日本に住む多くの人が、部屋のスペースを取らずに済み、すぐに寝る事ができる布団を使っています。今回は、布団について紹介したいと思います。

日本で生活していると、新しい経験を積むことができます。しかし同時に、自分のライフスタイルを変える事も求められます。料理、洗濯、朝の時間の過ごし方など、これまでのライフスタイルを変えざるを得ない事に気が付くでしょう。寝る事に関してもそうです。欧米式のベッドは使えますが、部屋のスペースを大きく取ってしまいます。ベッドフレームも購入できますが、嵩張りますし、一般的な日本のアパートには入らないでしょう。折り畳んだらソファや椅子にもなるタイプのベッドもありますが、高価ですし、母国から日本へ送って部屋に運んでもらうのも難しいでしょう。そうなると、最も簡単な方法は、布団を敷くことです。いろいろなサイズの布団が売られています。近くのデパートやベッドを取り扱うアウトレット店に行けば、簡単に買うことができます。

日本人にとって、布団は最も使いやすい寝具です。日本の日常では、布団を使う事が前提となっているように思います。日本のアパートは、出来るだけスペースを取らないように、部屋も狭めに設計されています。布団を収納する押し入れという場所がありますが、布団は折り畳む事ができるので、クローゼットにも簡単に収納する事ができます。起きた後は布団を畳めば、スペースが生まれます。自分の好きな場所へ移動させて、寝る事もできます。

まず、一般的な布団は少し薄く感じるかもしれません。奮発して厚めの布団を買わないと、快適に眠れないかもしれません。ですので、二枚布団を買って、布団の下にもう一枚敷くといいでしょう。ですが、布団を買い足すのはなく、布団になるクッションを買ってみてもいいかもしれませんね。二枚布団を買うより値段を安く抑える事ができるし、寝る時も暖かく過ごす事ができます。布団になるクッションは、デパートや100円ショップで買う事ができます。背中に痛みを感じていたのなら、すぐに改善されると思いますよ。

ご存じないかもしれませんが、布団は定期的に外に干す必要があります。ベランダを片付けて、物干し竿にふとんを掛けて下さい。100円ショップに行けば、布団を固定するための洗濯ばさみが売っていますし、布団たたきもあります。布団たたきを使って、布団にこもった臭いや湿気を追い出し、新鮮な空気と入れ替えましょう。布団には羽毛や綿が使われていますので、肌ざわりが柔らかく、仕上げにファブリーズなどを吹きかければ、快適に眠る事ができます。

布団は汗などの湿気を吸い込むので、定期的に外に干す必要があります。布団を敷いている床も掃除するようにして下さい。一定の間隔で干すようにしないと、敷布団にカビが発生し、変色してしまう場合があります。また、湿気により臭いも発生するので、天日干しは臭いも防いでくれているのです。ベランダでふとんを干している姿は、日本ではよく見る光景です。十分に布団を干したら、押し入れやクローゼットに収納して下さい。また敷いて気持ちよく使えます。

布団は、色々な形で活用されており、座布団や座椅子など、様々な製品に応用されています。座布団や座椅子は、広げて寝具代わりに使ったり、寝そべりたい時に使う事ができます。いろんなスタイルや形に変える事が出来るので、アパートでゆったりと座りたい時にも使うことができます。また、どこに配置するかもその時その時で好きなように使えます。

布団に見合ったシーツを買うことも重要です。布団はそのままで敷布団として使う事もできますが、通年で長持ちさせたいのであれば、適切なシーツを選ぶ必要があります。薄いシーツであれば通気性が良いので、暑い夏でも涼しく、快適に過ごせると思います。保温タイプのシーツであれば、熱を閉じ込めてくれるので、暖かく過ごせると思います。適切なシーツを選ぶ事で、布団は快適な寝具となります。快適なカバーは手放す事が出来なくなるかもしれませんね。

布団の最大のメリットは、長いスパンで使える点ではないでしょうか。きちんと手入れをしていれば、10年以上長持ちさせる事ができます。最低限のメンテナンスは必要ですが、布団を使えば欲しかったスペースが確保でき、尚且つ、夜に寝るためのスペースも生み出してくれます。基本的な事になりますが、布団の臭いに気を配って、シーツは洗濯するようにして下さいね。そうすれば、布団は、買い替えをせずに長持ちさせる事ができますよ。