日本の不動産会社や家主に支払う家賃には、光熱費が含まれていません。基本的に、水道・ガス・電気などの光熱に関する契約や(引っ越しをする場合は)住所変更、解約の手続きは、すべて自分で済ませる必要があります。また、解約を申し出ない限り、契約は自動的に更新されます。
ガス会社、電力会社、水道局
入居者が契約する電力会社は、お住まいの地域、お住まいのアパートによって異なります。
日本の主な電力会社、ガス会社、水道局は、以下のとおりです。
電力会社(民営企業が運営しています)
- 東京電力
- 関西電力
- 東北電力
- 北海道電力
- 九州電力
ガス会社(民営企業が運営しています)
- 東京電力
- 関西電力
- 東北電力
- 北海道電力
- 九州電力
水道局 (地方自治体が運営しています)
- 東京都水道局
- 大阪市水道局
- 福岡市水道局
賃貸契約を済ませた後に、家主や不動産会社から、電力会社とガス会社について説明があります。ビレッジハウスでは、賃貸物件の紹介はもちろん、引っ越しのサポートも行っています。ガス会社、電力会社との契約手続きに関して、何か分からないことがあれば、何でもお尋ね下さいね。
手続きは余裕をもって済ませておく
解約、契約の手続きは、ホームページ、郵送、電話のいずれかの方法で行います。引っ越しが決まったら、引っ越し当日の1~2週間前までに、住所変更に必要な手続きを済ませておきましょう。また、解約に関する手続きも済ませておきましょう。手続きが間に合わず開始日が遅れたり、遅延金を払うなんて事はしたくないですよね。また、日本では3月から4月にかけて引っ越しが多くなるため、新規契約、住所変更、解約などの申請が混みあう事が十分予想されます。この時期は避けて、手続きを済ませるといいかもしれませんね。
オンラインでの申請
近年、様々な企業が事務手続きの簡略化、対応の迅速化に取り組んでいます。もちろん電力会社やガス会社などもその例に漏れません。住所変更や解約の手続きは、オンラインで申請する事ができます。(ただし、企業によって異なる場合があります。)詳しくは、各社のホームページをご覧下さい。
解約する際に必要な情報は、以下のとおりです。
- 氏名
- 現住所
- マイナンバー
- 退去日
- 新住所
- 銀行口座・・・変更した場合は、変更後の口座情報を入力しましょう。光熱費、解約日に精算した電力料金やガス料金は、変更後の口座から引き落としされます。
請求書
請求書は、郵送で手元に届きます。コンビニで支払う事もできますが、最近は、口座振替や銀行振込で支払う事もできるようになりました。
新しく登録した住所が間違っていると、請求書があなたの手元に届きません。ですので、住所は間違えのないように入力して下さいね。
支払い
支払い方法は、a)コンビニ払い(現金)b) 銀行振込c) 口座振替などから選べます。企業にもよりますが、ApplePayやLINEPayなどの電子決済も可能です。
支払いが遅れると、遅延金が発生します。遅延金を払いたくはないですよね。また、返金されないなんて事も避けたいですよね。そのためにも、必ず口座情報は更新しておきましょう。
閉栓作業
退去日に、ガス会社から委託された作業員が閉栓を行います。その際、入居者の立ち会いが必要な場合があります。ですので、ガス会社には必ず退去予定日を伝えておいて下さいね。
最後に
何度も言いますが、日本の不動産会社や家主に支払う家賃には、光熱費が含まれていません。基本的に、水道・ガス・電気などの光熱に関する契約、(引っ越しをする場合は)住所変更、解約の手続きは、すべて自分で行う必要があります。何か分からない事があれば、電力会社やガス会社の公式ホームページで調べてみましょう。また、ビレッジハウスでは、住まいの紹介はもちろん、引っ越しのサポートも行っています。ビレッジハウスとの契約を済ませた方はいらっしゃいませんか。光熱に関する事はもちろん、引っ越しに関する事で何か分からない事があれば、何でもお尋ね下さいね。