アパート探しは、あなたを悩ます大きなストレスになるかもしれません。予算に合う物件を延々と探したりしていませんか。自分の希望する物件に出会うまでには、かなりの時間を要する事もあります。ここでは、アパートなど 住む場所を探すにあたって 知っておくべきことについて、いくつか紹介したいと思います。
余分にお金を準備しておく
生活するなら、日本はいい国です。しかし、アパート探しをしているうちに、少し気になる点が出てきます。それは、想定外の費用が請求されるということです。それらは 礼金、火災保険、保守費用などです。契約書を見て、びっくりしてしまうこともあるかもしれません。それに、引っ越し先の市町村から請求される市民税という税金があります。引っ越し先によっては、独自の税金を課しているところもあります。契約書には注意深く目を通して、引っ越し先の市町村が課す税金についてもよく確認するようにしましょう。そうしないと、思っていたよりも多くの金額が必要となることになります。
物件の下見をする
貸し出された部屋については、たくさん写真が掲載されています。中には、実際のアパートメントの様子をYouTubeで紹介している仲介業者もいます。確かに、それでも部屋の様子は確認することはできますが、やはり実際に部屋を訪れて、自分の目で確認するほうが良いのではないかと思います。動画や写真では見えなかった箇所や、見落としてしまいがちな場所があるかもしれません。仲介業者に、実際に部屋を下見できるかどうかを尋ねてみてください。もし断られたとしたら、他の仲介業者にお願いしてみることをお勧めします。中には、いわくつきの物件を勧めてくる業者がいるかもしれません。ですので、できるだけ自衛するようにしましょう。
仲介業者のサービスを利用する
賃貸物件に住んでいる人は、ほとんど日本語以外の語学を話すことができません。友達、ガールフレンド、ボーイフレンド、あるいはあなた自身が日本語に長けているというのでなければ、日本語を話せる誰かの力を借りる必要があります。業者に頼めば、オーナーや仲介業者との交渉がスムーズに運び、頭を悩まさなくてもすむと思います。最近では、外国人にもっと自分たちの物件を借りてもらおうと、英語を話すスタッフを雇う企業の数も多くなってきました。
そこでは 少なくとも一人のスタッフが、希望条件にあった物件が見つかるよう、サポートしてくれます。しかし、彼らのサポートを受けると、一か月分に相当する仲介手数料をとられることがあります。その代わり、日本では、日系企業または日本人が住居の保証人になることが求められますが その時に彼らが代わりに保証人になってくれることもあります。とても良いサービスなのですが、諸経費の手数料に加えて保証人の費用もとられることになってしまい、余計に費用がかさみます。
間取り図を確認する
どのアパートも、基本的には似たような間取りになっています。アパートにもよりますが、大きく違っている部分もあれば、それほど変わりのない部分もあります。部屋の間取りは、できるだけしっかりと確認するようにしてください。特に、部屋を探す上で、どうしても譲れないという部分がある人は、十分に部屋の様子を観察するようにしましょう。バスタブがある物件を希望していても、中にはシャワーしかないという部屋もあります。洗濯機を部屋の中に置きたいと思っていても、洗濯機を置くための設備(洗濯パン)がないという場合もあります。こういったことは見落とすはずがないと思われがちですが、自分の希望をあれもこれもと考えていると、ついつい うっかりしてしまう事があるので注意して下さい。
周辺環境を調べる
アパートの周辺環境は、物件を探す時の大きなポイントになります。特に、駅までの距離がそうです。これは、その物件の賃料を左右する大きなポイントになります。電車の通勤時間(朝)、旅行に行くときの便利さなどが変わってくるので、事前に調べておきましょう。また、利便性も賃料を左右するポイントです。コンビニ、スーパーマーケットが周辺にあるかどうかによっても、大きく変わってきます。こういった事情も考慮して、物件を探すようにしてみましょう。
さまざまな物件を見てみる
あなたが住むことができる場所は、たくさんあります。地域ひとつとっても、さまざまな選択肢があります。職場の近く、または人気の高いエリアに絞って、物件を探すというのもいいかもしれません。しかし出来るなら 必ず他のエリアも見てみるようにしましょう。最終的には、自分が希望するエリアから少し離れている地域も視野にいれて考えてみてもいいかもしれません。通勤するにあたって、職場からの距離が離れてしまうのは不便です。しかし、その代わり、自分の予算に合うお気に入りの物件を見つけれる可能性が高くなります。特定のエリアにこだわり続けると、うまく見つけれずに、最終的には、他のエリアより はるかに高い家賃を払わざる得なくなる場合もあります。このように、ちょっと都心部から離れたエリアに住むだけで税金を安く抑えることができたり、他の街へ行くのもかえって便利だったりします。
時間をかけて、自分の希望する条件を考え直して。ちょっと下げてみましょう。さまざまな角度から考え直してみることで、自分が住みたいと思えるアパートを見つけることができると思います。希望するエリアにこだわらず、自分の希望する条件と現実を見ながら、物件を探してみましょう。そうすれば、すぐに良い物件が見つかると思います。