兵庫県第二の都市、姫路市は、訪れるにも住むにも素敵な街です。海岸沿いに位置しているため電車のアクセスも良く、京都、大阪、神戸からは1時間ほどで行く事ができます。また新幹線も通っているため、東京から広島に行く途中の立ち寄り先としても人気です。ここはスマホの絵文字によく似た姫路城がとても有名です。  姫路城  姫路城が、日本で初めてユネスコ世界遺産に選ばれたのは、ひときわ美しい外観だけでなく、魅力的な歴史を兼ね備えたお城だからです。  この城は、1333年に赤松則村という人が、丘の上に砦を築いたのが始まりです。何世紀にも渡って増築や改修が繰り返され、1600年代に池田輝政によって現在の形となりました。第二次世界大戦の空襲や1995年の阪神・淡路大震災の被害も免れ、400年前当時の美しい姿を今に残しています。  姫路城は、白い外観が白鷺の飛び立つ姿に似ている事から、「白鷺城」の愛称で親しまれています。姫山の頂上に建っており、JR姫路駅に着いて目に入る姫路っ子の自慢の一つとなっています。姫路城の周りには堀がめぐらされ、桜の木が植えられています。お花見の散策スポットとしても人気で、その時期には軽食やお土産を売る露店が多く立ち並びます。  姫路城の隣には、日本庭園「好古園」があります。こちらもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。  書写山  姫路市といえば姫路城が特に有名ですが、宗教の聖地である書写山は、歴史的価値が高く、静かな美をたたえており、大勢の観光客や求道者を魅了しています。山頂には、室町時代に建てられた圓教寺があり、緑豊かな一帯となっています。  書写山には、国指定文化財の寺社や展望台に行く遊歩道がいくつもあり、ハイキング愛好家にとっては嬉しい場所となっています。山の麓から出発して、杉の木々や小川を超えて圓教寺に到着するルートが、最も人気のあるハイキングルートとなっています。  ハイカーは美しい景色を眺め歩きながら、石仏や神社の重要文化財を楽しむ事ができます。頂上には圓教寺があり、室町時代に建てられた「三つの堂」や「摩尼殿」、閑静な庭園などが楽しめます。  好古園  閑静な雰囲気漂う好古園は、姫路城の隣にあります。庭園は遺構を生かした9つのエリアによって構成され、それぞれ趣の異なった庭園となっています。  庭園は池泉回遊式となっており、豊かな緑と色鮮やかな花々など、自然の美しさと日本らしい風情が堪能できます。庭園内には茶室もあり、伝統的な作法に則って茶道を体験する事もできます。  好古園は、美しい自然の中で自分の時間とリラクゼーションが楽しめる憩いの場となっています。美しい姫路城を借景にして春には桜、秋には紅葉が鑑賞でき、時代を超越した風情溢れる日本庭園となっています。  家島  瀬戸内海の穏やかな海に浮かぶ家島は、姫路の喧騒から逃れたい方にお勧めです。フェリーでわずか40分のこの島には手つかずの自然が残るビーチがあり、豊かな緑、古の文化遺産などが残る美しい島です。フェリー料金は、往復で大人1000円、小人300円です。ただし、季節によって運航スケジュールが変わる場合があるので、事前に必ず確認しておきましょう。  都会の喧騒から離れて静かな場所を求める姫路市民にとって、家島は週末に通える理想的な場所です。特に自然が好きな人にとっては、緑豊かな森の中を歩きながら息をのむ海の絶景が楽しめるなんてたまりませんよね。太陽が降り注ぐビーチでリラクゼーションなんていうのも素敵ですよ。  歴史好きな方には、家島神社や昔ながらの漁村などの文化遺産の散策なんて、いかがでしょうか。古い家屋がひしめく狭い路地などを巡って、ぜひ時代を超越した島の魅力を堪能して下さいね。  また、家島ではゆっくり流れる時間を楽しみながら、日本ならではの島文化を体験できます。地元の食堂でとれたての魚介類を味わってもいいし、釣りや陶芸体験など、この島ならではのアクティビティに参加するのもいいと思いますよ。  食べ物  姫路といえばお城が有名ですが、郷土料理も有名です。  まず、一日の始まりでもある朝食は、ふっくらしたご飯、熱々の味噌汁、瀬戸内海で撮れた焼き魚といった、日本の代表的な和朝食を食べてみて下さい。