日本で最も有名なものの1つは都会ではないでしょうか。今回は、都会に住むにあたってのメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

日本には生活するための場所がたくさんあるので、どんなライフスタイルにも対応できます。都会の喧騒から離れて生活してみたいという人は、広い田舎はどうでしょうか。都会とは全く対照的で、また違った楽しさがあります。都会での生活には、いいところも悪いところもあります。今回は、日本の都会に住むにあたってのメリットとデメリットを紹介したいと思います。

生活費について

都会で生活するにあたって、最も考慮しておきたいことの一つに生活費があげられます。例えば、田舎で家を借りたい、買いたいというのであれば、お手頃な価格帯の住居がたくさん見つかります。少ない予算で借りる、買うことができる物件が十分あるのです。しかし都会では、同等あるいはそれより小さい住居が、田舎と比べはるかに高額な値段で提供されています。

日本の都会にある物件は、それほど広くありません。ですので、小さな部屋で暮らしていくには、対策をしておく必要があります。平均的なアパートは、小さな台所と浴室かシャワールームのあるワンルームです。部屋の広さは、米国の子供部屋と同じくらいの広さであることがほとんどです。台所は、立ちながらちょっとした料理しか作らないというのであればいいかなという広さだと思います。

部屋の家賃ですが、駅までの距離や、どんな街に住みたいのかによっても異なります。より広い部屋に住みたいというのであれば、家賃は高くなるので、また引っ越し前と同じ問題に悩まされることになります。

例えば、45,000円程度の部屋を探すのであれば、駅から遠く、やることがほとんどないエリアに住まなくてはいけません。しかし、60,000円～90,000円の部屋を探すのであれば、最寄りの駅から徒歩15分以内の部屋に住むことができます。このように、駅に近くなれば家賃はほぼ2倍になります。ですので、駅に近いといっても、あまりに近すぎない部屋を探すようにしましょう。

部屋が狭いという悩みを解消するには、生活スタイルを見直して、スペースを最大限に活用する必要があります。欧米から日本に来たのであれば、広くて庭がついているスタイルの部屋に慣れているかもしれませんが、ここでは持ってくる服やアイテムの数を減らして、新居には必要なものだけ持ってくるようにしましょう。また、フックや小さな引き出し収納を探すのであれば、100円ショップが役立ちます。これらは、部屋が狭くても、収納スペースを最大限に活用してくれるアイテムです。賃貸契約書にサインする前には、必ず引っ越し先の部屋を観察しておくようにしましょう。そうしないと、苦労することになるかもしれません。

利便性が高い

都会に住む圧倒的なメリットは、利便性が高い場所のどこへでもアクセスできるということです。ほぼすべての街角にはコンビニがありますし、駅の近くにも様々なお店があります。駅の近くに住んでいれば、スーパーやレストランも近くにあると思います。また、都会は買い物の消費量が他の地域よりも多いので、概して、他の地域では手に入れにくい物が入手できることが多いです。

輸入品も田舎に比べると、都会で入手するのはさほど難しいことではありません。しかし、高くつきます。輸入品を専門に取り扱っているお店もあり、都会に行けばいたるところで見かけます。田舎では手に入りにくい食品を買うことができますよ。

都会の街には、たくさんのレストランや娯楽施設があります。西洋料理を出すレストランも何店もあります。自宅の小さな台所で自炊する代わりに、お手ごろな価格で美味しい料理を食べることができます。いろいろな種類のレストランがたくさんあるので、自分が食べたい物を選ぶことができます。選べるレストランの種類の多さを知ったら、驚くと思いますよ。

素晴らしい交通システム

日本の交通システムは素晴らしいので、街中を難なくスムーズに移動することができます。電車がほぼ時間通りに運行しているので、目的地へは時間通りに出発、到着することができます。交通ネットワークは街中を網羅しているので、街中を初めて移動するときは少しややこしくて、困惑してしまうかもしれません。慣れると、どの電車に乗れば目的地に着くことができるのかがわかるようになります。ほぼ全ての駅の構内には、英語と日本語で表記されている標識やマップが展示されています。ですので、自分が乗る電車をすぐに探し出して、路線図を確認し目的地へ行くことができます。

バスは、交通事情で時間通りに来ないこともあるかもしれません。しかし、目的地へは行くことができます。電車よりも、バスを利用したほうがスムーズに行けるという場合も多々あります。停留所がいくつかあり、様々な場所へ行くことができます。英語で表記されている標識もあります。ですが、目的地がバス停で番号ごとにふりわけられているので、外国人には少し難しいかもしれません。英語の表記がない標識もたまに見かけるので、注意深く目的地を探すようにしましょう。

ワークライフ

日本人や外国人が就業するうえで、求人数が最も多いのが都会です。求人を出している企業も多く、田舎に比べるとバイリンガルの就職がスムーズに決まります。都会に来る観光客の数も、田舎に行く観光客に比べると　はるかに多く、企業も観光で出来るだけ多くの収益を得たいと考えているようです。ですので、教師以外の仕事も都会の方が見つけやすいですよ。他の地域よりも、都会で探す方がたくさんの求人を見つけることができます。

豊富なレジャー

忙しい生活をおくっていてリラックスしたいというのであれば、都会にはリラックスできる場所がたくさんあります。長い一日を終えて、さっと飲めるバーがあります。同僚との飲み会でチームの士気を高めるのは、サラリーマンたちの気晴らしにもなります。友達と夜に飲食を楽しめる居酒屋もあります。ほぼ24時間営業しているカラオケバーに行って、数時間カラオケを楽しむのもいいですね。都会では、リラックスする場所に困ることはありませんよ。

都会には、利便性を追求し、レジャーを楽しみたいという人を引き付ける要素がたくさんあります。都会に住むデメリットは、便利だけれども、生活費や旅費が高いので、都会で生活する期間が長くなるほど支出がかさむということではないでしょうか。こういったこともすべて検討して、住む場所を決めるうえで加味するようにしてください。他の場所よりももっとリーズナブルな予算で暮らしていける場所もいくつかありますよ。ぜひ調べてみてください。そして、次の引っ越し先を慎重に決めてくださいね。