梱包した荷物のサイズが規格を超えていたせいで、出国当日も梱包のやり直しに追われるなんてことは避けたいですよね。

できれば、梱包は早めに済ませておきましょう。荷物の梱包を始めてから、荷物の多さに気付くなんて事もありますからね！それから、前もって自国の輸入禁止物のリストや荷物の送料や配達日数などを調べておきましょう。

特に、出国日が既に決まっているという人は、早めに取りかかって下さいね。

今回は、海外へ荷物を送る際に知っておきたい事について紹介したいと思います。そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。お茶でも飲みながら、まずは私達のブログにゆっくり目を通してみて下さい。きっと、役に立つと思います。気がかりな事があれば、早めに対処しておきましょう。その方が、残り少ない日本での生活を思う存分楽しめますからね。

日本郵便（郵便局）

海外へ荷物を送る多くの人々が、日本郵便のサービス（郵便局）を利用しています。

郵便局は、配送サービスが充実しており、サービスごとに費用や日数が設定されています。

例えば、少し高くなりますが、EMS（国際スピード郵便）を使えば最短の日数で荷物が届きます。しかし、日数よりも費用を重視したい人には、AirMailやSAL便（航空便）や船便がお勧めです。荷物が届くまでに少々日数はかかりますが、送料は安くなります。ただしSurface Mail（船便）は、かなりの日数がかかります。

あなたのニーズに応じて、どの配送方法を利用するか決めて下さいね。

まずは20kgの荷物（洋服を詰めた中程度のスーツケース）にかかる送料を計算してみましょう。

下記の表は、国際郵便にかかる大体の料金と日数（主な送り先であるアメリカ、イギリス、オーストラリアなど）を紹介しています。ぜひ参考にして下さいね。

*2022年3月現在

送料を抑えたい人には、最安で送れるSurface Mail（船便）をお勧めします。ただし、先程も言いましたが、荷物が届くまでにかなりの日数が掛かります。洋服を着ずに2～3か月過ごすなんて、無茶な話ですよね！

最短の日数で荷物を送りたい人には、EMS（国際スピード郵便）がお勧めです。自分の帰国より先に、荷物だけが届いたなんて事もあるかもしれません。ただ、送料は高くなります。

AirMailとSAL便の費用と配達日数は、船便とEMSの中間といったところでしょうか。

これらは、全ての便に追跡サービスを付ける事ができます。配達状況がいつでも確認できるので便利ですよ。

民間業者（DHLなど）

もちろん日本郵便ではなく、国際郵便を取り扱う民間業者（DHLなど）に委託する事も可能です。

ただし、日本郵便に委託するよりも送料が高くつきます。EMS（国際スピード郵便）などを使う方が安く済みます。また、ルート次第で荷物を安く運んでくれる日本郵便とは違い、オプションが速達しかない民間業者がほとんどです。

しかし、郵便局に持ち込む手間を減らしたい人にとっては、便利かもしれません。

税関対策

出来れば荷物を送る前に、自分の送りたい物が自国の輸入禁止物に該当しないかどうかを確認しておきましょう。

日本から輸出できても、帰国先の税関で没収されてしまったら元も子もないですからね。

というのも、最近ではイギリスで古着の輸入が禁止になりました。古着が持ち込めないなんて、思いもしないでしょう？

自分の認識不足で、荷物を没収されたなんて事になりたくないですよね。没収されないためにも、こちらで確認しておきましょう。

不要品の処分

海外へ荷物を送ると、高い送料がかかります。それが嫌な方は、まずは自分の不要品を整理してみてはいかがでしょうか。こんまり（近藤麻理恵。日本人の片付けコンサルタント）が言うように、「ときめく」物だけを残してみましょう。

不要品を整理する際に、フリマアプリなど（メルカリ、ラクマ、Craigslist、ジモティー、eBay、ヤフオクなど）を使って売ってしまえば、ちょっとしたお小遣いも稼げます。もしくは、SNSに自分の不要品を掲載し、引き取ってくれる人を募ってみましょう。例えば、Facebookの「東京/大阪さよならセール」では、出国に伴い少しでも荷物を減らしたい人が、自分の不要品を出品しています。あなたも掲載してみてはどうでしょうか？不要品の処分はもちろん、送料の節約にもなります。出国が身軽になりますよ！

あなたの引っ越しが、上手くいきますように！