日本での住宅費・公共料金
日本への移住を夢見る方で、公共料金のことを真っ先に思い浮かべる方はあまりいらっしゃらないでしょう。アパート探しも、あまりにもたくさんの選択肢があって選ぶのにストレスがたまります。そこで様々な疑問が思い浮かぶでしょう。どこに引っ越せばいいのか?家賃はいくら払えばいいのか?礼金って何?これらのニーズがある方は、ビレッジハウスのサイトへどうぞ。お部屋探しのすべてをサポートいたします。こちらのリンクをご覧ください。
住む場所が決まれば、公共料金を支払うようになるのは時間の問題です。電気代はいつまでも先延ばしにはできません。光熱費の払い方がわからなくて電気や水道が止まってしまった!という残念な状況は避けたいですよね。
さて、日本での公共料金に関する手続きは、諸外国とは若干異なる場合があります。お支払いを始めるには、市役所に行かなければならないこともあります。しかし、ほとんどのことがそうであるように、一見複雑に見えることでも、いくつかのコツを覚えればずっと簡単になります。この記事をお読みになれば、日本での公共料金の払い方について知るべきことはすべてお分かりになるはずです。
日本での公共料金の払い方
日本で支払うことになる公共料金のほとんどは、世界のどこの国と変わりません。その中でも、電気代と水道代は、必ずと言っていいほどかかるものです。
日本ではすべての家庭でガスが使われているわけではありませんが、アパートでガスが使われている場合は、ガス代を支払わなければなりません。共用部分があるアパートを借りている方は、管理費を払わなければならない場合もあります。では、これらの費用について一つずつご説明しましょう。
日本での電気料金の支払いについて
日本では、市役所に住所を届け出ることになっています。ですので、新居の賃貸物件に引っ越された後は、市役所に行って諸々の身元情報を提出することになります。この手続きはとても簡単ですが、1〜2時間かかることがあります。
市役所でご住所を登録されると、公共料金の対象となるサービスの開始手続きが行われます。通常は、地域を管轄する電力会社の担当者が電気メーターのチェックに来るはずです。それからは毎月、電気料金請求書が郵送されます。
日本では電力は民間会社が扱っているので、自分の住んでいる地域でどの会社がサービスを提供しているのかを確認するのが賢明でしょう。競争のため電力会社によって異なる料金を設定しているので、契約する前にじっくりと検討しましょう。
プランを選択すると、毎月請求書が送付されます。希望すれば、請求書を自動で銀行振り込みにすることもできます。これは便利ですし、電気代を払い忘れるかもしれない方にとっては最適なオプションでしょう。
多くの方は電気代を払うのに、銀行自動振替ではなく、手動での支払い方法を選びます。これは、自分の出費を把握するのに良い方法です。請求書を近所のコンビニに持って行き、そこで支払うことができます。
支払いはごく短時間で完了します。代わりの方法として、公共料金の請求書を最寄りの郵便局に持っていくこともできますが、この場合はもう少し時間がかかります。とはいえ、手続きは簡単です。これで、日本での電気料金の払い方をお分かりいただけたと思います。
水道料金の支払い
水道料金も電気料金と同じように扱われます。これもまた市役所でお引越し先の住所を届け出た後に、ご利用を開始できます。担当者が水道メーターをチェックした後に、月々の使用量に基づいて請求されます。料金は自動で支払うことも、ご自分でお支払いになることも可能です。
電気やガスと違い、日本の水道は公共事業です。つまり、民間企業がそれぞれ異なる料金を提示しているわけではありません。もちろん、住民にとっては、料金が統一されているという点では楽です。
日本での公共料金事情:ガス料金の支払い
どのようなアパートを選んでも、水道代と電気代は支払わなければなりません。しかし、ガス代は必ずしも払う必要はありません。日本の多くの新築住宅は、すべての設備を電気で動かすように設計されています。裏を返せば、日本では電気代を払わない手はないのです。
しかし、古いお家やアパートではまだガスが使われています。その場合は、お引越し先を届け出る際に市役所から教えてもらえます。この場合も、ガス会社の担当者が検針のために訪れて来て、それから月々の料金を支払うことになります。
支払い方法としては、口座引き落とし、または店頭でのお支払いをお選びになれます。支払い方法をすべての公共料金について統一することをお勧めします。そうすることで、それらを一括で支払うことができるので、どれか一つを払い忘れる心配がありません。
日本の住宅費事情:管理費とは?
日本での生活でよくかかる費用のひとつに、「管理費」があります。これは、毎月の家賃とは別に支払わなければならないメンテナンスサービスの費用です。管理費は、廊下や駐輪場などの共用部分の清掃に支払われます。
お手頃な価格の住宅であれば、管理費は数千円程度が一般的です。しかし、高級住宅では、より高額な管理費を支払うことになるのが通常です。残念ながら、これは高級住宅に住むための条件なのです。日本での賃貸生活をご検討の方は、家賃に加え、管理費を考慮に入れて予算を組むとよいでしょう。
節約と公共料金の削減
公共料金を節約するには、アパートをより環境に配慮したものにするのが効果的です。生活空間をより持続可能でエネルギー効率の良いものにする努力をしましょう。その方法については、弊社サイトでご案内しています。リンクはこちらです。
この記事をご覧になって、日本での住宅費・公共料金の支払い方法について、ご不安が解消されれば幸いです。
ご幸運をお祈りします。