「マンションは1階より2階以上が良い?」「2階に住むメリットやデメリットについて知りたい」と、2階に住もうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?契約してから後悔しないよう、2階に住むメリットやデメリットをしっかりと把握しておいた方が安心ですよね。
そこで本記事では、2階の部屋に住むメリットやデメリット、選ぶ際の注意点について紹介します。ぜひ参考にしてください。
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2階の部屋が向いている人の特徴
・防犯面で不安がある
・日当たりや風通しが良い環境を重視する
・階段で出入りが楽にできる
・プライバシーを確保したい
・災害リスクを抑えたい など
2階の部屋に住むメリット
1階よりも眺望が良い
2階の部屋は1階よりも、窓からの眺望が良いといえます。環境が良ければ景色が見渡せるので、潤いのある生活を演出してくれるでしょう。朝や夕方の光が部屋に差し込み、時間帯ごとに異なる風景が楽しめることも魅力のひとつです。
ただし夏場、上層階になるほど日差しが強くなるため、部屋が暑く感じることもあるでしょう。暑さに強い方や冷房をしっかり使って快適な室温を維持できる方にとっては、日差しについては問題にならないでしょう。それ以上に「窓からの素晴らしい眺め」を楽しめる点は、日常生活において大きなメリットとなります。
風通しが良いので換気がしやすい
2階の部屋は1階の部屋と比べて、周囲の建物の影になりにくく日当たりや風通しが良いといえます。風通しが良いと湿気がこもりにくく、簡単に換気ができるため部屋の空気を入れ替えやすいでしょう。また風通しが良いと洗濯物が乾きやすく、カビの発生を抑える効果も期待できます。
ただし、場所によっては2階でも日当たりが悪い場合があるため、物件選びの際は周辺環境や建物の配置をよく確認しましょう。
防犯面で安心
1階の部屋に住むと、防犯面での不安があるだけでなく通行人の視線が気になり、窓を開けたりカーテンを開けたりすることに躊躇してしまうことも。一方で2階の部屋では、外の視線を気にせずに窓を開けられるため、より快適な空間を楽しめます
また、2階の防犯面では1階に比べると窓やベランダから浸入されるリスクは低くなります。とはいえ窓を開けたまま外出したり、就寝したりするのはリスクがあるため、2階以上の部屋であっても油断はしないでください。2階に住んでいても過信せず、防犯意識を持ちながら生活するよう心がけましょう。
地震の揺れが小さい
マンションは高層階ほど「長周期期震動」により長時間大きな揺れを感じる傾向があります。一方で、2階は高層階と比べて地震の揺れが少ないため、家具の転倒による2次被害のリスクが小さくなります。しかし2階であっても、2次被害に遭わないよう家具や家電は固定して地震に備えてください。
2階の部屋に住むデメリット
騒音トラブルになる恐れがある
2階以上の部屋では1階に住人がいるため、騒音トラブルに発展しないよう配慮して生活する必要があります。特に足音や椅子を引く音は下の階に響きやすいので、日常的な動作にも気を配ることが大切です。
騒音トラブルの対策としては、カーペットやラグを敷いて音が直接床に伝わるのを軽減したり、家具の下に防音マットを敷いたりするなどの対策をすると良いでしょう。
家賃が1階よりも高い場合がある
2階の家賃は一般的に、1階の家賃と比較すると高くなる傾向があります。とにかく家賃を安くしたいという方は2階より1階がおすすめです。
虫やゴキブリが出やすい
虫やゴキブリが苦手な方は、2階に住むと後悔するかもしれません。2階は低層階にあたるため、ハエや蚊、ゴキブリなどの害虫が侵入する可能性が高まるためです。
自分でできる虫やゴキブリ対策
- 室内を常に清潔に保つ
マンションで発生する虫やゴキブリは、部屋を清潔に保つことで対策ができます。ゴキブリのエサとなるホコリや食べかすなど、少なくとも週も1回は掃除をすると効果があるでしょう。特に、家電の隙間やベッドの下などを重点的に掃除してください。狭くて暗い場所はゴキブリが潜んでいる可能性が高いといえます。
- 侵入の可能性がある隙間はしっかり塞ぐ
ゴキブリや虫の対策には、侵入経路となる隙間をしっかりとふさぐことが効果的。特に注意すべき箇所は、玄関、窓、換気扇、エアコン、排水管です。
玄関や窓の隙間には、市販のスキマテープやゴムチューブを使って簡単に防ぐことができます。エアコンのホースを通す穴は、専用のパテやゴム板を詰めて塞いでください。
換気扇は24時間回しておくことでゴキブリの侵入を防ぐ効果があります。もし常に換気扇を回せない場合は、目の細かいフィルターを取り付けると良いでしょう。
- 生ゴミは毎日密封して処分する
生ごみは毎日密封して処分するよう心掛けてください。生ごみをそのまま放置しておくとコバエが発生したりゴキブリが寄ってきたりする原因となります。密閉した生ごみは、フタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
- 段ボールや新聞紙は溜めずにすぐ処分する
段ボールや新聞紙は溜めず、早めに処分するようにしてください。湿った段ボールや新聞紙はゴキブリのエサとなります。引越しで使用した段ボールは早めに回収してもらえるよう手配しましょう。
マンションの2階を選ぶ上での注意点
・築年数が古くないか
築年数が経過していると、建物に隙間が増えて虫が侵入されやすくなります。2階に住むなら、虫やクモなどの害虫が住みついていない可能性が高い、築10年以下の物件を探すのがおすすめです。
・周辺に森林や公園がないか
室内への虫の浸入を避けるには、周辺に森林や公園がないか確認しましょう。周りに自然が多い物件では、どうしても虫が集まりやすい傾向があります。
・日当たりは悪くないか
マンションの2階を選ぶ場合は、日当たりが良いかどうかを確認しましょう。日当たりは洗濯物の乾きやすさに影響します。
なお、角部屋を選ぶと窓が2箇所設置されているため、日光が入り明るい環境が得られます。自身のライフスタイルに合わせて、快適に過ごせる部屋を選ぶようにしましょう。
・階段は使いやすいか
階段を利用する場合、階段の配置や玄関までの動線を確認することも大切なポイントです。階段に近いお部屋は住民の足音が聞こえやすくなるため、静かな環境を求める方は避けた方が良いでしょう。
物件によっては非常階段しかなくて、移動が不便な物件もあります。なお、セキュリティを重視する方は、オートロックの内廊下タイプの物件を探すと安心です。
・ゴミ捨て場や共用部分はきれいか
共用部分やゴミ捨て場がきれいなマンションは、虫が発生しにくい傾向があります。原因となるゴミやホコリが少ないと害虫を寄せ付けません。
物件によっては共用部分の清掃頻度をエントランスに掲示しているので、管理の行き届いた物件かどうかを判断できます。一方で、共用部分がチラシやゴミで散らかっている物件は不衛生であるため、避けた方が良いでしょう。
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。