日本の賃貸物件は、大きく3種類に分けられます。
- アパート:2~3階建て以下の共同住宅(木造、軽量鉄骨造)
- マンション :3階建て以上の共同住宅(鉄筋コンクリート造)
- 戸建て:独立した1棟の住宅
今回は、アパートやマンションそれぞれのメリットやデメリット、特徴などを中心に紹介したいと思います。
このブログをご覧になっている方で、今お住まいをお探しの方はいらっしゃいませんか。ビレッジハウスでは、全国47の都道府県に1,000以上のアパートをご用意しています。このブログを読んだ後は、ぜひ、私たちのホームページもご覧下さいね。
建築材
日本のアパートは、ほとんどが木造か軽量鉄骨造です。どちらも建築費用を安く抑えて、短期間で建築できますが、断熱性や防音性には長けていません。特に木造アパートは、暑い夏や寒い冬は過ごしにくく、隣人の生活音や会話が漏れ聞こえてしまうなど、何かと不便に感じるかもしれません。
ですが、防音対策に使えるちょっとしたDIYを施せば、建物の壁が薄くても、生活音に悩まされることは少なくなります。お子さんがいる方、ミュージシャンとして活動されている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
一方、鉄筋コンクリート造のマンションは、断熱性や防音性はもちろん、耐震性にも優れています。光熱費の節約にもなりますし、地震が来ても心強いですよね。ただし、新築物件の場合は、何らかの事情で建築材のコストが高騰すると、家賃に反映される事があるかもしれません。
階数
一般的に、2~3階建てまでの共同住宅はアパート、3階建て以上の共同住宅はマンションに分類されます。アパートに、エレベーターが設置される事はめったにありません。エレベーターが無い分、家賃や管理費が安く抑えられています。
ですが、マンションとなるとそうはいきません。様々な事情で、高い階層に作られる事が多いマンションは、高さ31m以上になるとエレベーター設置が義務づけられるため、そのコストを補うために、家賃や管理費が高くなる事があります。
断熱性
木造など、断熱性の低い建築材を使っている住まいは、建築材にかかるコストが少ない分、それなりに家賃は安くなります。ですが、夏は暑く、冬は寒くなりがちです。室内の温度を一定に保つには、冷暖房器具が必要不可欠となります。特に、暑い夏や寒い冬は、電気代が嵩みます。断熱性の低い住まいで光熱費を使いすぎる事のないように、エネルギーを効率的に使う方法を知っておくべきです。その方が、光熱費の節約にもなりますし、環境にも良いと思いますよ。
一方、マンションは、鉄筋コンクリートの熱伝導性が良いため、室内の温度が一定に保たれます。電気代の節約はもちろん、コンクリートの密度が高いため、防音効果も期待できますよ。
管理費
築年数の古いアパートでは、エレベーターやロビー、郵便ポストなど必要最低限の設備しか備わっておらず、耐火性や耐震性も十分ではない可能性があります。ですが、十分でないからこそ、安い家賃や管理費で借りる事ができます。
一方、マンションは、防犯カメラやオートロック、エレベーターの完備、共用スペースにおける管理人の常駐など、設備やセキュリティが充実しています。また、外観や内装には、モダンなデザインが施されています。その分、管理費も家賃も高くなりますが、地震や火災、不審者の侵入など、万が一のことを考えれば高くはないですよね。
管理人
アパートには、必要最低限の設備しか備え付けられていないことが多く、管理人も常駐していません。管理コストがそれほど掛からないため、家賃や管理費が安くなります。
一方、マンションは設備が充実しており、共用部分も広々としています。設備や共用部分のメンテナンス・管理は管理人が担ってくれますが、管理にかかる費用は家賃や管理費で賄われます。
アパートやマンションのどちらで暮らすにしても、メリットやデメリットが伴います。希望する条件や予算を踏まえて、どちらがいいか考えてみてはいかがでしょうか。
また他にも、日本で賃貸物件を借りる場合は、多額の初期費用(敷金、礼金、更新料、手数料など)が掛かります。少しでも安く借りるために、ビレッジハウスをはじめ、初期費用が掛からない不動産会社を検討されるのもいいと思いますよ。