新しい環境に慣れ、日本での新しい生活が落ち着いてきたら、部屋をデコレーションしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。ただし、壁の改造については禁止している物件がほとんどで、壁には粘着力が弱いものが使われています。また、万が一、壁にダメージを与えてしまった場合は、退去時に多額の修理費用を請求される場合があります。工夫して、居心地のいい空間を作ってみましょう。
壁に釘?画鋲?とんでもない!
ほとんどの賃貸物件が、壁に釘、画びょうを刺すことを禁止しています。また、壁に穴をあけた場合には修繕費が請求される場合があります。
通常、壁材には木を使用しています。そのため、どんなに小さなフック、ハンガーであっても、壁を貫通してしまう場合があります。 そこで、100円ショップでプラスチック製のフックを購入することをお勧めします。フックにはプラスチック製、金属製のものがありますが、貫通を経由しての壁面へのダメージを防ぐために、プラスチック製のフックを購入することをお勧めします。
フックがあれば、小~中サイズの絵画、額縁をしっかりと飾ることができます。また、荷物を吊るすことだってできます。何よりも、壁に一切傷を付けずにインテリアを楽しむことができます。たしかに、フックはお部屋のインテリアにも役立つアイテムですが、洗濯機を設置できるスペースを確保しておくことを忘れないようにしましょう。スペースを賢く使うことを心がけましょう。
デカールとフックを活用しよう!
自分好みのテイストで部屋をコーディネートしたいですよね。そんなときには、粘着力が弱いデカールを100円ショップで購入してみましょう。壁、素材が薄い場合には、おすすめのアイテムです。たくさんのサイズ、デザイン、スタイルがあります。
他にも、荷物を吊るすことはもちろん、取り外しても壁にダメージを与えずに使うことができるので、壁に固定して使うフックを購入してみることをお勧めします。もし、お住まいの物件の壁が木壁である場合は、プラスチック製のフックをおすすめします。
壁を塗れない? 照明を活用しよう!
壁の色を変えたいときは、照明を使うことをお勧めします。たくさんのLED、豆電球が多くの店舗で売られているので、好きなものを選んで、部屋の雰囲気を変えてみてください。例えば、異なるデザインのものを選んで、一列に並べてみると、自分好みのテイストが反映された空間が完成します。インテリア小物を活用して、部屋をコーディネートしてみましょう。それと、インテリアとしてももちろんですが、光源としても実用しているので、節電になるメリットもあります。
マグネットがキッチンのインテリアに早変わり
台所をコーディネートするアイテムは、デパートでも購入することができます。たくさんの商品の中から、小さなマグネット、壁をデコレーションするアイテムなど、自分好みのテイストにあった商品を選びましょう。マグネットがあれば、簡単にキッチンをデコレーションすることができます。ちなみに日本人は、こういった類のアイテムが大好きです。また、日本で取り扱っているほとんどのアイテムには、人気のアニメキャラクターやマスコットがプリントされていることが多い傾向にあります。。
不安に感じる場合は、触らないようにする
どこまで部屋を改造できるかについて不安に感じる場合は、できるだけ壁を触らないようにしましょう。そのような状態で触ってしまうと、退去時に修繕費用が請求される場合があります。この修繕費用は、ハウスクリーニング費用に加算されることになります。そのため、どんな小さなダメージでもできるだけ与えないようにすることをお勧めします。当初はささいなダメージであっても、のちのちに取り返しのつかない事態に陥るリスクがあります。もし、誤ってダメージを与えてしまった場合は、まずは自力で修復にトライしてみましょう。床に傷、へこみができてしまった場合にも、まずは自分で補修してみることをお勧めします。また、退去するときには必ず、部屋を借りたときの状態に戻すようにしましょう。
現在では、西洋からアイテムが輸入されるようになり、シンプルな暮らしと住まいを志向した家具を中心に販売するデパートも見受けられるようになりました。そのようなアイテムを単独で使ってみたり、好きなアイテムを自由に組み合わせることで、自分好みのテイストが反映された空間を作れます。
なお、ここで紹介したものを実現できるかどうかは、住んでいる物件の許容範囲によります。できるだけ、賃貸物件へのダメージが少ない方法で、部屋をデコレーションすることをお勧めします。