「一人暮らしがしたいけどフリーターは審査に通るか不安」 「入居審査に通るコツがあるなら知りたい」と、考えている方も多いのではないでしょうか。 結論からお伝えすると、フリーターでも入居審査に通れば賃貸物件を借りられます。しかし、正社員と比較すると審査に通りにくいのが現状です。 そこで本記事では、フリーターでも審査に通る7つのコツや目安の家賃設定、一人暮らしで安定した生活を送るためのポイントを紹介します。 ビレッジハウスは日本全国に1,000以上、リーズナブルで素敵な物件を提供しています。フリーターの方でも、お気軽にお申込みいただけます。ぜひ、ウェブサイトをご覧ください。 フリーターでも賃貸住宅を借りられる 入居審査では、連帯保証人の役割を果たす家賃保証会社や管理会社、そして大家さんの全てから承認を得る必要があります。 しかし、フリーターは家賃滞納のリスクが高いと判断されやすく、どこかで審査に落ちやすいといえます。その理由として、正社員とは異なりアルバイトやパートなどの非正規雇用は、企業の都合で雇用が継続されないケースがあるためです。 なお、各々の入居審査の判断基準は以下の通りです。 家賃保証会社 家賃が支払える能力が満たしているか 滞納した際、代わりに家賃を支払える人がいるか 管理会社 大家さんや他の住人に迷惑をかけないか 物件を適切に管理してくれるか 大家さん 家賃滞納や他の住人とトラブルを起こさないか 礼儀や人柄が良いかどうか フリーターが入居審査に通る7つのコツ 家賃は手取りの4分の1以内の予算にする 家賃は一般的に3分の1を目安としています。しかしフリーターの場合、審査に通りやすくするよう、手取りの4分の1以内の家賃の賃貸物件を探すのがおすすめ。ちなみに、家賃には管理費や共益費も含んだ金額とします。 手取りとは、社会保険や税金などを除いた金額を指します。総支給額ではなく、実際に使用できる手取り金額を基準として考えれば生活費も計算しやすいでしょう。 安定した収入がある親族の連帯保証人を立てる 収入が安定している連帯保証人を立てれば、管理会社や大家さんに安心感を与えられ、フリーターでも入居審査が通りやすくなります。フリーターの方が賃貸物件を契約したい場合は、家賃保証会社を利用し、収入が安定している連帯保証人を立てれば審査に通りやすくなるでしょう。 親名義で賃貸の代理契約をする 賃貸の代理契約とは、入居者本人ではなく別の人が賃貸契約を結ぶ方法を指します。未成年や学生が部屋を借りる場合に利用される方法ですが、フリーターが部屋を借りる場合でも有効です。 代理契約者には親が適任です。収入などの審査基準は連帯保証人とほぼ同じですが、関係が遠い人が代理契約者となると、申し込みを断られる可能性が高くなります。 ただし、代理契約は大家さんの許可がある場合のみ使用できます。無断で代理契約を行うと、契約違反となるため、必ず不動産会社に相談してください。 審査が通りやすい保証会社を利用する 保証会社は大きく分けて、独立系・LICC系・信販系の3種類あります。その中でも審査が通りやすい独立系の保証会社では、収入に対して家賃が適正であれば、審査に通る確率は高いといわれています。独立系の信販会社を使用したい場合は、不動産会社に使用できる物件を紹介してもらいましょう。 預貯金審査を申込む 収入が安定していなかったり、年収が家賃に対して低かったりしても、十分な預貯金があれば審査に通りやすくなります。目安として希望する物件の家賃の2年分(24カ月分)を預貯金として準備し、預貯金審査を依頼すると良いでしょう。 ただし預貯金が十分にあっても、必ずしも審査に通るわけではありません。審査の難易度は、管理会社や大家さんの方針によって異なることは理解しておきましょう。 就職活動の情報を伝える 「現在はフリーターとして働いているが、今後は正社員を目指して就活をしている」「〇月から正社員として内定をもらっている」などの状況を詳しく伝えると審査でプラスされます。 保証会社の審査に通過しても、大家さんや不動産会社が収入の面で不安があると、入居審査に通過できない場合も懸念されます。そのため審査のプラスになる情報は、惜しみなく伝えるよう心掛けましょう。 身だしなみや受け答えなどで好印象を与える 入居希望者の人柄は、不動産会社を通じて大家さんや管理会社に伝わります。そのため、来店時や内見時には身だしなみを整え、丁寧で適切な態度で対応するようにしてください。 また、申し込みや内見の際には、大家さんや管理会社の担当者が同席することもあります。電話での対応も含め、審査に関わる関係者に良い印象を与えることは非常に重要なポイントです。 反面、強気の態度で交渉すると「入居中や退去時にトラブルが起きるかもしれない」と懸念され、審査に通らない可能性が高くなるため注意しましょう。 リーズナブルな賃貸物件を探すコツ 相場より家賃を抑えたい場合は、どうしても譲れない条件に絞って探しましょう。誰もが住みたいと思う人気がある物件は、家賃が高額で審査が厳しい傾向があります。 一方で、駅から少し離れていたり築年数が経過していたりする物件は、家賃が抑えられます。他にも以下のような物件では、家賃が安く設定しているためぜひ参考にしてください。 ただし、条件を我慢しすぎると入居後の暮らしが大変になるため、譲れない条件は外さないようにした方が良いでしょう。 家賃が安いエリア 最寄り駅から徒歩で15分以上かかる 築年数が経過している 3点ユニットバス 日当たりが悪い 道路や路線沿い 繁華街の近く 訳あり物件(事故物件) フリーターの一人暮らしでも安定した生活を送るポイント 自炊する できるだけ自炊をすることで、食費を節約できます。外食が多くなると、どうしても出費が増えてしまいます。ごはんは多めに炊いて小分け冷凍したり、夕食で少し多めに作ったおかずを弁当のおかずにプラスしたりすることで、食費のコストカットに繋がります。 通信費や光熱費などの固定費を見直す 毎月必要な固定費を見直すことも節約には大切なポイントです。通信費や光熱費、水道費は家賃と同様に必要な支出ですが、必要最低限の使用に抑えることで出費を削減できます。 また、保険に加入している場合はプランの見直しもするのもおすすめ。他にも、登録しているサブスクリプションを確認し、利用していないものがないかチェックしましょう。 節水や節電を意識する 節水・節電を安く抑えるには、無駄遣いを避けることはもちろんですが、プランの見直しも効果的です。例えば、日中は仕事で自宅にいないためあまり電気を使わない場合、深夜に安く利用できるプランに変更すると良いでしょう。 なお、家で作業することが多い仕事では、どれだけ電気を使っても一律料金のプランにすることもできます。節水には、一度溜めたお湯を洗濯に再利用するなど、細かい工夫が必要です。 フリマアプリを利用する 化粧品や衣服、小物などの雑費などは、フリマアプリで安く購入できるかどうか検討しましょう。フリマアプリでは中古や新品のさまざまな商品が格安で手に入ります。また、不要なものを出品して収入も増やせるので、ぜひ活用してみてください。 ビレッジハウスでは、日本全国に家賃2万円代からの賃貸物件を1,000以上提供しています。フリーターの方でもお申込みできますので、お気軽にご相談ください。 街子ライターのどいまちこです。 建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。 現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。 畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。 …