ランチには、郷土料理のひとつ「姫路おでん」なんていかがでしょうか。かまぼこ、野菜、豆腐などが風味豊かな出汁で煮込まれていて、美味しいですよ。  夕食には、姫路の居酒屋さんで、地酒とそれに合う小皿料理を楽しみましょう。ぷりぷりのエビとしゃきしゃきの野菜が入った姫路名物の「生春巻き」をぜひご賞味下さいね。  姫路は文化、歴史、自然の魅力に満ちた街です。まずは、映画「ラストサムライ」や「007は二度死ぬ」のロケ地の「姫路城」の雄姿を堪能下さい。そして圓教寺へ続く「書写山」に上って、深山幽谷の世界に浸ってみましょう。「好古園」では日本庭園を満喫して、「家島」の手つかずの自然が残る海岸へ出掛けてみるのもいいですよね。食事には「姫路おでん」などの郷土料理を味わってみてはいかがでしょうか。姫路は、映画のロケ地から美食まで、様々な体験が楽しめます。ぜひ一度訪れてみて下さいね。  また、ビレッジハウスのホームページに掲載している姫路市の賃貸物件もご覧ください。 

温泉は、日本文化になくてはならない素晴らしい場所です。温泉街に行ったことがない人には、ぜひ一度訪れてみる事をお勧めします！温泉が好きな人は、好きな温泉街の近くで住まいを探してみてもいいかもしれませんね。その際は、私たちの賃貸物件もぜひご検討下さいね。  冬は温泉を訪れるのに一番いい季節です。長野県など雪が多く降る地域は、たくさんの温泉街が点在しており、温泉の他にもスキーやスノーボードも楽しめます。温泉は、身体を温めるだけでなく、泉質によっては身体の凝りや痛みを和らげる効果もあります。   これから紹介する温泉は、泉質だけでなく、景色も素晴らしい日本有数の温泉です。ぜひご覧下さいね。  黒川温泉 (熊本県)  阿蘇山にほど近い黒川温泉は、絵のように美しい山間に位置しています。あまり知られていませんが、温泉が好きな人にぜひ訪れてほしい温泉の名所です。閑静な雰囲気で知られる黒川温泉は、川沿いに点在する素朴な風情の旅館がここならではの魅力となっており、各旅館が自然に囲まれた露天風呂を備えています。  現地では、風情ある街並みの散策、地元のグルメ、湯地の湯なども楽しめますし、浴衣を着て、温泉街を巡る事もできます。ですが、黒川温泉の見どころと言えば、なんといっても豊かな緑に囲まれながら疲れを癒す「露天風呂」ではないでしょうか。1300円で入湯手形を購入すれば、外湯の温泉巡り（3か所）が楽しめますし、旅館併設の露天風呂は、泊り客以外は500円から利用できます。静かな環境に浸りたい人には、川沿いの足湯がお勧めです。素晴らしい景色を眺めながら、くつろぐ事ができますよ。  美しい川沿いの温泉が楽しめる「山みず木」、日本古来の魅力が味わえる「いこい旅館」、歴史ある雰囲気が漂う「奥の湯」などにも、ぜひ足を運んでみて下さいね。  城崎温泉 （兵庫県)  風光明媚な日本海沿いに位置する城崎温泉は、時代を超えて愛されている温泉です。古き良き時代を漂わせ、観光客を魅了しています。特に、7つの外湯（公衆浴場）が有名で、それぞれに個性豊かな昔ながらの外湯巡りが楽しめますよ。  城崎温泉にはＪＲで行く事ができます。ＪＲ城崎温泉駅前は、絵のように美しい通りとなっており、運河沿いには柳や風情ある旅館が立ち並んでいます。  春になると、川沿いに植えられた桜並木もとても綺麗です。歴史ある「鴻の湯」や「御所の湯」など、それぞれに個性豊かな外湯巡りをぜひ楽しんでみて下さいね。  　　　  別府温泉 (大分県)  有名な別府温泉では、疲れを癒し、刺激的な体験が楽しめます。湧き出る温泉に浸かり、日頃の疲れやストレスを癒やして、リラックスしましょう。別府温泉に行くには、大分駅から電車を利用する、車で行く方法があります。海沿いをドライブして景色を楽しむのもいいですね。　  別府に来たら、湯けむりが立ち上り、色鮮やかな湯が湧き出る「別府地獄めぐり」に、ぜひ足を運んでみましょう。温泉に入浴したい人には、昔から親しまれている別府最古の温泉「竹瓦温泉」や、ミネラルが豊富で若返り効果があると言われる「鉱泥温泉」（別府温泉保養ランド）がお勧めです。近くには、「砂蒸し温泉」もありますよ。