桜が散ったら、綺麗な花が楽しめなくなるなんてがっかりしないで下さい!4月中旬から5月中旬にかけて、藤が咲いて見頃を迎えますからね!
日本の庭園や公園は、庭掃除やお手入れがしっかりと行き届いています。世界的に有名な藤園もそうですが、いつ訪れても美しい花が咲き、私たちの目を楽しませてくれます。時間がある時に、近所の公園に足を運んでみましょう。綺麗な藤が見れるかもしれませんよ!
今回は、世界的にも有名な「あしかがフラワーパーク」をはじめ、知る人ぞ知る名所まで、全国の藤園を紹介したいと思います。
曼荼羅寺公園(愛知)
愛知で藤を見るなら、名古屋市の北部にある江南市がお勧めです。
「曼茶羅寺公園」内には、約60本もの12種類の色鮮やかな藤が咲き誇ります。他の観光地に比べると観光客が少ないので、ゆったりと見れますよ。
アクセス
名鉄犬山線「江南」駅で降りて下さい。その後、名鉄バスに乗り換えて、「曼荼羅寺」で下車して下さい。
〒483-8336 愛知県江南市前飛保町寺町202
あしかがフラワーパーク(栃木)
「あしかがフラワーパーク」は、藤の名所として、世界的に高く評価されています。白藤のトンネル、きばな藤のトンネル、樹齢160年を超える600畳敷の藤棚を持つ大藤など、園内の藤は350本以上に及びます!薄紅、紫、白、黄色の順で、藤の花が満開を迎えるそうですよ。
また、「大藤まつり」の開催期間中は、夕方から藤棚のライトアップが実施されています。藤ソフトクリームや藤を題材にした土産物もチェックしてみて下さいね。
「あしかがフラワーパーク」は、東京から日帰りで楽しめます。入園料は、シーズンや開花状況に応じて変動します(大人料金:400円~1800円)。
アクセス
東京からは、電車で約90分です。
東京駅から新幹線で小山駅まで行きます。小山駅でJR両毛線に乗り換え、JRあしかがフラワーパーク駅で下車して下さい。
交通費は4,060円です。少しでも電車賃を節約したい人には、新幹線以外の手段をお勧めします。
〒329-4216 栃木県足利市迫間町607
白井大町藤公園(兵庫)
兵庫にも、藤の名所がありますよ!白井大町藤公園は、朝来市にあり、京都との県境に位置します。園内の敷地面積は、7000㎡に及びます。
斜面に植えられている満開の水仙(4月頃)やピンク、白、紫色の藤の花(5月頃)が緑の山並みによく映えて、絶景が楽しめます。
ただし今は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、一時的に閉鎖されています。開園状況は、こちらでご確認下さい。
アクセス
入園料は500円です。
車でのアクセスをお勧めします。ただし、電車でのアクセスも可能です。JR山陰本線またはJR播但線の和田山駅で下車して下さい。駅前からは、タクシーやバスを利用して下さいね。タクシーで12分、バスで30分です。
〒669-5220 兵庫県朝来市和田山町白井1008
天王川公園(愛知)
曼陀羅寺公園もいいですが、藤棚で有名な天王川公園もお勧めです。「丸池」の水面に映る藤の花の眺めが美しく、趣があります。
「藤まつり」の開催期間中は、夜店の出店や藤棚のライトアップが実施されています。ぜひ一度、訪れてみて下さいね。
アクセス
入場料は無料です。
名鉄「名鉄名古屋駅」から乗車し、「津島駅」で下車して下さい。駅から徒歩20分です。
〒496-0853 愛知県津島市宮川町1
河内藤園(福岡)
河内藤園は、日本随一の藤園です。4月中旬になると満開に咲き誇ります。
ハイライトは、全長100mに及ぶ二つの藤の花のトンネルです。
頂上からは見晴らしがよく、大藤棚が絨毯のように広がる様子が見られます。
気候が温暖な福岡では、他の地域より一足早く開花がみられます!河内藤園でなら、一足先に藤が楽しめるかもしれませんね。
アクセス
開花状況によって、入場料が異なります(500円~1500円)。
入場には、事前予約が必要です。
〒805-0045北九州市八幡東区河内2-2-48
白毫寺(兵庫)
兵庫県の藤の名所といえば、白毫寺も有名です。京都の県境の丹波市に位置しています。奈良にも同じ名前のお寺があるので、間違えないようにして下さいね。
毎年五月初旬になると、「九尺ふじまつり」が開催されます。藤棚から垂れ下がる長さ120cmの花房や藤棚のライトアップを見に、全国各地から大勢の観光客が訪れます。
アクセス
JR福知山線「市島駅」で下車して下さい。駅前からはタクシーで8分です。
〒669-4334 兵庫県丹波市市島町白毫寺709
今回は、愛知、栃木、兵庫、福岡の主な藤の名所を紹介しました。
藤の名所は、他にもたくさんあります。ぜひ訪れてみて下さいね。