引っ越しの理由は人それぞれです。仕事、学校、家族の都合、あるいは気分を変えたいだけという人もいるかもしれません。ちなみに日本で一番多い理由は、仕事と学校です。
日本では、4月に学校や会計年度が始まるため、引っ越しは1月から3月ごろに多くなります。また、9月や10月も従業員の職場の配置換えが多い時期なので、必然的に多くなります。
一方、6月から8月は閑散期となっており、日本特有の天候が関係しています。6月上旬からは梅雨が始まり、7月~8月には猛暑がやってきます。雨や炎天下の中での引っ越しは、誰しも避けたいものです。だから、この時期は空いているのです。
では、引っ越しに最適な時期はいつなのでしょうか?今回は、そのような疑問に応えて、繁忙期と閑散期の引っ越しの違いについて説明したいと思います。あなたの引っ越しに役立てていただければ幸いです!
空室のある賃貸物件
前述したように、日本の学校や会社は4月1日から始まります。多くの人が大学に進学したり、仕事を始めるこの時期は、1~2月頃から単身者向けの賃貸物件が多くなります。
この時期は、たくさんの物件が提供されますが、その反面、競争は熾烈で、いい物件はすぐに他の人に取られてしまいます。ですので、この時期に引っ越ししたい方は、即座に決断できるよう、あらかじめよく考えて準備しておいて下さいね。
また、企業で働く人々が別の部署や支店へ異動する9月や10月には、カップルや家族向けの賃貸物件が増えてきます。ですので、カップルや家族と引っ越しを考えている方は、9月の少し前か、もしくは月始めに住まい探しをするといいかもしれません。
逆に、6 月から 8 月の閑散期は、賃貸物件の数が少なく、繁忙期の「残り物」しかないという状態になります。今まだ空いているという事は、望ましくない問題があるか、欠陥を抱えているのではないかと思われる方も多いでしょうが、その内容によっては、あなたに有利な交渉の材料となるかもしれません。
交渉に最適な時期
閑散期の引っ越しを選ぶとすれば、その理由の一つに、不動産業者やオーナーと、家賃や初期費用、契約期間などの交渉がしやすい点が挙げられます。不動産業者やオーナーは、空室になるたびに収入を失うため、入居者を確保して収入を得るために、交渉に前向きになる可能性があります。
また、入居者からすると、初期費用や家賃を交渉して安くしてもらえることで、お金を長期的に貯める事ができます。その物件が家具付きか家具無しかによっても、うまくいけば家具や電化製品について交渉に応じてもらえるかもしれませんよ。
反対に、1月から3月の繁忙期に引っ越しを予定している場合は、同じ賃貸物件を検討している他の希望者が提示した条件を受け入れる可能性があるため、相手が良い条件を提示すれば、当然あなたの交渉は難しくなります。そんな時は、ぜひビレッジハウスにご相談下さい。物件にもよりますが、敷金、礼金、更新料がゼロになる場合もあります。少ない予算でもご利用いただけます。ぜひ一度ご覧ください。
相談時間の延長
繁忙期の不動産会社は、多くの顧客の対応に忙しく、じっくり時間をかけて相談する事は少し難しいかもしれません。あなたがこだわりの多い方なら、繁忙期の引っ越しは避けた方がいいでしょう。ただし、コミュニケーションの行き違いがないよう、ご自分で希望、ニーズ、要件などを洗い出してしっかり調査し、不動産会社やオーナーへの質問リストなどを用意できるなら、可能かもしれませんね。
ですが、もし時間に余裕あるなら、引っ越しは6月から8月にかけてすることをお勧めします。引っ越しの閑散期でもあるため、業者もより多くの時間をあなたに割いてくれますし、あなたの希望や要件リストに多少無理があっても、いろいろな代替案を出してくれることでしょう。
引越し業者の料金変更
繁忙期に引っ越し費用が高くなるのは当然です。サービス需要が高く、多くの顧客が多少高くともサービスを受けたいと希望するからです。
繁忙期に引っ越しするなら、他の人と希望日時が重なる事が十分予想されます。ですので、なるべく早く希望の日時を予約する事をお勧めします。
お金を節約したい、予算が限られているという方は、閑散期に引っ越すことを検討して下さいね。この時期は引っ越し会社が料金を下げている事が多く、特別割引などが提供される場合もあります。引っ越しの日時も希望通りにしてもらえると思いますよ。
予約を取る
繁忙期に引っ越ししたい人は、できるだけ早く行動し始める事が重要です。なぜなら、たくさんの人が不動産会社や引っ越しサービスに殺到するからです。希望の賃貸物件を確保したいなら、早めに不動産業者を探し始めなければなりません。ビレッジハウスをはじめ一部の不動産会社は、個人情報と探している物件の要件をオンライン申請フォームに記入するという簡単なプロセスで、探す事ができるようになっています。ぜひご利用下さい。
逆に、閑散期は引っ越しの人が少ないため、慎重かつリラックスして探す事ができます。自分のスケジュールに合わせて、より自分に合った気の合う不動産業者やオーナーを探す事ができるようになっています。
結論として、繁忙期と閑散期、いずれもメリットとデメリットがあります。パートナー、家族と一緒に、希望とニーズに合った夢のような理想の住まいを見つけて下さいね。
フリーライターとしてVillage House Blogで2年以上の執筆およびESL教師の経験を持ち、チェコ共和国、英国、アラブ首長国連邦、日本、さらに直近ではジョージアなどの国での生活経験を有するデジタルノマドです。映画祭、コンサート、劇場に行く楽しみがないときのリモートワークに最適な、魅力あるアパートを常に探しています。