何年も同じ場所に暮らしていると、何かと物が増えますよね。引っ越し時に、その全てを新居に運ぶには、費用もそれなりにかかります。できれば、厳選して、新居で使う物だけを運ぶようにしましょう。厳選するには、かなりの時間がかかりますが、「本当に必要な物かどうか」をしっかり見極める事で、荷物の量が大きく変わります。また、引っ越し代の節約にもなりますよ。
荷物の分類
まずは、下記の項目を参考しながら、荷物を「残す」「売る」「寄付する」「捨てる」のカテゴリーで分類してみましょう。こうすれば、ゲーム感覚で楽しみながら、新居に運ぶ荷物を減らす事ができます。また、運ぶ荷物が減ると、トラックから排出される二酸化炭素の削減にもつながります。ですので、引っ越しで運ぶ荷物のリストを見ながら、どれを削るか考えてみて下さいね。
- 新居に入るか?
- 修理できるか?(新品を買い直す方が、安く済むか?)
- 新居の雰囲気やインテリアに合うか?
- 新居でも使えるかどうか?(例えば、ビレッジハウスで家具付きのアパートを借りるなら、家具はいらないですよね。)
- 使用頻度はどうか?
- _____がたくさんあるか?
- 梱包の手間をかけ、運賃を払ってでも、運ぶ必要があるか?
- 今後も家族で使う事があるか(スポーツ用品、趣味のグッズなど)
衣類
長年暮らしていると、洋服や靴の数はそれなりに増えますよね。そこで、まずは着古したもの、1年以上使っていないもの、穴が開いたもの、サイズが変わってもう着られない物など含め、とりあえず今ある洋服を全部並べてみましょう。そして、それを「売る」「寄付」「捨てる」「残す」のラベルを貼ったごみ袋に分けて入れて、仕分けしてみましょう。
また、生活環境が変わる事で、着る機会が激減する服もあります。例えば、温暖な気候の土地へ引っ越す人は、冬物を着る事が少なくなるでしょうし、卒業や転勤、在宅勤務や嗜好の変化(趣味、スポーツなど)など、生活環境が変われば、制服や仕事着、スポーツウェアを着る機会もなくなります。こういった事も頭に入れながら、収納スペースを確保するためにも、もう着ない洋服はすべて処分しておきましょう。
他にも、タオルや寝具類も何かと増えますよね。洗濯しても汚れが落ちない物、ほつれのある物、色あせたタオルやシーツ、毛布・寝具は、必ず捨てておきましょう。それと同時に、新居で必要になるタオルや寝具の数も見積もっておいて下さいね。
あと、壊れたり変形したりしたハンガーも捨てておきましょう。どうせ、新居でもハンガーを買い足すでしょうからね。
消費期限が切れたアイテム、電子機器
消費期限は、薬やサプリ、ビタミン剤、化粧品など、あらゆる物に設けられています。気が付いたら、期限が切れてしまっていたなんて事はよくある事です。ですので、余裕のある時に買い足しておきましょう。
また、型式の古い電子機器(旧型のCDプレイヤー、ビデオデッキ、パソコンなど)、壊れた電子機器、もう使わない電子機器は、忘れずに処分しておきましょう。出来れば、リサイクルショップで買い取ってもらいましょう。部品だけ欲しい人や、自分で修理して使いたいという人がいるようですよ。
余った食材
私たちは、小さい頃から「食事は、残さずに食べなさい」と言われて育ちましたよね。これは、冷蔵庫で眠っている食材にも同じ事が言えます。使わないで捨てるなんて、もったいないですよね。そこで、引っ越し時期が近づいてきたら「引っ越しパーティー」を開催してみてはいかがでしょうか。余った食材で料理を作り、ゲストをもてなしましょう。それでも余った食材は、パーティーに来てくれた友達や家族、知り合いに渡して、引き取ってもらいましょう。(ただし、未開封の物だけにして下さいね。)
消費期限の長い食べ物(缶詰、インスタントラーメン、クッキーやポテトチップスなど)は、フードバンクやチャリティー団体に寄付できますよ。食品を無駄にすることなく、恵まれない人々にも喜んでもらえますよ。
書類
請求書や領収書、取扱説明書、納税証明書や確定申告の書類、会社や学校関連の書類、契約書、保証書など、生活していると書類ってたまりますよね。書類を無くさないためにも、大事な書類はスキャンして、PDFでパソコンに保存しておく事をお勧めします。それ以外の書類は、シュレッダーにかけて、破棄しておきましょう。
小物、インテリア用品
インテリア用品やデコレーションアイテムは、部屋を飾るには必要不可欠なアイテムです。インテリア用品、シーズンオーナメント、花瓶、誕生日用のデコレーションアイテムなどは、持っていれば自分の好きなテイストで、おしゃれに飾る事ができます。しかし、だからといって、新居にすべてを持っていく必要はありません。思い入れのあるアイテムだけを残して、後は処分してしまいましょう。
二度と使わない物
「読んだことのない本」「何年も読んでいない本」「子供が使っていたおもちゃやゲーム」「ベビー用品」「購読をやめた雑誌や新聞の山」「捨てるには忍びない誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント」「新しい事に挑戦しようと思ったのに、一度も使っていないゴルフクラブのセット」。
これらが、全く使われずに埃をかぶってクローゼットの中で眠っているなんて事はありませんか?「また、いつか新居で使うかもしれないから」と思うかもしれませんが、そんな事は絶対に起こりません。ですので、「売る」「寄付」「捨てる」など、好きな方法で処分してしまいましょう。
最後に
新居に持っていく荷物を決めるには、かなりの時間がかかります。しかし、「本当に必要な物か?」をしっかり見極める事で、新居へ運ぶ荷物を減らす事が出来ます。皆さん、引っ越し先には、ビレッジハウスなんていかがでしょうか。ビレッジハウスでは、家具付きの賃貸物件をご用意しています。家具付きの賃貸物件で暮らせば、また引っ越しをする事になっても、少ない荷物で引っ越しをする事ができますよ。ぜひ一度、検討してみて下さいね。