水が豊かな日本では、華厳の滝、白糸の滝、ター滝など、名だたる滝が数多く存在します。水資源に恵まれ、崖が多く存在する地形だからこそ、滝が多いのも頷けます。
落差が激しい高所から流れ落ちる滝は、なんとも圧巻です。滝を眺めるだけで、活力がみなぎります。
滝の近辺には、ハイキングトレイル、お寺や神社など、観光名所が点在しています。観光がてら、辺りを散策するのも楽しそうですね!
華厳の滝(栃木)
落差100mに及ぶ華厳の滝は、日本を代表する滝の一つです。日本有数の景勝地である日光国立公園にあり、日本三大名瀑(那智の滝(和歌山)、袋田の滝(茨城)華厳の滝(栃木))にも選ばれています。華厳の滝には、中禅寺湖の湖水が流れており、頂上から滝つぼまでの落差は100mあります。
滝に近い観爆台(※有料。観覧料金は570円)や明智平展望台からは、雄大な景色が一望できます。エレベーターやロープウェイで向かいましょう。ぜひご覧くださいね!
秋(10月~11月初旬)になると、滝を囲む山々が紅葉で美しく彩られます。
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アクセス
バス停「中禅寺温泉」からは、徒歩4分です。JR日光駅または東武日光駅からは、バスで約50分です。
白糸の滝(静岡県富士宮市)
白糸の滝は、富士箱根伊豆国立公園(富士山南西麓)に位置しています。幅150mで、滝100選にも選ばれている名瀑です。流れる滝がまるで長い絹の糸のように見える事から、「白糸の滝」と呼ばれるようになりました。
白糸の滝には、富士山の雪解け水が流れています。滝を見に行くのであれば、雪が解ける夏や、滝周辺の木々が紅葉で色づく秋に訪れるといいかもしれませんね。
もしスケジュールに余裕があれば、富士山や音止の滝にも足を運んでみましょう。どちらも一日で足りると思いますよ。
アクセス
JR富士宮駅から、バスに乗車して下さい。乗車時間は約30分、運賃は630円です。東京駅からは、JR富士宮駅行きの直通バスが運行しています。
浄蓮の滝(静岡県伊豆半島)
日本が誇る名瀑の一つで、天城山がある伊豆半島湯ヶ島にあります。頂上から滝つぼまでの落差は、約25mあります。
滝周辺では、湿気が多く涼しいため、わさびの栽培が盛んです。わさび丼やわさびアイスクリームなど、ご当地ならではの食べ物も楽しめますよ。
滝を見た後は、わさびアイスを食べながら、わさび畑を眺めてみてはいかがでしょうか!
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アクセス
修繕寺駅(伊豆箱根鉄道)より、東海バスで40分です。「浄蓮の滝」で下車して下さいね。
那智の滝(和歌山県紀伊半島)
熊野古道のランドマークである那智の滝は、日本を代表する名瀑です。頂上から滝つぼまでの落差は133mで、日本一の落差を誇ります。
また、青岸渡寺や熊野那智大社と同様、巡礼の札所としても知られており、毎年多くの観光客が訪れます。また、那智の滝が写る写真には、必ずと言っていいほど三重塔が一緒に写っていますが、この三重塔も見どころの一つです。
大門坂から熊野那智大社までの道は、歩きやすいように整備されています。また、那智の滝を訪れる際は、勝浦の温泉街にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。和歌山への移住をお考えでしょうか。でしたら、ぜひ和歌山の賃貸物件もご覧くださいね!
アクセス
きのくに線「紀伊勝浦駅」もしくは「那智駅」からバスが運行しています。所要時間は約20~30分です。
ター滝(沖縄県国頭郡)
沖縄では、あちこちで滝が見られます。中でも、日本有数の景勝地であるやんばる国立公園にあり、平南川上流に位置する「ター滝」が最も有名です。
付近には、全長2.5kmに及ぶハイキングトレイルがあります。大きな段差は多くありませんが、足元が不安定になりがちです。崖もあるので、ターザンロープを事前に準備してから、ハイキングに臨むようにしましょう。
沖縄の滝の特徴は、大きな滝つぼがある事です。もちろん、ター滝にもあります。滝つぼで泳がなくても、滝の全景を眺めたり、滝付近の生き物や虫、ジャングルのような森を観察するだけでも十分に楽しめますよ。
もし機会があれば、国頭村にある「比地大滝」も訪れてみてくださいね。辺りには、全長3kmに及ぶハイキングトレイルがあります。他に、「ピナイサーラの滝」、西表島の「クーラの滝」なども有名です。
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ター滝の看板に沿って道なりに進むと、右手に駐車場があります。ぜひ、車で行ってみて下さいね。
今回は、日本の主な名瀑を紹介しました。ただし、ここで紹介した滝の滝つぼには、入らないようにしましょう。大きすぎて、泳ぐには少し危険です。泳ぎたければ、もう少し小さな滝の方がいいかもしれませんね。もちろん、ここで紹介した滝以外にも、日本にはたくさんの滝が存在します。自分で調べて、ぜひ訪れてみてくださいね。