秋は、自然を楽しむにはぴったりの季節です。少し肌寒いものの、快晴が続き、気持ちよく過ごせます。紅葉がとても綺麗で、私たちの目を楽しませてくれます。この時期、紅葉狩りを楽しむ人出が多くなるのも分かりますよね。
ハイキングや散策は、心身に健康をもたらします。自宅近くの山に散策に行く、少し遠出してみるなど、どこかへ出掛ける事はとてもいい事だと思います。これを機に、外へ出て、身体を動かしてみてはいかがでしょうか。
今回は、秋に訪れたい日本のハイキングスポットを紹介したいと思います。ぜひご覧下さいね。
鋸山(千葉)
千葉にある有名な山といえば、鋸山(標高329m)ではないでしょうか。安房地域の鋸南町と富津市の境に位置しています。露出した岩肌や山の形状が鋸の歯のように見える事から、「鋸山」と呼ばれるようになりました。
鋸山といえば、山の中腹部(日本寺の境内)にある大仏も有名です。1783年に花崗岩で作られた大仏は、なんと日本最大の高さ(31.5m)を誇るそうですよ。
頂上へ向かうには、約1時間半かけて長い階段を上るか、もしくはロープウェイで上がるか、どちらかしかありません。ほとんどの人が、ロープウェイで山頂付近まで上がり、そこから散策を始めるそうです。山頂には、待合所、売店、食堂などがあり、食事も楽しめます。
東京から鋸山までは、約1時間です。東京の近くで、ハイキングが楽しめる場所をお探しなら、鋸山なんていかがでしょうか。機会があれば、ぜひ訪れてみて下さいね。
大山(神奈川)
東京に近い有名なハイキングスポットといえば、大山(標高1,600m)ではないでしょうか。山内には、静かで落ち着いた雰囲気が漂います。
秋になると、辺り一帯が赤や黄色に染まり、見事な紅葉が楽しめます。また、山岳信仰の聖地としても知られているので、パワースポット巡りも楽しめますよ。
山内には、ケーブルカーが運行しています。頂上の駅まで3カ所の乗車駅があるので、登れそうにないなと思う場所は、あえてケーブルカーで乗り越してしまうといいかもしれませんね。ここからなら登れそうだと思ったら、途中の駅で降りるといいですよ。阿夫利神社へ行く時は、ぜひ利用しましょう。
山頂へ行くには、4~5時間ほどかかります。コースがいくつかあるので、好きなコースで登ってみましょう。道中は階段が多いので、多少疲れるかと思いますが、それもまたいい思い出になると思いますよ!
尾瀬ヶ原(福島)
尾瀬ヶ原(標高1,400m)は、尾瀬国立公園内に位置するユニークなハイキングエリアです。両端には、至仏山や燧ケ岳が聳え立っています。福島県有数の紅葉スポットとして知られており、秋になると辺りの草原が色鮮やかに染まります。初心者向きのコースから、上級者向きの長いコースまで、様々なコースが楽しめます。
湿地帯には、広い「木道」が敷設されているので、湿原や池を横断する事ができます。歩いていると、まるで別の惑星にいるかのような気分になりますよ。
谷川岳
ハイキングを楽しみたい人には、谷川岳(標高1,977m)もお勧めです。新潟と群馬の県境に位置しています。
谷川岳は、「死の山」と言われるぐらい、遭難で命を落とす人が多い事で知られています。ですが、夏から初秋にかけて、ルートを選べば、安全かつ快適にハイキングが楽しめます。例えば、土合駅からのルートなんてお勧めです。初心者にも登りやすく、難易度が低いので、日帰りで楽しむ事ができますよ。
ハイキングではなく、紅葉を楽しみたい方は、ロープウェイを利用してみてはいかがでしょうか。山間に広がる紅葉は、なんとも見ごたえがあります。紅葉を見に行くなら、10月頃がお勧めです。
那須岳(栃木)
那須連峰は、日光国立公園の北東部に位置する火山群(茶臼岳、三本槍岳、茶臼岳、朝日岳、南月山、黒尾谷岳)です。中でも茶臼岳(那須岳)は、ハイキングの名所として知られており、初心者から上級者まで楽しめます。
山内にはロープウェイが運行しているので、それで山頂まで行く事ができます。山頂に着いたら、噴火口付近を散策したり、関東平野を一望してみてはいかがでしょうか。紅葉と火山のコントラストがなんとも綺麗です。紅葉を見に行くなら、10月初旬~10月中旬がお勧めですよ。
今回は、秋に訪れてほしいハイキングスポットを紹介しました。
山でなくても、お住まいの近くには紅葉が楽しめる場所があるはずです。これを機に、外に出て、あちこち散策してみましょう!もし、なければ、自然が豊かなエリアに引っ越しされてみてはいかがでしょうか?静岡、長野、九州、関西にも、有名なハイキングスポットがたくさんありますよ。
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楽しいハイキングになりますように!