2019年に実施した調査によると、東京のアパートの平均的な間取りは平均約65.9㎡です。また、浴室・トイレ・玄関を除くと、居住スペース(寝室、キッチン、ダイニングエリア、リビングエリア他)に充てられるのは、わずか41㎡です。
日本の住宅事情を説明する前に、日本の不動産賃貸物件には独特の用語がいくつかあります。これらの用語に馴染みのない人のために、簡単に説明したいと思います。
- R = シングルルーム
- L = リビングルーム
- D = ダイニングルーム
- K =キッチン(調理スペース)のみ
これらの文字には通常、アパートの部屋数を示す数字が付いています。 例えば、1R は1部屋(スタジオのような部屋) を意味します。 2DKは、キッチンの付いたダイニングルーム1部屋と居間が2部屋あるアパートメントを意味します。 3LDKは、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンが備わった1部屋と居間が3つあるアパートメントを意味します。 表示される文字が多く、数字が大きいほど、アパートは大きくなります。
日本で3人家族の場合、子供が大きくなった時のことを考えると、部屋が2~3つある50~70㎡のアパートが理想です。子供が1歳ぐらいだとまだ赤ちゃんですが、幼児から子供へと成長するにつれ、遊んだり勉強したりするスペースが必要になったりしますからね。
今回は、これから家族を作ろうとお考えの方、または既に3人家族で住まいをお探しの方のために、押さえておくべきポイントについて説明したいと思います。
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子供の年齢を踏まえて、賃貸物件を探してみましょう。小さなお子様には、さほどスペースは必要ありません
ご家族に小さいお子さんはいますか?もしくは、お子様を授かるご予定がおありですか?どちらにしろ、子供はいずれ大きくなるので、住まいはそれを念頭に探したいところではありますが、現時点では、お子さんは両親と同じ部屋で寝るため、それほど広い住まいは要りません。新生児または幼児のいるご家庭は、2LDKまたは2DK+のアパートで十分です。
しかし、子供が大きくなれば、自分の部屋を欲しがったり、遊んだり勉強したりするスペースが必要になるので、予算が許せば3DKや3LDKにしてもいいかもしれません。もし、両親の一方または両方が在宅勤務をしているのであれば、子供が大きくなるまで仕事部屋として使えるので、3DKや3LDKでも、損はないかもしれませんね。
スペースを増やす:親のためのプライベートルームのメリット
日本では、昔から親子が同じ部屋で別々の布団を使って一緒に寝る事が当たり前でしたが、時代は変わり、今では、多くの家族が親子の寝室を別々にするメリットを見出しています。
ですので、部屋のタイプは、家族構成や子供の年齢、さらにもう一人子供を作る予定があるかによって違ってくるとは思いますが、小さい幼児を持つ家族は2LDKか3LDKが妥当かもしれません。2LDKだと、親は幼児と同じ部屋で寝て、もう一つの部屋を書斎や仕事部屋、トランクルームとしても使えるため、便利かもしれませんね。
持ち物を入れるのに十分なスペース: 収納スペースを優先する
日本は国土が狭く、都会では土地が不足しているため高値で取引されており、そのため家はかなりコンパクトで狭い事で有名です。このことから考えると、子供を持つ親御さんやカップルがアパートを探す際には、自分たちの家具や家電がきちんと全部収納できる間取りかどうかも踏まえて探す必要がありそうです。
2DK+のアパートは、家族全員が1つの部屋で寝て、もう1つの部屋を作業部屋や書斎として使用できるため、小さな子供がいる人に適していますが、「+」は追加の部屋を意味し、さらにトランクルームとして使用できる部屋も付いています。 保管する必要のあるスポーツ用品やギアをお持ちの方、または適切な防寒着が必須の東北地方や北海道地方にお住まいの方にもお勧めです。
お子様の様子を見守れるカウンターキッチンが最適
見守りが必要な小さいお子様がいるご家庭には、リビングルームとキッチンエリアがオープンスタイルのLDKがお勧めです。このタイプのお部屋は、カウンターキッチンが調理エリアとりビングエリアを仕切る役割りを果たしています。親が食事の準備や料理をしながら子供を見守る事ができ、必要に応じてすぐに子供の元へ駆けつけられるので、特にお勧めです。
興味があるのなら、2DKや2LDKのアパートと見比べてみるのもいいかと思います。アパートを探す際には、担当の不動産業者に、リクエストや要望を伝えておくこともできます。ビレッジハウスなどの不動産会社には、要望やリクエストを書き込めるオンライン申込フォームもありますので、ぜひご活用下さい。担当者が、必ず要望やニーズにあった物件を探してくれるはずです。
隣人の騒音迷惑を最小限に抑える: 1 階のアパートを選ぶ
最後になりましたが、考慮すべき点の最後は騒音です。小さい子供は、悪気なくやんちゃで騒々しいものです。特に、新生児や赤ちゃんは、昼夜関係なくよく泣きます。騒音問題にうるさい昨今、近所付き合いを円滑にするためにも、ご近所とのトラブルをなるべく避けたい人はアパートの1階を選ぶといいでしょう。
他にも、気になるアパートにどんな人が入居しているのか、アパートの材質は何なのかを不動産業者に問い合わせておく事をお勧めします。子供が大声で遊んだり、赤ちゃんが夜中ずっと泣いたりする時、苦情を受ける可能性があるのかどうかを検討するのに役立ちます。
フリーライターとしてVillage House Blogで2年以上の執筆およびESL教師の経験を持ち、チェコ共和国、英国、アラブ首長国連邦、日本、さらに直近ではジョージアなどの国での生活経験を有するデジタルノマドです。映画祭、コンサート、劇場に行く楽しみがないときのリモートワークに最適な、魅力あるアパートを常に探しています。