日本のアパートには、もともとエアコン、ガスコンロ、照明器具、家具は付いていません。ですので、日本で生活を始める時には、一から買い揃える必要があるので、費用がかさみます。
「自宅で使っている家具や家電を日本に送ればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、それはできません!まず、日本のアパートは、欧米よりも狭いので、持ってきた家具が大きすぎて入らない可能性があります。また、海外と日本では電圧やコンセントの形状が異なるため(日本:100ボルト、海外:200~240ボルト)、持ち込んだ電化製品が使えない事もあります。家電や電化製品を日本に持ち込んで使いたい場合は、変圧器が必要です。約5,000~50,000円程度で買えるので、電源アダプターと一緒に用意しておきましょう。
ビレッジハウスでは、住まい探しはもちろん、引っ越し準備や新生活を始めるにあたっても必要なサポートを行っています。家具や家電にかける費用を少しでも抑えたい場合は、ビレッジハウスのスタッフにぜひご相談下さい。また、日本への移住や日本のアパート(家具なし)への引っ越しを検討されている方は、今回のブログをぜひご覧下さいね。
家電の購入費用
新生活を始めるにあたって、生活家電を一から揃えるとなると、大きな出費がかかります。テイクアウトやコインランドリーに頼るのであれば揃える必要はありませんが、そうでないなら、生活家電は欠かせません。
機種や機能性、種類(洗濯機であればドラム式・縦型など)、大きさや性能にもよりますが、洗濯機なら約200,000~250,000円程度、冷蔵庫なら18,000~350,000円程度で手に入ります。コンロは、電気かガスかで価格は異なりますが、大体16,000~26,000円ほどで購入できます。
一人暮らしをしている人や、仕事で疲れているから料理に時間をかけたくないという人には、電子レンジがお勧めです。5,000円~7,000円ぐらいで買えますよ。
軽くてシンプル、手頃なサイズ感でベーキングも楽しめる家電を探している人には、オーブントースターがお勧めです。大型のオーブンは、日本ではあまり見かけません。仮に売っていたとしても、高価な物しかありません。その点、オーブントースターなら機能性は多少劣りますが、コンパクトな物であれば、2,500円程度で手に入ります。
ショッピング
もし、日本に滞在する期間が短ければ、家電を借りるのも一つの手です。粗大ごみを処分する手間や費用が省けますからね。ビレッジハウスでは、エアコン、ガスコンロ、バニティシンク、ウオッシュレット付きのお部屋も用意しています。(ただし、家賃は物件によって異なります。詳細はビレッジハウスのスタッフにお問い合わせ下さいね。)
家具を安く手に入れる方法
引っ越しにかかる費用は、決して安くはありません。ですが、日本製や商品のブランドにこだわらないのであれば、多少節約できるかもしれません。例えば、IKEA、無印良品、NITORIなんていかがでしょうか。
IKEAは、皆さんよくご存じですよね。自分で一から組み立てなくてはいけませんが、持ち運びが容易く価格はリーズナブルに抑えられています。欧米スタイルの家具や生活用品が欲しい方は、ぜひ足を運んでみて下さいね。
また、生活用品を手広く取り扱う無印良品は、工程の無駄や過剰な包装を省き、リサイクルに熱心に取り組んでいます。また、どの商品にもミニマリズムデザインが反映されています。環境問題や地球温暖化問題を意識している方は、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?
日本のIKEAとして知られるNITORIでは、あらゆる生活用品が安く手に入ります。都心に店舗を構えている事が多く、布団や布団カバー、こたつなど日本ならではのアイテムも売っています。こたつや布団を買いたい人は、NITORIを訪れてみてはいかがでしょうか。
セールの活用
セールが嫌いな人なんていませんよね。もちろん、日本人もバーゲンが大好きです。12月から2月にかけて、全国各地でバーゲンが開催されています。特に、新年の1月から開催されるバーゲンを「初売り」といいます。 日本の初売りは、アメリカの日本版「ブラックフライデー」といったところでしょうか。毎年、家電量販店をはじめ、様々な企業がバーゲンを実施しています。コーヒーメーカーや洗濯乾燥機を安く買いたいという人は、セールになる時期を見計らって買うといいかもしれませんね。
家電製品や生活用品、家具を買うならば、三月も狙い目です。決算期が近づくので、在庫を減らしたい企業がセールを実施しています。ぜひ、参考にして下さいね。
リサイクルショップの活用
引っ越しで処分したい家電製品や家具は、粗大ごみとして自治体に有料で引き取ってもらう必要があります。収集日を事前に予約し、金券と引き換えに収集してもらいます。でも、家電製品や家具を処分するのって、何かと面倒で大変ですよね。
そこで、リサイクルショップを活用してみてはいかがでしょうか。お金を払って自治体に引き取ってもらうよりも、リサイクルショップに引き取ってもらう方が、手間や支出が省けますよ。
リサイクルショップといえば、「ハードオフグループ」が有名です。「オフハウス」などで、質の良い家具、家電、生活用品がないか探してみましょう。タイミングが良ければ、冷蔵庫、電子レンジがまとめて売られている事もあります。保証料と送料込みで、35,000~50,000円ほどで手に入りますよ!
日本全国に753店舗を展開している「2nd STREET」も有名ですよね。質の良い商品が多数取り揃えられています。また、地方にお住まいの方は、「コスモスペース」を覗いてみてはいかがでしょうか。リサイクルショップを探す時は、まず近所を調べてみましょう。自宅から近ければ近いほど、不用品を送る送料を節約できますからね。
Facebookやフリマアプリの活用
多くの外国人が、不要になった白物家電や家具を他の外国人に譲るために、Facebookでグループを立ち上げています。特に、不用品の譲渡や販売に特化している「さよならセール」が有名です。不用品を投稿する際は、商品の説明、商品を渡す場所、価格、商品の状態を記入し、商品の写真を添付する必要があります。利用者同士のトラブルを防ぐために、運営者が投稿内容を事前にレビューしているそうですよ。
お金に困っているのであれば、「もったいないジャパン」を活用してみてはいかがでしょうか。さよならセールと同じく、Facebookを通じて利用する事ができます。無料で不用品を譲ってもらえますよ。もう既に、具体的に欲しい物が決まっている人は、メルカリ(フリマアプリ)がお勧めです。また、多くの外国人が利用しているCraigslistやGaijinPotにも、不用品が投稿されています。出品者や商品にもよりますが、価格交渉もできますよ。
インターネット経由で不用品をやりとりする時は、出品者との待ち合わせ場所や購入したい商品の状態について、事前に出品者に確認しておきましょう。そうすれば、詐欺やトラブルに巻き込まれずに済みますからね。質問する時は、常識と節度ある態度を忘れないようにして下さいね。
最後になりますが、生活費を節約するには、住まいの住み替えも有効です。例えば、ビレッジハウスなんていかがでしょうか。手頃な家賃で、あなたの理想を叶える住まいに暮らせるかもしれませんよ!ぜひ、私たちの賃貸物件をご覧下さいね!