日本で自動車を運転するには、運転可能年齢に達した成人(18歳~)であり、日本の運転免許証が必要です。もしくは、国際運転免許証または母国で有効な運転免許証を保有する必要があります。後者の場合は、日本への入国後1年間に限り、公道での運転が許可されています。ただし、1年後にあらためて日本の運転免許証を取得する必要があります。
なお、フランス、ドイツ、スイスの国民と居住者は、日本語に翻訳された母国の運転免許証を保持していれば、日本の運転免許証は必要ありません。
日本での運転
日本の車道は、左側通行です。自動車のハンドルは右側にあります。また、主要道路にある標識は、日本語と英語の両方で表記されています。
そして、車の制限速度は、高速道路では時速80~100km、市街地では時速40km、脇道では時速30km、それ以外の場所では時速50~60kmに制限されています。
なお、日本で車を購入し運転する前に、知っておきたいポイントがいくつかあります。早速見ていきましょう。
駐車場
車を購入する前に、まずは自宅から 2kmの範囲内に駐車場があるかどうかを確かめておきましょう。
順序に違和感を感じるかもしれませんが、日本で自動車を購入、保有するにあたって、まずは駐車場を保有(賃借)している事を証明する「車庫証明書」が必要です。
まずは、駐車場に足を運び、購入したい自動車が収まるかどうか、メジャーを使って駐車場の広さを測ってみましょう。ちなみに、地域や場所にもよりますが、車庫の賃料は15,000円~60,000円(月額)が目安です。
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自動車税
日本で自動車を購入するにあたって、多くの注意点があります。その一つが「自動車税」です。
自動車税の金額は、エンジンの排気量に基づいて決定が下されます(年額10,000円~110,000円)。毎年4月に、登録した自宅の住所宛に請求書が届きます。
それと、「自動車取得税」も支払う必要があります。
そして、車検(2年毎に実施。ただし、新車登録から初回の検査は3年有効)が実施されるタイミングで、「自動車重量税」も課されます。
自動車保険
世界では、自動車を購入する際に自動車保険に加入する必要がありますが、日本でも第三者が怪我、死亡した時に、失われる利益の損害賠償を補償する「自動車損害賠償責任保険」(自賠責保険)に加入する必要があります。
なお、賠償責任の限度額は以下のとおりです。
– 死亡の場合 :3,000万円
– 傷害の場合 :120万円
– 後遺障害が残った場合: 75万円~4,000万円
また、保険料は年額20,000~30,000円が目安です。
ただし、自賠責保険では全ての損害を補償しきれないため、オプションとして任意保険へ加入する事をお勧めします(年額40,000円~70,000円)。
車検
日本で車を購入した場合は、2年ごとに車検を受けなくてはなりません。車検には、10万円~20万円ほど掛かります。そして、自動車重量税の支払いも必要です(8,000円~50,000円程度)。あっそうそう、保険も忘れずに更新しておきましょう。
自動車リース
車をリースすれば、自動車の維持にかかる税金や諸費用を抑えることが出来ます。車の使用料を払う必要はありますが、購入にかかる頭金や多額の初期費用を払う必要はありません。維持費や保険料など、必要な経費は月額のリース料金にすべて含まれています。
一般的に、日本で自動車をリースする場合は最低3年契約で、保証人が必要です。なお、契約期間であるにもかかわらず解約する場合は、違約金が発生します。
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