移住先の国が隣国か、日本かどうかは関係ありません。国を超えて移動すること自体が、大変なことなのです。今回は、海外への引っ越しをスムーズに行うコツを紹介したいと思います。
できるだけ早く準備に取りかかる
海外引っ越し計画、荷造りなど、国をまたいだ引っ越しの準備には、とても時間がかかります。ですので、できるだけ早く時間の余裕を持って、取りかかって下さい。少なくとも数か月前から、不要品の処分をしたり譲渡(有償)したり、片付けなどに取りかかって下さいね。日本などへ引っ越す際には、銀行にその旨を伝えておきましょう。
さもないと、口座が凍結されてしまう恐れがあります。お金に関する必要な手続きは早めに終えておいて下さいね。それから、段ボールに詰める荷物は、工夫して梱包して下さいね。そうすれば、たくさん入れる事ができるし、破損も防げます。このようにしておけば、引っ越し当日にあたふたと、あれもこれもと詰める事がなくなり、スムーズにストレスを感じる事なく、引っ越し準備ができると思いますよ。
大きな荷物は送らない
自宅から海外へ大きな荷物を送ってもらうと、運送費が高くつきます。大き過ぎて、スーツケースなどに入りきらない物は諦めましょう。レアもの、アンティーク、価値の高い物でなければ、わざわざ送る必要はありません。大きな物は(乗り物(車など)、家具、装飾物や家庭用品など、)できるだけ売るようにして、現地で新たに買い揃える事をお勧めします。引っ越し当日までに、自分が使っていた物は、できるだけ売ってしまいましょう。海外への引っ越し代は、かなりかかりますからね。
引っ越しを機に断捨離をする
海外へ引っ越しする時に注意すべきは、国内の引っ越しのようにたくさん持ち運べるわけではないという事です。運べる小物の数さえ、制限されています。そこで、これを機に断捨離をしてみてはいかがでしょうか。クローゼットを見渡して、本当にお気に入りの物だけを残して下さい。サイズが合わない物、似合わない物は、手元に残しても仕方ありません。他には、お皿や収納ケースの類は、いくら小さくスーツケースに入ったとしても、持って行きたくない物ですよね。家族や友達にあげたり、リサイクルショップに持ち込んだり、ネットで売ったりしてみて下さいね。
どの荷物を送るか決める
海外へ引っ越しする際に、荷物を自分でスーツケース数個にまとめる人もいれば、配送業者に委託する人もいます。何を送るか決めたら、届くまでにどれくらいの日数がかかるのか調べておきましょう。それから、配送中に乱暴に扱われても問題のないように、梱包はしっかりしておいて下さいね。
お金に関することを整理しておく
海外へ渡航する前に、お金に関することは必ず整理しておきましょう。海外へ移住しても、自分の銀行口座を引き続き使いたい場合は、銀行へ連絡しておいて下さい。海外での連絡先の記入を求められたりしますが、電話番号入力なしにオンライン口座へログインできる方法も教えてくれるそうです。
それから、外貨取扱手数料がかからないクレジットカードも取得しておきましょう。税金に関する手続きも終えておいて下さいね。特に米国籍の方は、他国に移住していても税金を申告する必要があるので、注意して下さい。不動産を保有している人は、必要な書類を全て記入しておいて下さいね。
重要な書類は現地へ持参する
出産証明書など、重要な書類は必ず現地へ持参するようにしましょう。必ずしも、原本である必要はありません。ですが、海外に引っ越すのであれば、重要な書類(医療関係の書類、お金に関する書類、成績証明書や学位証明書、出生証明書、結婚証明書など)は電子データで保管し、必要な時はいつでも提示できる状態にしておきましょう。いつ学歴や資格の証明が必要になるか、分からないですからね。
SIMロックを解除する
海外へ引っ越すと、今使っているスマートフォン(アイフォン)のプランが適用されず、キャリアのサービスが使えなくなります。現地でスマートフォン(アイフォン)が使えないなんて事にならないためにも、飛行機に乗る前に、SIMロックが解除されているかどうか必ず確認して下さいね。そうしないと、現地で契約したキャリアのサービスを受けることができません。海外からでは、自分の使っていたキャリアへ連絡するだけでも一苦労ですからね。