エキサイティングな体験をしたり、リラックスした後は、ぜひ温泉料理も味わってみて下さいね。  銀山温泉 (山形県)  山形県の山中に位置する「銀山温泉」は美しい温泉街として有名です。白い漆喰の壁と大きな木の梁を備えた伝統的な木造建築の旅館街で知られています。夜になると、ガス燈が灯り、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。  冬になると、銀山温泉は雪に覆われ、より一層幻想的な雰囲気に包まれます。冬に温泉を楽しむなら、ぜひお勧めしたいスポットです。また、温泉からは全長22mの迫力ある滝が見渡せます。気候が暖かくなったら、500年以上前に作られた銀鉱山へ行く渓谷の自然遊歩道にもぜひ足を運んでみて下さいね。　  旅館の温泉は、日帰りで誰でも利用できます。旅館にもよりますが、入湯料は500円～1500円です。街の中心部にある共同浴場（1か所）には、500円で入浴できます。それに、無料の足湯もあります。ちょっとユニークな体験をしたい人には、有名な革新的建築家である隈研吾氏が最近　再設計した「藤屋旅館」なんていかがでしょうか。  草津温泉 (群馬県)  若返りの湯で知られる草津温泉は、地元の人々だけでなく観光客にも人気があります。豊かな自然に囲まれた草津温泉は、リラクゼーションと文化体験が両方楽しめる温泉地として賑わっています。また、伝統的な設備とモダンな設備が調和して共存しています。   草津温泉には、車でも電車でも行けます。ドライブで景色を楽しむのもいいですね。  今回ご紹介した温泉街は、全て、日本の美しい自然の中で寛げる静かな隠れ家としてお楽しみいただけます。「リラックスを求めて訪れる地元の方」にも「文化的な体験を求めて来る観光客の方」にも、必ず満足いただけると思います。ビレッジハウスにお住まいの方は、どの温泉街が近いか調べてぜひ訪れてみて下さいね。 

日本の首都である東京は、活気にあふれ、多種多様な魅力を観光客に発信しています。賑やかな渋谷から秋葉原の電気街まで、それぞれの街に独自の魅力と見どころがあります。  今回は、東京を象徴する5つの街を紹介したいと思います。東京に行く際は、ぜひ参考にして下さいね。  都会への引っ越しをお考えの方はいませんか。お手軽な価格で住まいを提供しているビレッジハウスの賃貸物件をぜひチェックしてみて下さいね。  1. 若者文化の中心地（渋谷） 渋谷のエネルギッシュな躍動感を体験せずに、東京を訪れたとは言えません。賑やかな渋谷スクランブル交差点とネオン煌めく絶景が楽しめる「渋谷スカイ」は、若者文化の中心地となっています。  渋谷の観光スポット  渋谷スクランブル交差点  東京を観光するなら、最も人気のある世界的に有名な「渋谷スクランブル交差点」から始めてみてはいかがでしょうか。  一斉に異なる方向へ歩き出す群衆に交じり、交差点を歩いてみましょう。  また、渋谷スクランブル交差点の近くには、忠誠の象徴として親しまれている有名な秋田犬「忠犬ハチ公像」があります。渋谷駅を出たすぐのところに建っていますよ。ぜひ見に行ってみて下さいね。  ショッピングを思い切り楽しもう  渋谷は、活気に満ちた街です。象徴的な建築物や日本最大級のデパートをはじめ、ショッピングスポットが無数にあります。ぜひ散策してみましょう。  ちなみに、流行のファッションを買うなら「 SHIBUYA 109」、ユニークな商品を買うなら「東急ハンズ」、風変わりなお土産を買うなら「ドン・キホーテ」がお勧めです。他にも、個性的な商品を取り扱う個人経営のお店がたくさんあります。渋谷の街をじっくりとあちこち散策し、トレンディーなカフェやレストランで食事を楽しみましょう。  ナイトライフ  渋谷は、カラオケハウス、バー、レストラン、ゲームセンターなどがあり、夜な夜な人々で賑わっています。  ぜひ、「Spotify O-EAST」 や「クラブ クアトロ」などの会場で、ライブ パフォーマンスを鑑賞してみましょう。 J-POP からインディー バンドまで、あらゆるジャンルの音楽が楽しめますよ。  2. 家電製品の聖地（秋葉原）  秋葉原と言えば、家電製品、アニメ、ゲーム文化の代名詞です。