冬になると、つい自宅で冬を快適に過ごす方法を検索してしまいます。寒くなると、家にいる事が多くなるので、どうやったらより暖かく快適に過ごせるかが大事な問題になります。
「冬の住まい」の理想として思い浮かぶのが、ヨーロッパアルプスの山小屋です。山の中で、魔法にかけられたかのような暖かさと居心地の良さを提供してくれる山小屋は、まさに最高のモデルと言えるでしょう。今回は、そんな居心地のよい魅力的な山小屋風となるアイデアをいくつかご紹介します。ビレッジハウスの賃貸物件でも実現は十分に可能です。ぜひ参考にして下さいね。
素朴な装飾
シンプルな装飾とDIYで、生活空間をアルプスの山小屋風にしてみましょう。まずは、丸太小屋のような居心地の良さを再現するために、温かみのある素朴な色合いを取り入れる事から始めましょう。フェイクファーのソファーカバーや厚手のニットのクッションなどを取り揃えるのもいいですよね。また、照明にも工夫を凝らしてみましょう。口の広いガラス瓶で作ったランタンやランプなどに、ろうそくを入れてみて下さい。ベリーやスパイスの香りのろうそくを使うと、より雰囲気が増しますよ。
他にも、木材はDIYするのに扱いやすく使いやすい素材です。例えば、木箱などはそのままでも使えますし、少し手を加えてシンプルなコーヒーテーブルや棚ユニットを作ってみてもいいですね。ビンテージの木製窓シャッターなどを再利用してみるのもいいと思いますよ。木材は、センターピースやウォールアートにも加工できます。アルペン風インテリアの仕上げとして、部屋に年代物のスキー用具や額に入った山の写真などを壁に飾れば、もう完璧ですね。
テキスタイル
テキスタイルやファブリックを活用して、まるでアルプスの山々にいるかのような雰囲気を作ってみましょう。まず、アルプスの丸太小屋を彷彿させる素朴で豊かな色調を取り入れていく事から始めてみてはいかがでしょうか。豪華なフェイクファースローをソファに置けば、暖かさと高級感が加わって、より素敵になりますよ。
素材はニットがお勧めです。寝室では、寝具カバーをリネンからニットブランケットに変えてみましょう。自然をイメージした深い色合いの寝具を選べば、山あいの別荘にいる穏やかな気分になり、ベッドボードにもなりますよ。フェアリーライトや柔らかい光のランタンを掛けて、満天の星が煌めくアルプスの夜をイメージして下さいね。
寝室やリビングには、クッションを置きましょう。置くだけで、快適さとリラクゼーションが演出できます。足元には、なるべく 柔らかい豪華なラグを足元に置いてみて下さい。アルプスの雪に足が沈むような感覚が楽しめますよ。
カーテンは、部屋の雰囲気を決める一番重要な要素です。山の居心地の良さを感じたいなら、ニュートラルな色調の、重厚で質感のあるカーテンを選びましょう。日中は自然光を通してくれますし、夜は閉めると暖かさとくつろぎ感を与えてくれます。
創造力を駆使してテキスタイルやファブリックを工夫すれば、アパートでもたちまち時空を超えて。そこはあなただけの素敵な山の隠れ家となります。 つまり、都会に居ながらにして、心は山でリラックスできているのです。
木製家具
アルプスの山小屋のような雰囲気を作りたければ、木製家具を使えば簡単です。コーヒーテーブル、椅子、食卓、棚など、出来るだけ素朴でビンテージ感のある木製家具を探しましょう。地元のアンティークショップなどを回ってみるのもいいかもしれませんね。
ですが、素敵なビンテージ家具は高価であるため、より手頃な価格で購入したい方は、オフハウスやセカンドストリートのようなリサイクル店や、メルカリなどのオンラインマーケットなどで探してみて下さいね。
もしあなたがDIY好きなら、そこで装飾品に再利用できそうな木製品が調達できるかもしれませんね。
自然の要素
山小屋は、本来 森や雪山の中に建っているため、自然がデザインに大きな役目を果たしています。あなたの住まいにも外の世界を取り入れることで、自然とのつながりを感じることができますよ。
雄大な山々からインスピレーションを得た色合いと素朴な質感は、あなたの住まいに温かみをもたらしますし、鉢植えの植物やミニ屋内庭園はアルプスの風景を取り入れることができます。さらに、松ぼっくりやドライフラワー、小さな薪の束などの自然素材で、センターピースを作れば、よりアルプスの山小屋の雰囲気に近づけることでしょう。
山小屋の素朴な魅力を再現するためには、家具類は木や石などの自然素材の物を選ぶことが重要です。予算をできるだけ抑えたい方は、再利用の木箱や編みかごなど、リサイクル品を選ぶようにして下さいね。照明も、山の夕日を思わせるような柔らかなアンビエント照明を選べば、より雰囲気が高まりますよ。
DIYのクリスマス装飾
クリスマスは、特に 季節を実感できるイベントです。赤いリボン、松ぼっくり、人工雪で彩られた手作りのリースなどで、入り口を飾りましょう。 DIYのろうそくやランタンで辺りを照らしても雰囲気が出ますよ。 口の広いガラス瓶に、シナモンスティックや常緑樹の小枝などを入れて、ガラスの煌めきを楽しみましょう。
他にも、例えば、松ぼっくりにフェルトの帽子やスカーフを付けて「松ぼっくりのエルフ」を作ることが出来ます。フェルトは100円ショップで、松ぼっくりはインテリアショップや工芸品店で買うことができますが、松ぼっくりは山道で拾うことも出来ますよ。
木で作られたクリスマスツリーは、紙製の手作りオーナメントが飾られ一見シンプルですが、山小屋らしい温もりを感じさせます。フェアリーライトを飾ると、いっそう雰囲気が出ますよ。
家にいる時間が多くなるこの冬の時期、アイデアを駆使して、ビレッジハウスの賃貸物件を
「あなただけのアルプスの隠れ家」にしてみましょう。実際に足を運ぶことは難しくても、工夫次第で、簡単にその世界観を再現することができます。もっとアイデアが必要だという方は、「自宅の居心地を快適にする方法」をご覧下さい。