値上がりが頻繁に行われる昨今ですが、食費、光熱費、サブスク代、被服代、外食代、飲食代(カフェ、バーなど)を削り、節約に励む人が多くなりました。
今回は、家計簿の使い方について紹介したいと思います。パソコン(エクセルシート)やノートを使って、家計簿を付けてみましょう。日々の支出を見直し、節約に取り組んでみてはいかがでしょうか。家計に余裕が出て来るかもしれませんよ。
家計簿って?
家計簿は、1904年に日本で初めて、「羽仁もと子」さん(日本人の新聞記者)によって創案されました。お金を「何に」「どれくらい」使っているかを把握する事ができます。家計を見直したい時は、家計簿を見返してみましょう。
家計簿を使えば、
- 支出総額
- 節約できる項目
- 節約できる金額
- 現在の所持金
が明らかになります。出費の出どころを知りたい時に役立ちますよ。
物やサービスを購入する時は、購入したい商品やそのサービスが「幸せな気持ちにさせてくれるか」「役に立つか」「品質が良く快適に使えるかどうか」「買う事であなたの目的が果たせるのか」をじっくり考えてみる事が大切です。
家計簿をつける時に、購入時の事を思い出しながら、あなたの家計にぴったりな節約方法を模索してみましょう。
家計簿の使い方
家計簿をつける最初の1〜2週間は、順調にいく事が多いものの、その後はモチベーションが続かず、三日坊主で終わるなんて事もあります。「続ける」という事が意外と難しいんですよね。
家計簿をつける時は、ペンとノートを使う事をお勧めします。小さなメモ帳とペンなら、肌身離さず持ち歩けるので、その日の支出をその場ですぐにメモできます。方法がシンプルであればあるほど、習慣にしやすいですし、長続きします。この方法が重宝されるわけですね。
また、「お金に関する事を日記に書く」「メモをする時間を決める」という方法ななんて方法もいいかもしれませんね。人によっては、この方がしっくりくるかもしれません。
では、さっそく家計簿を付けてみましょう。支出項目は以下のように4つに分けておいて下さいね。
- 固定費:生活に必要な出費(家賃、光熱費、水道代、食費など)
- 娯楽費:生活必需品に当たらない娯楽にかかる出費(外食、新しい洋服など)
- 教養娯楽費:(本、音楽、コンサート、映画など)
- 特別費:急な出費 (歯医者などの医療費、車やスマホの修理代など)
節約のコツ
月末は、必ず家計簿に目を通しましょう。支出欄に目を通して、出費が多い項目を把握しておくといいですよ。そして、家計簿を見ながら、どこを節約しようか考えたり、長期的な貯蓄目標を立ててみましょう。
節約は、自分にできる範囲で取り組みましょう。「節約したいひと月の金額」を目標に掲げる人もいますが、うまくいくとは限りません。急な出費が多い時もありますものね。そんな時は、買って失敗したと思う物を書き出してみましょう。すると、購入に至った動機や経緯が見えてきます。家計簿を付ける事で、収入や支出をより具体的に把握する事ができます。こうやって、無駄な出費を減らす事が、節約への近道といえるでしょう。
特に家賃は、家計で大きな割合を占めます。まずは、家賃を見直してみてはいかがでしょうか。ビレッジハウスでは、お手頃な価格で住まいをご用意しています。
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家計簿を活用して、目標を実現
家計簿の意義は、支出の傾向を把握し、お金の使い方を見直す事にあります。生活を切り詰め、必要最低限の物だけで暮らす事を節約とはいいません。削れるところは削り、無駄な支出を抑える事を節約といいます。お金の使い方を見直し、節約する習慣を身につける事で、貯金が増え、生活の質が向上します。例えば、引っ越しや車など、人生の節目で大きなお金を使う事がありますよね。その時に備えて、普段から節約に努め、貯蓄に励む事が大切ではないでしょうか。
ノートとペン
家計簿はノートとペンさえあればいつでも始められます。真新しい家計簿帳でやってみたい人は、市販の家計簿帳を購入するといいでしょう。家計管理に特化しているので、項目別に支出を管理でき、とても便利です。また、インターネットでも出来ます。無料のテンプレートがあり、使いやすいですよ。
エクセルを活用する
家計を管理する際には、エクセルシートが一般的に用いられています。
支出の予想額を4つの項目に分け、月ごとの支出を算出し、把握します。
エクセルやテンプレートは印刷して使うようにすれば、その都度手書きで書き込む事ができます。こうすると無理なく続けられ、節約を意識してお金が使える気がしますね。
家計簿を活用する事で、家計へのモチベーションや意識が大きく変わります。あなたがやりやすい方法で続けてみましょう。きっと節約がうまくいきますよ!頑張って下さいね!