自宅には、できるだけ菌を持ち込みたくないですよね。ですが、家の中を完全に消毒することはできません。今回は、消毒の際にお勧めしたいクリーナーから、掃除で見落としがちな場所まで、自宅を消毒する時のポイントをまとめました。
頻繁に触る小物類に注意する
消毒する場所と言えば、まずはカウンターやドアノブが思い浮かぶかもしれません。もちろんそこもすべきですが、自分が触っている小物類にも、意外と菌はたくさん付着しています。テレビのリモコン、電話、タブレット、パソコンなど、毎日使用している物にはまずウイルスやバクテリアが付着していると考えていいでしょう!ですので、時々消毒するようにして下さいね。特に最近は、コロナウイルスが流行しています。外出先から帰宅したら、外で使った電子製品はすぐに必ず消毒しましょう。除菌シートが電子製品の故障の原因になる事を心配をしている人は、電子製品専用の除菌シートがありますので、ぜひそれを使って下さいね。
表面にダメージを与えないように気を付ける
消毒液の中には、表面にダメージを与える物もあります。家電や電子製品、木製の家具を消毒する時は、漂白剤は使わないようにしましょう。また、大理石のカウンターを消毒する時は、市販のクリーナーは避け、大理石専用のクリーナーを使う事をお勧めします。このように、家の中を消毒する時は、殺菌効果が高いのはもちろんですが、物自体へのダメージが少ない多目的クリーナーを買うようにして下さいね。
頻繁に触る場所は必ず消毒する
ドアノブ、電気のスイッチ、キャビネットや家電の取っ手、ボタンなど、頻繁に触る場所があれば、そこには必ずウイルスが付着していると考えていいでしょう。特に、電気のスイッチは、意外と見落としがちです。頻繁に触る場所は、全て定期的に消毒するようにして下さいね。ドアノブだけを消毒しても意味がありませんからね。それから、宅配業者やお客さんなど、家族以外の人が触る玄関ドアの取っ手は、特にしっかり消毒しておきましょう。
台所は念入りに消毒する
食中毒を防ぐには、台所を清潔に保ち、消毒を怠らない事が大切です。夕食後の皿洗いが終わったら、台所用のスポンジを電子レンジに数分入れて殺菌して下さい。それから、アルコール消毒液をカウンターにスプレーして、10分間なじませた後スプレーを拭き取って、カウンターの菌を殺菌して下さい。汚れた箇所はすぐに消毒する癖をつけておけば、台所を清潔に保ち続ける事ができますよ。生肉、卵などバクテリアが発生しやすい食べ物を触った手で別の物を触る時は、必ずその前にきちんと手を洗って下さい。
浴室も消毒する
浴室の湿気が多いと、カビが発生しやすくなります。シャワーとバスタブも掃除して、カビを防ぎましょう。タオルにもバクテリアが発生しやすいので、毎日取り換えて、定期的に洗うようにしましょう。歯ブラシも、定期的に新品の物と取り換えて下さいね。特に、風邪をひいた後に交換する事をお勧めします。トイレも、1週間に1回掃除して下さいね。カウンターや浴室のシンクも定期的に消毒しましょう。
スチームクリーナーや自然素材のクリーナーを使う
化学製品を使わずに消毒したい人は、ぜひスチームクリーナーを検討してみて下さい。消毒したい物の表面に高温の水をスプレーする事で、ウイルスやバクテリアだけでなく、ダニやトコジラミも駆除できます。アレルゲンも取り除いてくれますよ。お値段は少し高くなりますが、化学製品が好きでない人や、アレルギー体質の人にはお勧めです。ですが、値段がどうしても気になる人は、自然素材を使ったクリーナー(酢を使った製品など)を試してみましょう。お店で買ったり、自分でDIYする事もできますよ。