テクノロジーやアニメを愛する人々にとって、秋葉原はまさに聖地といえるでしょう。  秋葉原の観光スポット  多くの人々が、家電製品の購入を目的に秋葉原を訪れます。「ヨドバシ Akiba」 や「ソフマップ」では、最新のガジェットからビンテージの電化製品まで、あらゆる商品が取り揃えられていますよ。ぜひ、最先端のテクノロジーに触れてみましょう。  また、秋葉原はアニメや漫画関連の店舗が多いことでも知られています。興味があれば、アニメ、漫画、関連グッズを豊富に取り揃えている「アニメイト」や「まんだらけ」に行ってみましょう。  楽しいアクティビティをお探しですか？それでしたら、ゲームセンターなんていかがでしょうか。「GiGO秋葉原 1 号館」や「タイトー ステーション」などのゲームセンターでは、臨場感あふれる体験が楽しめます。様々なゲームで、腕を試してみて下さいね。  3. 昔ながらの魅力にあふれる街（浅草）  浅草では、東京の豊かな歴史と伝統文化を垣間見ることができます。 歴史あるお寺や賑やかな「仲見世通り」があり、昔ながらの魅力があふれる街です。  浅草での観光スポット  浅草寺  「浅草寺」は東京で最も古く有名なお寺です。美しい木造建築や華麗な装飾に、古い歴史を垣間見る事ができます。その参道に、「仲見世通り」という伝統的な屋台が立ち並ぶ商店街があります。ぜひ地元のグルメやお土産を買って、散策してみましょう。  伝統工芸品のワークショップ  浅草には、伝統工芸品のワークショップが色々あり、日本情緒を感じることができます。提灯づくり、茶道、書道などの伝統工芸を学ぶワークショップに参加してみてはどうでしょうか。  4. ナイトライフが充実している六本木  六本木は、アートとカルチャー、そして活気に満ちたナイトライフが融合している街です。 世界トップレベルの美術館からトレンディなバーやクラブまで、様々なアクティビティが楽しめますよ。  六本木の観光スポット  「六本木ヒルズ」は、ショッピング、レストランだけでなく、「森美術館」などの文化スポットが集まるモダンな複合施設です。ぜひ、施設内を散策してみましょう。  それから、「毛利庭園」にも足を運んでみましょう。美しく整えられた庭園を散策し、静かなひとときを過ごすにはぴったりのスポットです。都会の真ん中での静かなオアシスをお楽しみ下さい。  一方で、六本木は最高級の衣料品ブランド、受賞歴のあるレストラン、高級クラブやバーが集う高級志向の強い街としても知られています。  また、都内でナイトライフが充実しているスポットとしても知られています。高級カクテルバーから賑やかなナイトクラブまで、誰もが楽しめると思いますよ。  5. ヴィンテージショップやボヘミアンな雰囲気が漂う下北沢  下北沢には、狭い路地、ヴィンテージショップ、多彩なカフェがあり、ボヘミアンな雰囲気が漂います。 風変わりでアーティスティックな雰囲気が漂うディープな東京に興味がある人にとっては、まさに天国そのものです。  下北沢の観光スポット  六本木で高級ショッピングなんて柄じゃないという方は、下北沢でストリートファッションなどを探してみてはどうでしょうか。数多くのリサイクルショップやヴィンテージショップを覗いて、ユニークなファッションの逸品やレトロな掘り出し物を見つけてみましょう。  下北沢は、流行の発信地であり、トレンディでファッショナブルなスポットです。趣のあるカフェからアートギャラリーまで、クリエイティブな精神にあふれています。ここで隠れた逸品を探すのも楽しいのではないでしょうか。また、「shimokitazawa THREE」や「下北沢SHELTER」などの会場で、ライブ パフォーマンスも行っています。ぜひ行ってみて下さいね。  東京でしておきたい事  東京は、尽きる事のない感動に出会える都市です。それぞれの街が活気に満ち、日本文化ならではの魅力を発信しています。渋谷の賑やかなエネルギーに惹かれる人も、浅草の歴史的な魅力に惹かれる人も、忘れられない感動的な体験を得られることでしょう。さあ、あなたもこの魅力的な街に飛び込んで、冒険を楽しんでみませんか。  東京をはじめ日本で、手頃な価格で暮らせる住まいをお探しの方はいませんか。ぜひ、ビレッジハウスの賃貸物件をチェックしてみて下さいね。  …

