静岡県は降雨量が多く、富士山があるおかげでミネラルが豊富な土壌にも恵まれています。意欲のある農家も多く、まさに日本有数の農業都市といえるでしょう。
今回は、新鮮なみかん、わさび、お茶、駿河湾でしか獲れない桜エビなど、静岡の美味しい食べ物を紹介したいと思います。静岡にあるビレッジハウスで暮らしている、または近々訪れる予定があり、美味しい物に目がない方は、ぜひご覧下さいね!
1. お茶
静岡は、世界的に有名なお茶の産地です。日本で生産されているお茶の約40%が、静岡で生産されています。様々な種類の茶葉が育てられており、種類に応じて、茶摘み体験や試飲会、お茶のツアーが多数開催されています。
静岡の名産品であるお茶は、1200年ほど前に中国の僧侶が静岡に持ち込んだ事をきっかけに、広く親しまれるようになりました。静岡の土壌には、ミネラル分が多く含まれているため、煎茶、深蒸し茶、ほうじ茶など、茶葉を育てるには申し分のない環境だったようです。
また、茶畑の景観も素晴らしく、見ごたえがあります。試飲会はもちろんですが、ぜひ茶畑にも足を運んでみて下さい!例えば、牧之原市と島田市にまたがる広大な茶畑の「牧之原台地」なんてどうでしょうか。また、台地の周辺には、お茶について学べるミュージアムやお茶屋があります。平坦な道が続くので、自転車を借りて、台地周辺を散策してみるのもいいかもしれませんね。
2. みかん
静岡で味わってほしい物といえば、なんといってもみかんです。みかんの原産地は中国ですが、静岡のみかんは絶品です。冬になると、食べ頃を迎えます。ジューシーで甘酸っぱい味わいが楽しめますよ。
みかんは、冬にぴったりの食べ物です。寒い時期に不足しがちなビタミンが豊富に含まれています。みかんを食べれば、免疫力を高めて、風邪を予防する事ができますよ。手に取りやすい大きさで、味も美味しいので、やみつきになります。そうそう、静岡はみかんの収穫量で全国一を誇るそうですよ。
みかんと言えば伊東市です!みかんを食べたい人は、農園がある伊東市を訪れてみてはいかがでしょうか。広大な敷地で、みかん狩りが楽しめますよ。伊東市は他にも、温泉が有名です。冬は、温泉に入って、みかんを食べるなんて楽しそうですね。
3. わさび
世界中で食べられているわさびのほとんどが、静岡ならではの肥沃な土壌と、志ある農家の人々に支えられています。
静岡県北部の有東木地区は、わさび栽培の発祥の地として知られています。1600年頃、自生していたわさびを湧水地に植え替え、繁殖に成功した事をきっかけに、有東木地区でのみ栽培が許されるようになりました。しかしその後、伊豆地域にも栽培方法が伝わった事を皮切りに、全国的に栽培されるようになったと伝えられています。
わさびには、ビタミン、カルシウム、カリウムが豊富に含まれており、豊かな風味が楽しめます。「わさびの栽培方法を知りたい」「世界一のわさびを食べたい」なんて方は、有東木地区や桴場のわさび田をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
4. 桜えび
桜えびは、駿河湾と台湾でしかとれない珍しい小エビです。春から秋にかけて漁獲された後、日本全国に出荷されます。食べると、口の中でとろけるような食感が楽しめますよ。
駿河湾の近くに立ち寄る事があれば、ぜひ獲れたての生えびを食べてみて下さいね!地元のレストランや屋台で売っていると思います。生の桜えびは、静岡でしか食べることが出来ません。ぜひ、食べてみて下さいね!
5. 富士宮やきそば
静岡は、富士宮やきそばの発祥の地です。静岡ならではの焼きそばで、キャベツ、にんじん、肉などの具材を油で炒めて、麺を蒸した後に、麺と具材を合わせて焼いて作ります。モチモチとした独独の食感が楽しめますよ。
食糧不足に陥った戦後の日本では、安価に作れる焼きそばが重宝されました。以来、日本人の食生活にも浸透し、静岡でも広く食べられるようになったそうです。
富士宮やきそばは、地元で愛されている静岡ならではのグルメです。富士宮市に行く機会があれば、ぜひ食べてみて下さいね。
今回は、静岡で食べてほしい美味しい食べ物を紹介しました。ですが、ここで紹介した食べ物は、あくまでもほんの一部です。他にもたくさんありますので、色々試してみて下さいね。
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