「子ども部屋を作りたいけど、どのような点に注意したら良いのだろうか」「子ども部屋を作るなら、ワクワクするような空間を作りたい」と考えている方も多いでしょう。
子ども部屋は、部屋の広さや年齢などによってレイアウトを工夫すると、快適で楽しめる空間となります。そこで本記事では、子ども部屋のレイアウトを決める時のポイント、部屋の広さ別や年齢別のおすすめレイアウトについて紹介します。
子ども部屋を作りたいと考えているけど、レイアウトをどうしたら良いのか分からない方は、ぜひ参考にしてください。
ビレッジハウスでは、日本全国に1,000以上のリーズナブルで素敵な物件を提供しています。引っ越し先を探している方は、ぜひウェブサイトをご覧ください。
子ども部屋のレイアウトを決めるときの3つのポイント

①部屋の広さや形をチェックする
レイアウトを決める前に、子ども部屋の広さや形を確認してください。部屋の形に合った家具を選び配置を考えることにより、空間を有効に活用できます。また、窓やドアの位置も確認し、自然光を部屋に取り入れながら、動きやすいような動線を心掛けると良いでしょう。
②家具は長く使えるものを選ぶ
子どもの成長は早いものです。そのため、小さな子供の時にしか使用できない家具を選ぶのではなく、長く使えるような家具を選ぶのをおすすめします。
高さが調整できるデスクやチェアなら、子どもが成長しても長く使い続けられます。また、シンプルで洗練された家具を取り入れることで、飽きずにそのまま使い続けられるため、結果的に経済的にも優れた選択となるでしょう。
③用途にあわせてレイアウトを工夫する
コンパクトな部屋でも、レイアウト次第でスペースを確保できます。例えば、ロフトベッドなら、下のスペースはデスクや収納として活用できます。
また、たっぷり収納できる壁に収納スペースを採用すると床を広々と使えるでしょう。他にも、折りたたみ可能な家具やキャスターが付いている収納を活用すれば、簡単にレイアウトの変更が可能となります。
子ども部屋の広さ別の注意点やレイアウトのコツ

▶︎4.5畳以下の子ども部屋
スペースが限られている4.5畳以下の部屋は、コンパクトで多機能な家具を選ぶのがおすすめです。前述のような、ベッドの下をデスクや収納などに利用できるロフトベッドなら、床のスペースを有効に活用できます。
また、壁掛け式の収納やデスクを取り入れると、スッキリとしたレイアウトが可能です。なお、勉強はリビングのダイニングテーブルでするようにして、寝たり遊んだりする時だけ子ども部屋を利用する方法もあります。
▶︎5〜6畳の子ども部屋
子ども部屋で一般的な広さだといえる5〜6畳の部屋では、ベッドやデスク、収納を無理なく設置できる広さです。勉強がしやすいようデスクは出来るだけ窓際に設置することで、勉強や作業に集中できる環境が整えられます。
また、収納付きのベッドやデスク周りに本棚などの収納スペースを設けることで、限られたスペースを有効に活用できます。
▶︎7〜8畳の子ども部屋
7〜8畳の広さを活かして、勉強スペース・寝るスペース・遊ぶスペースのゾーン分けを意識したレイアウトを考えましょう。それぞれのスペースを分けることで、生活のリズムが整いやすい環境を作れます。
また、広さがあれば兄弟や姉妹で使っても十分なスペースを確保できます。ただし、広い部屋では、家具を工夫して無駄なスペースを作らないようにすると、快適でバランスの取れた部屋になります。
幼稚園児までの子ども部屋のレイアウト

幼少期の子供部屋は、遊べるスペースを優先的にレイアウトするのが大切なポイントです。床には転んでも怪我をしないように、柔らかいマットを敷いて安全対策してください。
おもちゃや絵本は、お子さんが自分で手に取りやすい低い位置に配置すると自由に遊べる環境が整います。さらに、低めの棚やボックスを活用すれば、片付けの習慣を身につけやすくなり、自主性を育むきっかけにもなります。
また、お子さんの様子をすぐに確認できるよう、視界が通るレイアウトを意識してください。安全性と使いやすさを考えた工夫を取り入れ、楽しく快適に過ごせる部屋を作りましょう。
小学生の子ども部屋のレイアウト

小学生になると、勉強に集中する環境が必要になります。デスクは窓際や静かな場所に配置し、自然光を活かした明るい学習スペースを作りましょう。手元をしっかり照らせるデスクライトを用意するとより集中しやすくなります。
また、整理整頓しやすいように、教科書や文房具はすぐに使えるように取り出しやすい位置に収納しておくと、勉強の効率が上がるでしょう。なお、適度に遊びやリフレッシュができるスペースを確保するのも大切なポイントです。勉強と遊びのメリハリをつけることで、バランスの取れた部屋作りを心がけてください。
中学生以上の子ども部屋のレイアウト

中学生以上になると、プライバシーを大切にする部屋作りが望まれます。勉強や趣味に集中できるよう、静かなスペースを確保してください。パーテーションやカーテンで区切るなどの工夫をすると、程よい個室感を演出できます。
また、お子さんの好きな色やデザインの家具を選んだり、壁にお気に入りのポスターや写真を飾るのもおすすめです。好きなインテリアを取り入れたり収納方法を工夫することで、リラックスできる居心地の良い空間となります。
一方で、親子のコミュニケーションが取りやすい環境を整えるのも大切なポイントです。ドアに鍵を付ける場合は、必要以上に引きこもらないよう外からでも開けられるタイプの鍵を選ぶと良いでしょう。適度な距離感を保ちつつ、家族との交流も大切にできる部屋作りを目指すのをおすすめします。
兄弟姉妹で使う場合のレイアウト

画像出典:ニトリ
▶︎部屋を家具やカーテンなどで仕切る
兄弟姉妹で部屋を共有する場合は、カーテンやパーテーションで仕切ると、それぞれのプライベートスペースを確保できるためストレスが溜まりにくくなります。特に年齢差や性別が異なる場合は、間仕切りを活用すると安心して過ごせます。
また、スペースを有効に使いながら個別の空間を作るには、本棚や収納キャビネットを間仕切りとして活用するのもおすすめです。収納力がアップしつつ、整理整頓がしやすいなどのメリットもあります。
▶︎2段ベッドを活用する
兄弟姉妹で部屋を共有する場合は、2段ベッドを活用するのもおすすめです。上下で寝る場所を分けられるので、それぞれが寝るスペースを確保しつつ床面積を広く使えます。また、デスクや収納スペースが付いた2段ベッドなら、勉強するスペースや収納スペースを確保でき、部屋を有効活用できるでしょう。
子どもは成長と共に、生活スタイルや必要となるスペースが変化します。そのため、年齢に応じたレイアウトの工夫が重要なポイントです。それぞれの成長段階に合わせた工夫を取り入れ、お子さんが快適に過ごせる部屋を目指しましょう。
ビレッジハウスは、敷金・礼金・手数料・更新料が無料です(※)。「子ども部屋を作りたいので引っ越しを検討したい」「初期費用を節約したい」と悩んでいる方は、お気軽のお問い合わせください。
※契約内容や審査の結果により、敷金をお預かりする場合がございます。

ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。