一番効果のある防音対策は、良質な防音資材を使い、部屋全体をリノベーションする事です。もちろん、リノベーションにかける費用はそれなりに高くなります。ですが、お金をかけなくても、自分で色々と工夫すれば、十分な効果が得られます!
今回は、自宅やスタジオで出来る防音対策などを紹介しています。ぜひ参考にして下さいね!
自宅でできる防音対策
日本のアパートの壁は薄いので、どうしても生活の様子(テレビ音、足音、部屋で聞く音楽)や会話が隣の部屋に筒抜けになってしまいます。
あなたにとっては良くても、隣人には騒音以外の何物でもありません!自覚がないまま、他人に迷惑をかけてしまっている事だってあるのです。
その中でも、自宅兼スタジオで音楽活動に励むミュージシャンや、小さな子供がいる家庭は、特に気を遣うと思います。気兼ねなく音楽活動をするわけにもいきませんし、子供がいつ大声を出すか気が気ではありません。こういう場合は、何らかの防音対策に取り組んでみてもいいかもしれませんね。
反対に、あなたが隣人の生活音や、電車や車の騒音に悩まされているなんて事はありませんか。安心して下さい。騒音に悩まされて、防音対策に取り組んでいるのは、あなただけではありません。もし良ければ、これから紹介する方法を試してみて下さいね!
賃貸物件に傷を付けたり、リノベーションを施さずにできる防音対策は、中々ありません。ですが、これから紹介する方法を使えば、何の問題もありませんよ!
防音ボックス
誰にも邪魔されずに、音楽活動に打ち込める小さな部屋を探しているミュージシャンの方、いらっしゃいますか?でしたら、防音ボックスなんていかがでしょうか。
防音ボックスは決して安くはありませんが、防音仕様の賃貸物件を借りるよりも安く済みます。
確かに、防音ボックスを活用しても、音漏れは完全には防ぎきれません。ですが、冷蔵庫の開閉ぐらいの生活音は、ほぼシャットアウトできます。自宅でレコーディングをする方は、一つ持っておくといいかもしれませんね!
防音ボックスは、「Danbocchi」というブランドなどが製造しています。厚手の段ボール製の防音ボックスには、机一台分ぐらいが入ります。日本では、一台10万円で販売されています。少し高いので、できれば私たちが紹介する方法を参考しながら、自分でオリジナルの防音対策に取り組んでみてもいいかもしれませんね。その方が、費用を安く抑える事ができますよ!
ドア
音漏れがする一番の場所は、玄関ドアではないでしょうか。まずは、市販の防音パネルや、DIYした防音アイテムなどを使い、防音に取り組んでみましょう。
ドアパネルを自作してみよう
Daisoなどの100円ショップで、玄関ドアのサイズに合うカーペットを探してみましょう。日本のアパートで用いられている玄関ドアは、ほとんどが金属製です。マグネットを貼り付けたカーペットでドアを覆えば、賃貸物件に傷をつけずに、音漏れを防ぐ事ができますよ。
隙間を埋めてみよう
ドアの隙間から漏れる音は、ドアと床の間にシリコン、ドアマット、ドラフトストッパーを挟む事で防ぐ事ができます。隙間を防ぐ事さえできれば、どんな物でも構いません。隙間風も防いでくれますしね!
厚手のカーテンや毛布を活用しよう
玄関先に室内用物干しポールを設置して、そこに厚手のカーテンや毛布を掛けてみましょう。ポールは、100円ショップやホームセンターで購入できます。ねじなどを使わずに固定できますよ。
窓
次は、窓の防音に取り掛かりましょう。
発泡テープを活用しよう
隙間風や音漏れ、騒音を防ぐためにも、発泡テープで隙間を埋めておきましょう。
防音カーテン(Nitori製など) を活用しよう
防音カーテンは、Nitoriやインターネットで購入できます。厚手な作りで、騒音はもちろん、強い日差しや街路灯の光もシャットアウトしてくれます。
自分で壁を防音仕様にしてみよう
レコーディングスタジオへ行くと、素敵なデザインのアコースティックパネルや発泡テープを目にする事が多いですよね。
確かに、アコースティックパネルや発泡テープは高い防音性を発揮します。ですが、費用もそれなりです。使うとなれば、スタジオの至る所に貼る事になります!できれば、自作した防音アイテムを活用したいものですね。
音が漏れそうな隙間、ヒビなどを見つけたら、厚手のカーテンやシーリング剤、防音コルク、発泡テープなどで防いでおきましょう。ダクトテープであれば、安く手に入りますよ。ただし、くれぐれも壁紙は破らないように気を付けて下さいね。
また、窓、ドア、壁など、音が漏れそうな箇所はすべて防いでおきましょう。その方が相乗効果を発揮して、防音性がより高くなりますからね。
防音対策に使うアイテムは、例えば、カーペットや厚手の毛布など、自宅にあるもので色々と工夫してみましょう!重さがあるものなら、釘やピンで壁に固定してみて下さいね。必ずしも騒音をシャットアウトできるとは限りませんが、多少は改善されると思いますよ。壁を傷つけないようにするための方法は、こちらを参考にして下さいね!
外の騒音がうるさくて、中々寝付けないという人はいませんか。それでしたら、耳栓やホワイトノイズデバイス、ノイズキャンセリングなどを装着してみてはいかがでしょうか。これも完全に騒音をシャットアウトしてくれるわけではありませんが、眠れないのなら、一度試してみる価値はあると思いますよ!
今回は、自宅でできる防音対策を紹介しました。騒音に悩んでいる方は、ぜひ実践してみて下さいね!ビレッジハウスでは、あなたの希望に応じて、様々なオプションをご用意しています。住まいをお探しでしたら、ぜひ私たちのホームページをご覧下さいね!