便性も賃料を左右するポイントです。コンビニ、スーパーマーケットが周辺にあるかどうかによっても、大きく変わってきます。こういった事情も考慮して、物件を探すようにしてみましょう。 さまざまな物件を見てみる あなたが住むことができる場所は、たくさんあります。地域ひとつとっても、さまざまな選択肢があります。職場の近く、または人気の高いエリアに絞って、物件を探すというのもいいかもしれません。しかし出来るなら 必ず他のエリアも見てみるようにしましょう。最終的には、自分が希望するエリアから少し離れている地域も視野にいれて考えてみてもいいかもしれません。通勤するにあたって、職場からの距離が離れてしまうのは不便です。しかし、その代わり、自分の予算に合うお気に入りの物件を見つけれる可能性が高くなります。特定のエリアにこだわり続けると、うまく見つけれずに、最終的には、他のエリアより はるかに高い家賃を払わざる得なくなる場合もあります。このように、ちょっと都心部から離れたエリアに住むだけで税金を安く抑えることができたり、他の街へ行くのもかえって便利だったりします。 時間をかけて、自分の希望する条件を考え直して。ちょっと下げてみましょう。さまざまな角度から考え直してみることで、自分が住みたいと思えるアパートを見つけることができると思います。希望するエリアにこだわらず、自分の希望する条件と現実を見ながら、物件を探してみましょう。そうすれば、すぐに良い物件が見つかると思います。
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