「同棲におすすめの間取りが知りたい」「物件を探す際に気を付ける点は?」など、同棲するなら、お互いが暮らしやすいと思える間取りの物件を選びたいですよね。
そこで本記事では、同棲向けの間取りや状況に合わせた物件の選び方について紹介します。ぜひ、同棲する物件を探す際の参考にして下さい。
ビレッジハウスでは日本全国に、1LDKや2DK、2LDKなどの物件を多数取り揃えています。家賃もリーズナブルな価格で提供しているので、ぜひウェブサイトをチェックしてみてくださいね。
同棲におすすめの間取り
同棲におすすめする間取りは、1LDK・2DK・2LDKです。それぞれの間取りのメリットやデメリットを紹介します。
1LDK
1部屋とダイニングリビング(8畳以上)の間取りが1LDKとなります。広いダイニングが特徴で、ソファやテレビ、ダイニングテーブルが置ける間取りです。
1LDKのメリットは、居室が1つなので必然的に2人で過ごす時間が増えます。また、居室が2つある2LDKと比較すると家賃が安く抑えられるため、1人あたりの家賃負担が少なくなります。
1LDKのデメリットは、1人の時間が取りにくい点です。同じ部屋で過ごすことが多い1LDKでは、スペースが限られているため友人を呼びづらいデメリットも。また、お互いの生活リズムが異なる場合、起床や就寝のタイミングが違うので相手に気を遣う必要があります。
1LDKの間取りが向いているカップルは、お互いの生活リズムがあまり変わらず、パートナーとの時間を長くとりたい方におすすめです。
2DK
2部屋とダイニングが6~10畳未満の間取りを2DKといいます。ダイニングキッチンでは、食器棚やコンパクトなダイニングテーブルが置けます。
2DKのメリットは、お互いの自室が持てることです。生活リズムが違っていても、自室があれば迷惑がかかりません。トータルの広さは1LDKと変わりませんが、1LDKよりも家賃が安く抑えられるのもメリットといえるでしょう。
一方で、2DKのデメリットは築年数が古い点が挙げられます。1980年代に流行った2DKは、和室が多く内装も古い印象が目立ちます。また、1LDKと比べるとダイニングのスペースが狭くなることも。
2DKの間取りが向いているのは、生活リズムにズレがあり、安い家賃でお互いの自室を持ちたいと考えているカップルにおすすめです。
2LDK
2部屋とダイニングリビングが10畳以上ある間取りが2LDKです。リビングスペースが広いため、大き目のダイニングテーブルやソファなどを置いてもゆったりしています。
2LDKは築浅や新築物件であることが多く、設備が充実している物件で暮らせる点がメリットです。お互いの自室ができるため、テレワーク中でも相手に迷惑を掛けません。また、部屋全体が広い分2人暮らしでもゆったりと過ごせるでしょう。
なお2LDKのデメリットは、1LDKや2DKと比べて圧倒的に家賃が高くなってしまいます。また、部屋が広い分、別々の部屋で過ごすと電気代も高くなりがちです。
2LDKの部屋が向いているのは、設備や住み心地を重視しているカップルです。新築や築浅の物件では、セキュリティが完備されておりグレードが高い設備が整っています。また、2LDKを希望したいけど家賃を抑えたいカップルは、郊外エリアを探してみるのもおすすめです。
お互いの生活リズムを配慮する
同棲する物件を選ぶ際、お互いの生活リズムを考慮することが大切なポイントです。例えば、片方の帰宅時間が常に遅い場合は、お互いの通勤・通学先の中間地点ではなく、遅い方に合わせてエリアを選ぶのも良いでしょう。
また、就寝時間や起床時間が異なる場合は、ダブルベッドではなくシングルベッドを2台配置する方が良い場合もあります。同棲する物件選びにおける選択肢は、2人の生活リズムに応じて、お互いが暮らしやすいように考慮しましょう。
自分の部屋で1人の時間も大切に過ごす
同棲を始めると、一緒に多くの時間を過ごすことになります。しかし、たまには自分だけの時間も欲しいという意見も少なくありません。
また、カップルであっても、お互いの視線が気になると感じる方もいます。これからの将来も考えるのであれば、1人でリラックスできるスペースを作れる間取りを検討するのも良いでしょう。
キッチンスペースや設備を考慮する
キッチンスペースはそれぞれの使用頻度や使い方によって、どのような部分を重視するのか意見が異なる場合もあるでしょう。
例えば、キッチンスペースが広く収納が充実しているところを重視したいと思っていても、パートナーはキッチンより家賃や設備、インテリアを重視するケースも。
また、システムキッチンがよかったけど、パートナーは広さがあるキッチンを希望しているなど、意見の食い違いとなることも珍しくありません。
特に、料理が好きな方にとってはキッチンの重要度は高まります。2人で暮らすからこそ、お互いの好みを考慮しつつ、譲れる点やこだわりたい内容などを確認しておくことが大切です。
ソファをリビングに置くならLDKを選択する
リビングで寛ぐのにソファは置く場合は、広いスペースが確保できるLDKを選択しましょう。それでは、部屋の広さによって適しているソファを紹介します。
- 10畳前後のリビングでは、2~2.5人掛けのソファがおすすめです。また設置場所によっては「奥行き」のサイズも考慮する必要があります。
- 12~14畳のリビングでは、2.5~3人掛けのソファのレイアウトが可能です。大きいサイズのソファが置ける広さなので、インテリアコーディネートの自由度が高くなるでしょう。
- 14畳のリビングでは2.5~3.5人掛け、またはL字タイプの大型ソファのレイアウトができます。奥行もゆったりとした寛げるソファサイズなので、来客があっても問題ありません。
2人分の収納スペースの目安は2畳分
2人分の収納はいったいどのくらい必要なのだろうか?と考えている方もいるでしょう。一般的に1人あたり1畳分の広さが目安といわれています。そのため、2人なら2畳分確保すると良いですね。
ただし、衣類だけでなく身の回りの日用品や、それぞれの私物などの荷物もあります。1人暮らしであれば、収納しきれない荷物は居室においても問題ありませんが、2人暮らしになるとそうはいきません。
まずは、必要なものを見極めてモノを減らすという方法を実践してみてください。それでも収納しきれない場合は、収納家具を増やすのもひとつの方法です。
大きな家具を設置すると、部屋が狭くなる点がデメリットともいえます。しかし、家具で部屋を間仕切りしたりプライベートな空間を作ったりするなど、配置を工夫して素敵なスペースを作るのも良いでしょう。
同棲する前に暮らし方について話し合おう
同棲をする物件を決める前に、部屋の使い方や暮らし方について話し合うことが大切です。お互いがどう過ごしたいのか以下のような内容を共有することで、どんな間取りが良いのか判断しやすくなります。
- 寝室は一緒にするのか
- 個室は必要か
- 友人を招きたいのか
- 家具家電は何をもっていくのか
- 結婚を前提とした同棲なのか など
一緒に寝るなら1LDKで良いですし、お互いの生活リズムが合わない場合は2部屋必要です。また、リビングの広さは家賃を抑えたいならDKタイプ、余裕があるならLDKタイプの物件が良いでしょう。
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。