秋が深まるにつれ、朝晩の気温が下がりやすくなります。朝方、思っていた以上に体が冷えてしまい、風邪を引いてしまったというケースも少なくありません。しかし、日によって気温差があるのでどんな寝具にしたら良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、秋におすすめする寝具やベッドレイアウト、睡眠の質を確保するためのポイントを紹介します。
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秋におすすめの寝具

秋は快適に感じる日も多い一方で、季節の変わり目ならではの不調を感じてしまうこともあるでしょう。特に、寝るときの寒暖差は、体への負担にもつながりがちです。秋におすすめする寝具を2点紹介します。
- 羽毛合い掛け布団
羽毛合い掛け布団とは、冬用の羽毛布団よりも羽毛量が少なく、肌掛け布団より羽毛量が多めの中間的な厚みの布団を指します。
秋に冬用の羽毛布団では暑すぎて汗をかいてしまうことも珍しくありません。とはいえ、肌掛け布団では少し物足りないという時期に、羽毛合い掛け布団はちょうど良い寝具だといえます。
- 肌掛け布団とタオルケット
秋の初期では、肌掛け布団1枚でも快適に過ごせますが、肌寒さを感じる場合はタオルケットを重ねると良いでしょう。保温性を高めたい場合は、肌掛け布団の上にタオルケットを掛けるのがポイントです。空気の層ができ、温かさがしっかり保たれます。
タオルケットは薄くて軽くて吸湿性が高いため、季節の変わり目に重宝するアイテム。自宅で気軽に洗濯できる点も魅力で、夏だけでなく秋や春などの移行期に活用するのも良いでしょう。
スローケットやブランケットを重ねて温かく

冬用の羽毛布団にはまだ早いけど、羽毛合い掛け布団だけでは少し温かさが足りない場合は、スローケットやブランケットの重ね使いが便利です。足元に重ねたり、肩まわりに掛けたりすることで、体の冷えやすい部分を温めることができます。
なお、スローケットとは、ベッドやソファにふんわりと掛けられる長めの布のこと。一般的なブランケットよりも大きめで、体全体を包み込むのに十分なサイズ感があります。冷え込む季節には、インテリアのアクセントとしてだけでなく、実用的な防寒アイテムとしても重宝するでしょう。
一方、ブランケットはスローケットよりも小さく、膝掛けや肩から羽織るのに適したサイズ。ウールやフリース、コットンなどの素材のものが多く、保湿性が高い素材が多い傾向にあります。
ベッドのレイアウトで睡眠の質を確保

ワンルームのようなスペースが限られた空間でも、ベッドの配置を工夫することで、睡眠の質に大きな差が生まれます。例えば、ベッドを窓際に置いていると、外気の影響を受けやすく、秋から冬にかけては冷気が伝わりやすくなります。
就寝中に体が冷えてしまうと、眠りが浅くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりする原因になるため、ベッドは窓から少し離れた位置に配置するのが理想的です。
また、騒音の影響を避けるためにも、通りに面した壁やキッチンや玄関から離すなど、静かな場所を選びましょう。可能であれば、壁を背にして頭側を固定するような配置にすると、空間に安心感が生まれ、よりリラックスした状態で眠りにつくことができます。
睡眠に適した換気と湿度管理

心地よく眠るためには、「換気」と「湿度管理」がとても大切です。寝ている間、人は汗をかいたり、呼吸によって水分を発したりするため、寝室の空気は意外と湿気を含みがちです。
換気をせずそのままにしておくと、空気がこもって寝苦しく感じたり、寝具に湿気がたまってカビの原因になってしまうことも。そのため、朝起きたらまず窓を開けて空気を入れ替え、寝具にたまった湿気を逃がしましょう。
また、室内の湿度は40〜60%に保つのが理想とされています。この範囲をキープすると、睡眠の質が高まり、ウイルスやカビの繁殖も防ぎやすくなります。湿度が高すぎる場合は除湿機や除湿剤、逆に乾燥しがちな時は加湿器を活用するのもおすすめです。
詳しくは、こちらのブログをご覧ください:カビの繁殖を防ぐ6つの方法
なお、湿度が40%を下回ると、空気が乾燥しすぎて喉や鼻の粘膜を刺激し、呼吸器系に負担をかけます。一方、60%を超えると、カビやダニの繁殖リスクが高まり、アレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性があるため注意しましょう。
眠りにつくまでのナイトルーティンでリラックス

ナイトルーティンとは、眠る前に心と体をやさしく整える習慣を指します。寝る前にナイトルーティンの時間を持つことでリラックスし、睡眠の質が高まります。
照明を調節する
就寝前の強い光は、眠りの質に悪影響を与えることがあります。寝る前には照明を少し落としたり、やわらかな間接照明を取り入れるなど、穏やかな明るさを心がけましょう。
香りの力を活用する
アロマテラピーはリラックス効果があり、安眠をサポートします。ディフューザーがなくても、枕カバーやハンカチに精油を染み込ませるのもおすすめです。ラベンダー、カモミール、ベルガモットなどは副交感神経を優位にし、自律神経を整えるとされています。
ヨガやストレッチをする
ヨガには、心身をリラックスさせる効果があります。就寝前に軽く身体を動かすことで、気持ちが落ち着くため、自然と眠りに入りやすくなるでしょう。また、ヨガによって血行が促進されるため、手足の冷えに悩む方やダイエット中の方にもおすすめです。
ストレッチも同様に、睡眠前のリラックスタイムに取り入れたい習慣のひとつ。凝り固まった筋肉をゆっくり伸ばすことで副交感神経が優位になり、身体が休息モードに切り替わります。特に、首・肩・腰回りなど、日中に負担がかかりやすい部分を中心にストレッチすることでスムーズな入眠が期待できます。
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。