福岡は、日本の南に位置する九州最大の都市です。最近、福岡のビレッジハウスに引っ越したという方はいらっしゃいますか?「福岡」の魅力を知るには、なんといってもグルメが一番です。
福岡の食文化は、諸外国との交易が盛んだったこともあり、海外の食文化の影響を大いに受けてきました。おかげで今は、郷土料理から韓国や中国とのフュージョン料理まで、多様な料理が楽しめます。福岡を知るために、まずは一度、福岡で何か食べてみてはいかがでしょうか。
博多ラーメン
博多ラーメン(豚骨ラーメン)は、福岡発祥グルメの中で最も高い人気を誇ります。国内はもちろん、世界的にも人気がある食べ物です。
博多ラーメンの出汁は、豚の骨から取ります。豚の骨をゼラチン状になるまで約12時間煮込むと、独特の香りが漂い、濃い味わいが楽しめます。できれば、麺は固めの物を選びましょう。でないと、すぐに麺がスープでふやけて柔らかくなり、伸びてしまいますからね。麺の固さは、お好みで調節できます(「バリ」「カタ」)。また、大盛を食べるのであれば、麺を二回に分けてもらいましょう(替え玉)。少しずつ食べる事で、麺が伸びずに済みますよ。細い麺に、クリーミーに濃厚なスープが絡み、美味しく食べる事ができます。チャーシュー、煮卵、ネギ、海苔、メンマを乗せて食べて下さいね。そういえば、有名な「一蘭」のラーメンは、博多ラーメンでしたよね。
他に、「長浜ラーメン」も有名です。同じとんこつベースで、博多発祥ではありますが、博多ラーメンと違い、あっさりとした味わいが特徴です。
辛子明太子
福岡といえば、辛子明太子(唐辛子の調味液で、スケトウダラの魚卵を加工したもの)が有名ですよね。第二次世界大戦後、釜山からの輸入がきっかけで、博多市をはじめ福岡全体で広く食べられるようになりました。
辛子明太子といえば、あの独特のプチプチとした食感がなんとも美味しいですよね。白米と一緒に食べると、より美味しく食べられます。オムライス、クリームパスタ、うどん、焼酎やビールなどにもよく合います。福岡土産、贈答品として渡しても喜ばれると思いますよ。
もつ鍋
博多では、寒くなると「もつ鍋」がよく食卓に登場します。
鍋に、牛や豚の内臓(もつ)、ニラ、キャベツ、もやし、しょうゆ、唐辛子、ニンニク、味噌を入れて、煮込んで食べます。濃厚な味わいで、九州の焼酎ともよく合いますよ。
「もつ」には、コラーゲンやビタミンBが多く含まれており、栄養価が高い事で知られています。ですが実際は、食べられる事が少なく、廃棄される事がほとんどです。そのような食材を有効に活用し、美味しく調理する「もつ鍋」は、サステナブルな料理として、最近、大きな注目を集めています。
最後は、ちゃんぽん麺やご飯を入れて、スープと一緒に食べるといいですよ。
水炊き
水炊きは、関西・九州発祥の鍋料理です。鶏肉を丸ごと煮込んだスープの中に、季節の野菜、ネギ、豆腐、キノコなどを一緒に煮込んで食べます。煮込んだ具材からは、出汁やうまみ成分(コラーゲン)が染み出て、素朴で優しい味わいが楽しめます。また、具材をポン酢に浸して食べると、さっぱりとした味わいになりますよ。最後は、ご飯や麺を入れて、スープと一緒に食べるといいですよ。
あまおう
あまおうは、日本の福岡県糸島市で栽培されている苺です。「あまい」「おいしい」「まるい」「うまい」の頭文字をとって、「あまおう」と名付けられました。糸島市は気候が温暖で、美味しい苺が育つ事で知られています。苺は約300品種存在しますが、あまおうの美味しさは格別です。
苺自体は、明治時代より栽培されていますが、あまおうは近年(2002年)に開発された品種です。スイーツ(クリスマスケーキ、大福など)を飾るフルーツに使われることが多く、贈答品としても非常に重宝されています。
苺は、冬ならではの食べ物です。1月5日は、いちごの日として親しまれています。ぜひ食べてみて下さいね。
福岡には、美味しい食べ物、綺麗な景色、穏やかな気候、整備された交通網など、世界的に暮らしやすい生活環境が整っています。旅行や移住など、目的は何であれ、ぜひ一度足を運んでみる事をお勧めします。その際、福岡ならではのグルメもぜひ忘れずに食べてみて下さいね。
福岡への引っ越しをお考えでしょうか?でしたら、ぜひ私たちの賃貸物件をぜひご覧下さいね。