日本には、世界の中でも特に素晴らしい食べ物がいくつかあります。しかし、だからといって日本人が欧米系のレストランに足を運ばず、食べないというわけではありません。今回は、日本で営業している欧米系レストランについて紹介したいと思います。
日本には、世界の中でも特に素晴らしい食べ物がいくつかあります。日本人が普段から食べている料理を作るには、時間や手間がかかりますが、人って時々いつもとは違う物を食べてみたくなるものですよね。同じ魚、牛肉、鶏肉に飽きてしまったことはありませんか?普段食べていないような物をどうしても食べたくなる時ってありますよね。
日本にも他国と同じように、多くの欧米系のレストラン、ファミリーレストランが進出してきました。ほとんどのレストランが、現地と同じメニューや接客方法を採用しています。ですが、お店の名称だけが現地と同じで、中身は日本の昔ながらのファミリーレストランというレストランもあります。
今回は、日本で営業している欧米系のファミリーレストランやファストフード店について紹介します。また、現地と日本で異なる点についてもお話ししたいと思います。
McDonald’s
マクドナルドはほぼ全世界に出店しているので、マクドナルドが欧米のレストランだと聞いても驚く人はそういないでしょう。マクドナルドは、日本で最も知名度がある欧米のレストランです。日本全国で出店しており、高いサービス基準はもちろん、世界中で求められる他の基準も全て満たしています。商品は、広告写真と全く同じ物が出てきますし、大概、作り立てすぐのハンバーガーを食べる事ができます。
日本マクドナルドのユニークな点は、一年を通して限定のハンバーガーやメニューを告知発表しているという点です。季節の商品(桜ドリンク、スイーツ、ハンバーガーなど)など、同じ商品が告知発表されることもあります。ハロウィーンに発売されるチョコレートフライなどもそうです。また、日本でしか買えない、日本限定のハンバーガーもあり、一年を通して不定期に告知発表しています。日本マクドナルドが今度はどういったプロモーションを展開するのか、いつも興味深く見ています。
Burger King
ファストフード店であるバーガーキングも、米国のバーガーキングのインテリア、メニューをほぼ変えることなく、日本に進出しました。欧米流の美学を日本に持ち込み、店舗の内装は同じ物を採用しています。ですが、メニューだけは米国と少し異なります。バーガーキングは、カスタマーサービスがほぼ同じレベルであることから、マクドナルドを同じ位置づけにしていますが、マクドナルドほど熱心にプロモーションを行っていません。ですが、例えば、中国暦が変わったタイミングで赤いハンバーガーを期間限定で販売するなど、私たちの興味を引く限定商品を販売しています。他にも、限定のランチメニューを出して労働者をサポートする事で、仕事で忙しい顧客層を獲得していました。他社に比べると日本での出店数は少ないかもしれませんが、日本で母国の味を食べたくなった時には、バーガーキングへ行ってみましょう。
KFC
KCFも、日本人にとって代表的な欧米系レストランです。ずっと昔から日本にあるレストランで、日本人にはおなじみです。価格帯は日本の方が少し高めに設定されていますが、メニューの内容は米国とほぼ同じ内容です。
日本のKFCでの主力商品は、KFCクリスマスセットです。毎年、KFCのチキンが入ったバケットを買うために何時間も列に並ぶ人々の姿を見かけます。どの店舗にもカーネルおじさんの像が設置されていますが、イベントに合わせて季節のコスチュームやサムライの鎧が着せられます。レシピ自体は、米国と同じ物を使っています。ですので、味も同じです。KFCは日本全国でたくさん出店しているので、いつでも好きな時にKFCのフライドチキンを食べることができますよ。
Carl’s Jr.
