どんなに健康に気をつけていても、例えば電車に乗り間違えてドアに顔をぶつけてしまうなど、事故にあうこともあります。特に言葉が通じない外国で事故にあってしまった場合には、問題がややこしくなることもあります。十分な治療を受けるために、いくつかやるべきことがあります。あせらずに、じっくりと手順をふんでいきましょう。
保険証
近所に病院があるかどうかを調べてみる前に、病院で診てもらうには保険証が必要です。それは当然のことなのですが、予期せぬ時に病気になったり、家から持ってくるのを忘れてしまうこともあると思います。日本の国民皆保険制度は十分に整っており、患者が支払う治療費は、治療にかかった費用の三割負担で済みます。歯医者はもちろん、どんな領域の医者にかかっても、基本的な医療サービスを受けることができます。病名を問わず、日本全国で使うことができます。
しかし、保険証を利用できず、三割負担が適用されない分野もあります。例えば、カイロプラティックがそうです。ですので、自分が利用したい医療サービスには 行く前に保険証が利用できるかどうか確認するようにしましょう。また、就いている職業によっては、適用される保険が異なることがあり、より充実したサービスを受けることができる場合があります。保険は 勤務している時間数や、雇用形態にもよります。働き出す前に、自分にメリットのある保険の種類について確認し、雇用主が提示する勤務条件と、それに適用される保険について必ず調べておくようにしましょう。
言葉の壁
必ず、言葉の壁はあります。特に日本語には、さまざまな言い回しがあり難しいです。しかし、最近では 英語で事務処理を行う会社や、英語ができるスタッフを雇い始めたところもあります。病院で、自分が知っている単語を並べるのもいいですが、ジェスチャーを交えると、より言いたいことが伝わりやすくなるかもしれません。
自分の症状を、医者や看護スタッフに伝えるための表現は万国共通です。しかしジェスチャーを使えば、より自分の症状が明確に伝わり、医者や看護スタッフが、あなたの言わんとしていることをより理解しやすくなります。スマートフォンを使って、言いたいことを伝えてみるというのもいいでしょう。ぜひ、スマートフォンを使ってみてください。
以下、医者へ自分の症状を伝えたいときに役に立つフレーズ、言葉をまとめました。
病院に行く前に、症状を説明するフレーズ、言葉が他にもないかどうかを調べてみましょう。日本語に慣れるという意味でも、病院に行き、医者に症状を説明するというシチュエーションを想定して、何度か練習してみるのもいいでしょう。
必ず、言葉の壁はあります。特に日本語には、さまざまな言い回しがあり難しいです。しかし、最近では 英語で事務処理を行う会社や、英語ができるスタッフを雇い始めたところもあります。病院で、自分が知っている単語を並べるのもいいですが、ジェスチャーを交えると、より言いたいことが伝わりやすくなるかもしれません。
自分の症状を、医者や看護スタッフに伝えるための表現は万国共通です。しかしジェスチャーを使えば、より自分の症状が明確に伝わり、医者や看護スタッフが、あなたの言わんとしていることをより理解しやすくなります。スマートフォンを使って、言いたいことを伝えてみるというのもいいでしょう。ぜひ、スマートフォンを使ってみてください。
以下、医者へ自分の症状を伝えたいときに役に立つフレーズ、言葉をまとめました。
Itai- pain
Atama- head
Onaka- stomach
Ude- arm
Ashi- leg
Seki- cough
Netsu- fever
Hakike- nausea
Genkigawarui- I feel unwell.
Eigowohansemasuka?- Do you speak English?
病院に行く前に、症状を説明するフレーズ、言葉が他にもないかどうかを調べてみましょう。日本語に慣れるという意味でも、病院に行き、医者に症状を説明するというシチュエーションを想定して、何度か練習してみるのもいいでしょう。
診療に必要な情報を記入する
初めて行く病院では、症状に関することやあなた自身について、渡された書類に記入するように言われます。このとき、受付のスタッフに保険証、ビザ(または住民カード)を渡すようにしましょう。その後、初診かどうか尋ねられます。初診である場合は、受付のスタッフから書類を手渡され、医者に診てもらう前に、診療に必要な情報を記入するように伝えられます。
日本語の漢字が書けないという場合は、英語で記入することもできます。英語で記入されていても、スタッフが適切に対応してくれるでしょう。書類の記入が終わったら、番号札を渡されるか、応接室で待つように伝えられます。必要な事務手続きが終わった後、診察室に入るように促されます。診察が終わったら、受付のスタッフが保険証をあなたに返却します。これで、その病院で診察を受けたということを証明できます。次回からは、保険証を提出するだけで済みます。別の病院に初めて行くときにも、同じ手順を踏む必要があります。覚えておくようにしましょう。
薬について
医者から処方箋を渡されたときは、近くの薬局へ処方箋を持っていくようにしましょう。診療所から徒歩で行ける距離に薬局があることがほとんどです。英語を話せるスタッフが応対してくれることもありますが、ほとんどの薬局では、英語を話せるスタッフはいません。処方箋をスタッフに渡してください。その後、スタッフが調剤してくれます。
調剤が終わると、スタッフより薬について、飲み方について簡単な説明があります。その後スタッフが、小さな手帳(お薬手帳)を渡してくれるので、処方した薬についての記録を書き込んでください。具体的には、処方した薬の情報がプリントされているシールが渡されるので、貼るようにしましょう。こうすることで、調剤スタッフが薬の処方歴を把握して、次の処方時の参考資料として活かすことができます。手帳を持ってくるのを忘れてしまったという場合でも、なんら問題ありません。手帳がなくても、薬は処方してもらえます。
日本の診療所のスタイルは、西欧の診療所のスタイルとほぼ変わったところはありません。どんな時でも、スタッフは親切に応対してくれます。ただし、診療所に来ている人は病気にかかっている人ばかりなので、うつらないようにするためにも、診療所へ行くときは必ずマスクを着用してください。そうすることで、他の人から病気をうつされる可能性が少なくなります。診療所へ行くことを、不安に感じる必要はありません。できるだけ簡単に、スムーズに診察を受けれるよう、スタッフが十分にサポートしてくれると思います。対応してもらいやすいように、こちらも十分配慮して行きましょう。