3月下旬から6月上旬にかけて、ハウステンボス(長崎)、砺波チューリップ公園(富山)、佐倉チューリップフェスタ(千葉)、かみゆうべつチューリップ公園(北海道)など、全国各地のチューリップ畑が満開を迎えます。
チューリップの原産地はオランダで日本ではないのですが、なぜか日本人はチューリップが大好きなんですよ。
砺波チューリップ公園(富山県)
例年4月下旬から5月上旬にかけて、砺波チューリップ公園では「となみチューリップフェア」が催され、ステージイベントが行われます。富山の県花であるチューリップの名所として知られており、園内には300万本以上のチューリップが咲き誇ります。
チューリップ回廊や園内全体が見渡せるチューリップタワーなど、展示方法に趣向が凝らされており、目の前に広がるチューリップ畑の広さには、思わず圧倒されます。
入場料&アクセス
チューリップフェアの入場券は1300円です。
東京からの日帰りも可能です。東京駅から北陸新幹線に乗車し、新高岡駅で下車して下さい。その後、JR城端線に乗り換えて下さい。15分ほど歩けば、砺波チューリップ公園に着きますよ。東京から最寄り駅の砺波駅までは、約4時間です。
佐倉チューリップフェスタ(佐倉ふるさと広場)(千葉)
例年3月下旬から4月上旬にかけて、佐倉ふるさと広場では、佐倉チューリップフェスタが催されています。
約60万本の色彩豊かなチューリップ(赤、白、黄など)が咲き誇る会場には、フォトスポットがたくさんあります。ですが、ファインダーを通してだけでなく、ぜひご自身の目で、春うららかな日に広がる美しい光景を実感して下さいね。風車小屋は、とても風情があります。
また、観光船での印旛沼遊覧、レンタサイクリング、チューリップの掘り取り、オランダ民族衣装の貸し出し、バンジートランポリンなどのエアー遊具の体験、ストリートオルガンの演奏など、様々なアクティビティが催されています。掘り取ったチューリップは、自宅に持ち帰る事もできますよ!また、会場には、飲食店やキッチンカーも出店しています。
入場料&アクセス
入場料は無料です。
東京からの日帰りも可能です。
東京の日暮里駅から乗車し、最寄り駅の京成佐倉駅で下車して下さい。京成佐倉駅までは、約1時間です。
フェスタの開催期間中は、京成佐倉駅の北口からシャトルバスが運行しています。タクシーなら、最寄駅から会場まで約10分です。
ハウステンボス (長崎)
ハウステンボスは、オランダの街並みを再現したテーマパークです。テーマパークの名前は、オランダに実在する宮殿に由来しています。
3月中旬から4月初旬にかけて、ハウステンボスでは「チューリップフェスティバル」が催されます。風車小屋のあるフラワーロードや花の広場、宮殿周辺、バスチオンなど園内の至る所で、オリジナル品種10万本含む700品種100万本に及ぶチューリップが咲き誇ります。また、夜になると、フラワーロードに咲くチューリップに電飾が飾られ、音楽に合わせて美しく輝きます。
ハウステンボスの見所は、「チューリップフェスティバル」だけではありません。アトラクション、チューリップのアート作品、美味しい食べ物など、様々な魅力にあふれており、一日中楽しめます。
入園料&アクセス
ハウステンボスの入園料(1 Dayパスポート)は7000円です。入園料には、アトラクションの利用料金も含まれています。
JR長崎駅で、快速シーサイドライナーに乗車して下さい。長崎駅からハウステンボス駅までは、約1時間30分です。
かみゆうべつチューリップ公園(北海道東部)
北海道でチューリップを見るなら、紋別郡湧別町のかみゆうべつチューリップ公園なんていかがでしょうか。
例年5月初旬から6月初旬にかけて、園内では「チューリップフェア」が催されています。広大なチューリップ畑に、色鮮やかなチューリップが咲き誇ります。北海道は日本の北部に位置するため、他の地域に比べると、見頃になる時期がやや遅くなっています。
開催期間中は、児童による吹奏楽の演奏や、チューリップの堀り取り販売が実施されています。また、入口の乗り場から園内を周遊する電動バスも運行しています。
入場料&アクセス
入場料は600円です。
公共交通機関でも行けますが、車でのアクセスが便利です。
最寄り駅は、JR石北線遠軽駅です。津軽駅から公園まではタクシーで10分です。
今回は、日本全国のチューリップの名所を紹介しました。
各地で気候が異なるため、チューリップの見頃は地域によって異なります。ですので、例えば3月下旬は長崎のハウステンボスに行って、5月下旬は北海道のかみゆうべつチューリップ公園に行くというように、満開になる時期に合わせて各地を訪れると、何度でもチューリップが楽しむ事ができますよ。