秋は、多くの人を魅了する季節です。空気が澄み、空高く晴れわたり、木々はオレンジ、黄色、赤、茶色に姿を変えます。穏やかな気候で、ハイキングを楽しむ人にも人気の季節です。  今回は、ビレッジハウスの近くにあるハイキングスポットを紹介しています。遠い方でも、公共交通機関を利用すれば行く事ができると思いますよ。どうしても無理という方は、家から行けるハイキングスポットを探してみて下さい。紅葉も兼ねて楽しめる所が必ずあると思いますよ。  1. 日光国立公園（栃木県日光市）  日光国立公園は、1934年に開園された国立公園です。  同じ園内でも、高低差のある地形のせいで気温差があるため、紅葉の見頃がエリアにより異なります。10月上旬に見れる所もあれば、10月後半から11月末まで楽しめる所もあります。  日光国立公園と言えば、ユネスコ世界遺産に登録されている日光東照宮や輪王寺が有名です。周辺には、中禅寺湖、華厳の滝、那須湯元温泉、竜頭の滝、逍遥園などのハイキングスポットがたくさんありますよ。  2. 大沼国定公園（北海道亀田郡）  毎年、北海道では他の地域に先駆けて、いちはやく紅葉が見られます。初秋に紅葉が見たい人は、北海道を訪れてみてはいかがでしょうか。大沼国定公園の大沼や小沼の周辺には、楓・ブナの紅葉スポットや白樺の森などがあります。初秋にハイキングを楽しむならぴったりのスポットです。  湖面に映る色鮮やかな紅葉は、さながら美しい万華鏡の様です。ちなみに、湖畔を一周するには1時間30分ほどかかります。大沼に浮かぶ小さな島々を橋で結んだ遊歩道もぜひ散策してみて下さいね。そうそう、湖畔の向こうに見える駒ヶ岳（活火山）も、大沼国定公園の見どころの一つです。  3. 上高地（長野県松本市）  中部山岳国立公園の一部でもある上高地では、秋になると、辺り一面が紅葉で鮮やかに彩られます。10月中旬は、特に圧巻です。川、池、空の青と、紅葉の明るく温かみのある色合いとのコントラストはなんとも美しく、見ごたえがあります。  日帰りで紅葉を楽しむなら、梓川に沿って大正池から明神橋まで歩くルートが人気です。  難易度の高い登山ルートに挑戦してみたい人には、活火山である焼岳をはじめ、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳などのハイキングコースがお勧めです。ただし、6月中旬から9月中旬に登りましょう。   4. 戸隠（長野県）  長野県は、国内でも有数の美しい自然の宝庫であり、ハイキングスポットとしても人気があります。ですから、世界有数の紅葉の名所があるのも頷けますよね。  妙高戸隠連山国立公園（長野市郊外）に位置する戸隠地区には、さまざまな神社や有名な「戸隠古道」（巡礼の道）があります。神社を結ぶ巡礼の道は、ハイキングの初心者から上級者まで誰もが楽しめますよ。  また、鏡池や戸隠森林植物園は紅葉の名所です。  戸隠山の標高は 1904 メートルで、稜線が非常に険しく、経験豊富な登山者向けの山ですが、登山をお考えの方は地元の登山ガイドを手配することをお勧めします。  5. 鶴見岳 (大分県別府市)  鶴見岳の標高 は1375 メートルです。頂上からは、別府の街と温泉を一望する事ができます。  鶴見岳には、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせた散策路があります。ゆったりしたペースで登りたい方は、ロープウェイを利用して、まず鶴見山上駅を目指すことをお勧めします。そこから山頂までは徒歩15分です。  自力で登る場合は、麓から頂上までおよそ 2 時間です。ちなみに、ほとんどの観光客は、頂上まで徒歩で向かい、帰りはロープウェイで下山しています。  紅葉は、10月上旬に頂上で始まり、5～6週間かけて山の麓に向かって色づいていきます。  今回紹介したスポットは、涼しい山岳地帯にあるため、温暖な気候の地域に比べると、いちはやく紅葉が楽しめるかと思います。万が一見逃しても、気を落とす必要はありません。気候が温暖な西日本に行けば、まだまだ紅葉が楽しめると思います。では、よい秋をお過ごし下さい！