「玄関」のある家に住むのは初めてですか?初めてだと、玄関でどう振舞えばいいのか戸惑うのではないでしょうか?今回は、玄関でのマナーや用意しておきたい物について紹介したいと思います!
世界中の現代のアパートの多くは似たり寄ったりですが、日本には顕著な違いがあります。それが「玄関」です。日本の住宅やアパートに引っ越してきて、ドアを開けて最初に目に入る場所が「玄関」です。
玄関では靴を脱ぎます。日本で室内に入る場合は、靴を脱いで、玄関に置いて下さい。日本人は、室内では靴を履きません。母国では、室内でも靴を履いて生活するのが普通ですが、日本で住むのであれば、日本の「靴を脱ぐ」という慣習に従う方がいいかもしれません。
日本では、室内で靴を履く=不作法、汚いと考えられています。ですので、室内で靴を履く姿を見られてしまうと、人間関係にヒビが入りかねません。それに、室内(特に畳の上)で靴を履くと、床に傷を付け床自体を損傷させてしまう事もあります。修理費を請求されてしまいますよ。
「靴を脱ぐ」慣習のある国に住んだ事がないのであれば、「玄関」にいてもどうしたらいいか戸惑ってしまうかもしれませんよね。靴を脱ぐ以外に、守るべきマナーはあるの?玄関に準備しておくべきアイテムは何?など。心配ご無用!私達が、全て説明しましょう。
清潔に保つ
玄関は、家に入ると最初に目に付く場所なので、清潔に保つ事が重要です。外で付いた靴の泥は、帰宅後必ず落とすようにして下さい。玄関の床は、室内の床材と異なり、大抵セメント、タイルで作られています。
玄関は、野外と室内の境界でもあるため、汚れや埃を掃除しやすい床材が使用されています。少なくとも1週間に1回は掃除するようにしましょう。アロマディフューザーやスプレーを使って、玄関が臭わないようにするのもいいですね。
靴の収納
玄関は、靴を脱いだり履いたりする場所であり、靴の収納場所でもあります。最初から靴の収納キャビネットや棚が備え付いているアパートもあります。もし付いていなければ、棚やキャビネットを買い足してもいいでしょう。その時は、靴の寸法や形を考慮して買って下さいね。
ブーツを収納したいのであれば、細長い物を収納できるタイプの物を買うといいでしょう。収納する物に応じて、棚を調節してくださいね。もし玄関が狭いのであれば、いつも履く靴だけを収納して、他の靴は違う場所に保管するといいでしょう。キャビネットや棚の収納に余裕があるのであれば、そこに 靴磨き剤やブラシを入れる箱を保管してもいいですね。
玄関に必ず用意しておきたい物
靴の他にも、玄関で保管しておきたい物があります。それは傘です。傘を玄関に置いておけば、外出する時に便利です。もし、玄関にスペースに余裕があるのであれば、傘を入れるスタンドを置くといいでしょう。玄関が狭いのであれば、傘を掛ける小さなラックを準備しておきましょう。玄関に、お客さん用のスリッパを用意しておくのもいいですね。
日本では、来客用のスリッパを用意しておく事がマナーだと考えられています。あなたの自宅にスリッパがなければ、侮られてしまうかもしれません。それから、玄関には靴ベラも用意しておきましょう。あなた自身は靴を履くのにさほど苦労しなくても、靴ベラを必要とする年配の方が訪ねてくるかもしれませんからね。
その他
玄関の広さにもよりますが、靴より大きな物の保管もできます。例えば、玄関が広ければ、自転車が収納できます。人が通る邪魔にならないように、自転車を置くラックを壁に設置するといいでしょう。それに、外出時に、急いでいると忘れがちな時計、鍵を入れておく皿も置いておくのもいいですね。装飾品などを使って、玄関の見栄えを良くする事も可能ですよ。 小さな植物を1~2鉢育てて飾ってみるのもいいかもしれませんね!