旅をすればわかると思うのですが、必ず、どの国にもその国、地域ならではの特産品があります。自分にはさほど珍しくもなんともない建物、動物が、旅行者から珍しがられることもあるでしょう。特に食べ物はそうです。どの町、州、国にも、ご当地の料理、食べ物があります。
日本も例外ではありません。日本人にとってはさほど珍しくありませんが、日本の魚介、野菜、お菓子が、世界の旅行者から珍しがられることも少なくありません。できるだけ、食べごろも把握しておくようにしましょう。自分たちが美味しく食べるためでもありますが、把握しておくと旅行者にも喜ばれます。
海から食料を調達する
日本は島国です。ですから、魚介類のほとんどを海から調達しているということは、想像に難くありません。しかし、海からそのまま運ぶには、魚が重すぎるため、加工することがほとんどです。日本では、タイ、メカジキ、ブリ、マグロなど、さまざまな種類の魚を食べることができます。他にも、川魚であるワカサギ、うなぎ、サーモンも食べることができます。
日本人は、タコ、イカなど軟体動物を食べる習慣があります。また、ウニ、貝も好んで食べ、さまざまな調理法で調理されています。世界からはあまり好ましく思われていませんが、鯨を食べることもあるそうです。このように日本人は、島国という環境にうまく適応して、生活を営んできたのです。
肉料理
日本には、食用の動物を育てるために適した広大な土地はそれほど多くありません。育てられている動物は主に、豚、鶏が中心です。全国どこでも育てることができます。田舎では、鹿を食用として育てている地域もあります。
牛も飼育されていますが、飼育されている場所は限られています。また、産出量も限られているため、自然と取引価格も高騰します。中でも有名な牛は神戸牛です。レストランで神戸牛を注文すると、あまりのお値段にびっくりしますが、一級品であるためとても美味しく、幸せな気持ちになります。特別なお肉を食べてみたいという場合には、専門店で探してみてください。ただしそれなりの肉には、それなりのお値段が設定されています。
野菜と果物
日本では、さまざまな野菜を、さまざまな場所で入手することができます。例えば、道端の小さな小屋で野菜が売られていることもあります。小屋の外には、野菜と箱が置いてあります。野菜と引き換えに、野菜の代金を箱に入れるというシステムです。
それから、地元の農家が育てた野菜を売っているファーマーズマーケットも全国で開催されています。ただし、果物は売られていません。スーパーマーケットで入手してください。スーパーマーケットには果物がたくさんありますが、どの果物も高いです。特に、イチゴ、パイナップル、リンゴは高いですが、日本で育てられた果物はとても甘く、美味しいと評判です。
外食する
たまには、地元のお店で外食したいと思うときもあります。地元のお店といっても、美味しくて、自分の家から近いレストランに行きたいと考える人が多いのではないでしょうか。住んでいる地域にもよりますが、以前食べたものと同じ味つけのものが食べたいと思っていても、同じ料理なのに味付けが異なるということもあります。例えば東京でいうと、同じラーメンはラーメンでも、町田でラーメンを食べた場合と、新宿でラーメンを食べた場合では、味付けが全く違います。ラーメンだけでなく、どんぶり、カレー、とんかつ、スープにも同じことが言えます。
もし、事前に伝えておいたほうがいい情報があれば、レストランのスタッフにあらかじめ伝えるようにしましょう。また、料理を注文する前には、メニューをよく読むようにしてください。
日本では、食事を作る場合は出汁を取ることがほとんどです。出汁ですが肉から取ることが多く、一見料理に肉が入っていなくても実は入っているという場合も多々あります。野菜でだしをとることもありますが、メニューには野菜ベースの出汁かどうか、明言されていることはほとんどありません。よくわからないときは、注文しない方がいいでしょう。日本食は、栄養バランスがとてもいいと言われています。肉、野菜、スープ、米、果物から、まんべんなく栄養をとるようにしましょう。
よく日本では、食べ物が袋で小分けにされています。大人が食べるのに適した量で、一袋でおなかがいっぱいになります。しかし、日本で売られている食べ物には、添加物がたくさん入っているものもあります。特に、コンビニで売られている弁当、揚げ物がそうです。
揚げ物、弁当の値段を低価格に設定しているため、つい購入してしまいます。確かにコンビニ弁当、揚げ物は、手軽で安いというメリットがありますが、頻繁に食べるのは控えるようにしましょう。
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日本に行く=痩せる神話
日本に行けば、何の苦労もなく、すぐに痩せることができると考えている人がいますが、それは全くの誤解です。確かに、世界の国々と比べると、体重、健康面に問題がない人が多いと思います。しかしそもそも、食べ物のサイズ等ライフスタイルの規格が小さく、したがって日本人の体重も少ないのです。また日本人は、健康に気を使って、できるだけ口に入れるものは体に良いものを選ぶようにしています。ほとんどのアイテムの規格は、欧州等のサイズ規格よりも小さいのです。
実際のところ、日本食は非常に油っぽく、高カロリーです。しかし、食べる量を調節することで、健康な体を維持することができます。また、日本人は、普段からウォーキングを心がけ、毎日アクティブに過ごすように心がけています。これで、体重の増加を抑えています。だから、目にした日本食を、すべて食べるという考えはやめてください。食べたからといって、痩せることはありません。
一般的に、自分の国で作られている食べ物を摂取することが、ダイエットへの近道です。幸い日本では、さまざまな国の料理が食べられます。それらは現地の人たちからも評判が良く、人気のお店として有名になるお店もたくさんあります。
結局、普段から自分の食事内容を把握しておき、バランスのとれた食事をとることが一番です。健康的な生活は、既成の弁当、レストランで食事をとることでも、簡単におくることができます。そしてそれは同時に、日本で作られている食べ物を摂取出来ている事になるのです。