新居に引っ越した後は、スムーズに生活を始めることができます。しかし生活するうちに、排水溝の詰まり、小さな傷ができてしまうことが多いでしょう。そのような場合にはオーナーに連絡して、すぐに直してもらうことが多いのですが、大したダメージでない場合には自分で解決することもできます。
排水溝をこまめにチェックする
流し台や浴室の排水溝のフィルターにはゴミがたまります。ゴミが掃除されないまま水道や風呂を使い続けていると、排水溝が詰まる原因になると言われています。排水溝を詰まらせないようにするには、日頃からフィルターをこまめに掃除しておくべきです。そこで、ドラッグストアーに行き、掃除するためのアイテムを買いに行きましょう。そのほとんどが手頃な価格帯で、しかもてきめんに効果があります。詰まりがひどい場合には、業者を呼ぶことも一つの手です。
トイレも同じく、排水管を詰まらせないようにするためには、日頃から掃除しておくことが必要です。こちらの掃除用具もドラッグストアーで入手することができます。ドラッグストアーが近くに無い場合には、家庭にある白酢や重曹を使ってみてください。それできれいに汚れがとれます。しかし、仮にフィルターを掃除しても水の出が悪いという場合も多々あると思います。そんなときには専用の道具を使ってみましょう。それでも問題が解決しない場合は、オーナーに連絡して専門業者を手配してもらいましょう。
カビや汚れを取り除く
生活していると、部屋はすぐに汚くなります。壁紙の変色もそうですが、わかりやすい例でいうと浴室がそうです。浴室が水でぬれ、それを放置しておくと、そこにカビが発生します。発生したカビを落とすのは至難の業です。カビが発生した場合には、近くのドラッグストアーでカビを落とす洗剤を買いましょう。それである程度汚れやカビを落とすことができます。もし近くにドラッグストアーがない場合は、家庭にある重曹や白酢で代用し、浴室を綺麗にすることができます。
同様に、台所にも同じことが言えます。コンロ台、壁に付着した油汚れ、食べ物のかすを放置しておくと汚れが取りづらくなります。業者を呼ぶのもひとつの手ですが、まずは汚れを落とすスプレーやスポンジで汚れを拭き取ってみましょう。スプレーをふきかけたあとには、数分放置してください。そうすることで、壁に付着した油汚れに洗剤浸透し、汚れが取れやすくなります。 洗濯機も、日頃から掃除しておくようにしましょう。臭い、汚れ、カビを発生させないためには、ドラッグストアー等で見かける洗剤、白酢と重曹を割ったものでこまめに掃除しておくことが必要です。
傷を修繕する
言うまでもないですが、まずはできるだけ部屋をきれいに使うようにしましょう。部屋が汚く使われたり、適切な方法で使われないということを快く思わないオーナーがほとんどです。そうはいっても、同じ場所に長く住んでいれば、小さな傷やトラブルが発生するものです。木のフローリングの床で生活していれば、傷もつくことでしょう。もし、小さな傷、浅い傷が床についた場合には、床と同じ色の塗料を塗ることが多いようです。肉眼で見えるレベルの小さな傷であれば、傷を目立たたなくすることができます。100円ショップやデパートに行けば、そのような塗料を入手することができます。 一方で、深い傷を修繕することはそう簡単ではありません。しかし傷が深くても、修理パッチを貼るなど目立たなくする方法はあります。ただしパッチを使用することで、傷は目立たなくなりますが、修繕したことが一目でわかってしまいます。ですので、付いた傷が深ければ深いほど、専門家に任せるようにしましょう。
部屋を丁寧に使う
部屋を丁寧に使うためには、あらかじめ何らかの対策をたてておくことが大切です。例えば、椅子の足を保護するアイテムを買う、壁を保護するアイテムを買うなど自分自身でできることはあります。このような予防策を講じることで、食べかすや油汚れの飛び散りや床の傷を防ぐことができます。また、アイテム自体を自由に動かすことができれば、さまざまな場所で傷や汚れを事前に防ぐことができるというメリットもあります。
また、柔らかい布をドアの足元に置くと、ドアの開閉時に傷がつくことを防ぐことができます。こうすることで、修理費用がかかるリスクを減らすことができます。部屋の飾りつけ、おしゃれなインテリアを楽しむ前に、まずはいかに傷をつけないようにするかを考えるようにしてください。自分の好きなインテリアで部屋を飾りつけるのは楽しいかもしれませんが、不必要に物を置くと、移動させるときに傷がついてしまうこともあります。傷がついてしまった場合は、インターネットで修繕する方法を探してみてください。
ただし、自分で傷を修繕することで、状態が以前よりも悪化してしまう場合もあります。つけてしまった傷を隠そうとしたことが、後で大変な事態を招く事になる場合もあるので気をつけましょう。この記事で読んだ情報やインターネットで見つけた情報を駆使すれば、オーナーから修理代として請求される費用を抑えることができるかもしれません。しかし何よりも、できるだけ傷をつけないように、引っ越してきた時と同じ状態を保つようにすることをお勧めします。