日本といえば、活気のある都会や豊かな文化遺産だけでなく、山に囲まれた広大な土地・透き通るような川や湖・野生動物が暮らす海・のどかな農園など、素晴らしい景観でも知られています。特に、田舎で見られる「棚田」は絵画のように美しく、一見の価値があります。全国の至る所で見る事ができますよ。今回は、日本有数の美しい棚田を5つ紹介したいと思います。ぜひご覧下さい。(ちなみに、ビレッジハウスは日本全国に1,000以上の物件をご用意しています。ぜひご覧下さいね。)
白米千枚田
「白米千枚田」(石川県輪島市)は、日本海に面した斜面に約1,000枚の小さな田んぼが連なる棚田です。稲穂の色鮮やかな緑と水面が光る景観はタペストリーのように美しく、見ごたえがあります。その情景を写真に収めようと、世界各地から写真家が訪れるほどです。そうそう、世界農業遺産にも登録されているんですよ。
また、収穫期(8月から9月)になると稲穂が黄金に輝き、冬になると辺り一面が雪で覆われるなど、季節ごとに異なる景観が見られるのも魅力です。
ちなみに、棚田を見るなら夕暮れ時がお勧めです。棚田全体が赤く染まり、なんとも美しい光景が楽しめますよ。
御田植祭
毎年、田植えの時期になると、農作業の工程を演じ、豊作を祈る「御田植祭」が全国各地で催されます。その中でも、特に211年から毎年6月14日に大阪の住吉大社で催されている「御田植神事」が有名です。当日は、色鮮やかな衣装に身を包んだ女性たちが、お囃子に合わせて、田んぼで舞を披露し、早苗を植えます。また、赤い飾幕で着飾られた神牛による代掻きなど、昔ながらの耕作も見る事ができますよ。
星峠の棚田
星峠の棚田(新潟県十日町市)には、美しい山並みを背景に、絵葉書のような美しい景観が広がります。特に、日没や日の入り時には、棚田が琥珀色やオレンジ色・ピンク色やライラック色に輝き、息をのむ美しさで見応えがあります。また、田んぼに水が張られる6月から11月にかけては、周囲の景色や青空が写り込む「水鏡」の状態を写真に収める写真家の姿も見かけます。
このような光景はそうそう見る事ができませんよ。ぜひ、お見逃しなく。
丸山千枚田
長い歴史を誇る「丸山千枚田」(三重県熊野市西部)には、約1,340枚もの棚田(国内最大級)が連なります。
鴨川大山千枚田
鴨山大山千枚田(千葉県南部、房総半島)は、素晴らしい景観が楽しめる日本屈指の棚田です。毎年、10月から1月にかけて、ライトアップイベント(「棚田のあかり」)が催されています。辺り一帯がLEDライトで彩られ、幻想的な雰囲気が楽しめますよ。
棚田を訪れてみよう
四季ごとに異なる景観が楽しめる棚田は、まさに自然と人が織りなした絶景です。日本の豊かな文化遺産と素晴らしい自然景観を楽しみたい方は、これらの棚田を訪れてみてはいかがでしょうか。「お田植祭を観覧した」「棚田を見て感動した」「棚田の静けさに浸る」など、日本ならではの忘れられない素晴らしい思い出ができると思いますよ。
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