日本の欧米系レストランの中でも、ここは米国の店とのメニューに違いがありません。日本のカールスジュニアでは、米国と全く同じメニューを採用し、同じ材料を使っています。そのため、日本では、値段が高く設定されています。米国のカールスジュニアに行けば、ハンバーガーを8ドルで食べることができますが、日本で食べるのであれば1,200円かかります。というのも、カールスジュニアでは、肉は全て牛肉を使っているからです。他の肉は一切使っていません。それが原因で日本では値段が高くなってしまうのですが、味やサービスのクオリティはやはり素晴らしいと思います。日本の主要都市に何店か出店していますが、東京の秋葉原など、人通りの多い場所に出店している事が多いようです。
Shake Shack
ハンバーガーのファストフード店であるシェイクシャックも、米国のスタイルをそのまま日本に持ち込んでいます。米国と全く同じ材料、メニューを提供しています。米国に比べると、日本のお値段は少し高めに設定されていますが、味は同じです。日本全国に何店舗か出店していますが、出店している店舗のほとんどは東京にあります。街の中心部に近いエリアで出店していますよ。シェイクシャックに行く事で、カリフォルニアのレストランで食べているような雰囲気を楽しみたいという日本人もいます。
そういう人達は、休暇でカリフォルニアを訪れた時には、シェイクシャックへ行く事が多いようですよ。
Taco Bell
タコべルは、最近、日本に進出した欧米系のレストランです。ここ数年で、出店数を伸ばしています。日本人の間でも認知度が大きくなりました。日本のタコベルは米国と似ているのですが、少し違う所もあります。確かに、店舗の内装の雰囲気やインテリアは似ています。ですが、メニューの内容が少し違います。例えば、1ドルで食べることができるお得なメニューは、日本にはありませんし、米国にあるメニューの多くが日本では食べる事ができません。しかし、タコベルの人気商品は売っていますし、定番メニューのブリトーやタコスも食べる事ができます。ただ、日本で設定されている値段と米国のそれとは、大きく異なります。日本では、米国よりはるかに高い値段で提供されていて、例えばサイドのブリトーとドリンクを注文すれば、1,000円(10ドル)になってしまいます。母国のタコベルが懐かしくなったら、寄ってみるのもいいでしょうが、ここで定期的に食べるのであれば、財布に大きな痛手となるでしょう。日本での出店数は少ないですが、そのほとんどが東京にあります。そのうちの2店舗は渋谷にありますよ。
Outback Steakhouse
日本で、米国のチェーン店の看板を見ることができるなんて面白いですね。店舗の内装は、米国と全く同じです。日本ではご飯が添えられたりしますが、米国で出されているメニューと同じ物を食べる事ができます。定番のメニューに、ご飯とスープが添えられていない所が興味深い所です。定番のパスタやポテトなども食べる事ができます。こちらのアウトバック・ステーキハウスでは、日本で期待する高いクオリティのサービスを受ける事ができます。東京や首都圏の主要都市で出店しています。アウトバック・ステーキハウスを贔屓するファンは沢山いるようですが、レストランチェーンとしてそれほどニーズがあるというわけではないようです。
T.G.I.Fridays
日本で欧米系のレストランといえば、T.G.I.Fridaysを思い浮かべる人が一番多いのではないでしょうか。多くの日本人が、よく利用しています。日本のT.G.I.Fridaysでは、米国と全く同じメニュー、味を提供しています。値段設定やサービス、レストランの内装や従業員のユニフォーム、そしてバーがある所も同じです。日本で、典型的なアメリカのファミリーレストランを体験してみたいのであれば、ぜひ行ってみて下さい。日本の主要都市で出店しています。街中探せば、すぐに見つかると思いますよ。T.G.I. Fridaysの看板を目印に探してみてくださいね。
Denny’s
デニーズは、店名だけ見ると欧米系のレストランのように見えます。確かに日本人のオーナーが名称を買い取ったのですが、全く別物です。店舗の内装、従業員の制服、レストランの種類は同じなのですが、中身は日本のファミリーレストランです。ハンバーグステーキ、カレー、丼もの、サイドメニューなど、他店で食べられる物はなんでもデニーズでも食べる事ができます。グランド・スラム朝食を期待して行くと、がっかりするかもしれません。日本でデニーズは人気があります。出店エリアは全国に広がっており、主にファミリー世帯が多い郊外の地域にあります。
日本には色んなレストランがありますが、ピザハット、ドミノピザ、In-n-Out Burger、スターバックスなど、欧米系のレストランは大きな成功を収めています。日本に進出して成功したいレストランチェーンは、他にも沢山あります。次はどんなレストランが日本へ進出し、成功するのでしょうね。