好むと好まざるとに関わらず、誰しも人生で一度は引っ越しを経験するのではないでしょうか。引っ越しの準備は大変です。また、費用や時間もそれなりに掛かります。余計なストレスを抱かえこまないためにも、引っ越しは前もって準備に取り掛かるようにしましょう。一人暮らしならなおさらですよね。
今回は、不安やストレスを軽減して、一人暮らしでもスムーズに引っ越しできる方法を紹介したいと思います。
準備を怠らない
アメリカには、「適切な準備は、パフォーマンスの低下を防ぐ」(ジェイムズ・アディソン・ベイカー)という格言があります。つまり、準備が万全であればあるほど、よりよい成果や結果が得られるという意味です。これから、一人で引っ越しの準備を始める方は、心に留めておきましょう。
また、引っ越しの準備は早めに始めるに越したことはありません。いつから準備を始めるかは、引っ越し先までの距離(都道府県や国を跨ぐ、市内・区内など)によって左右されがちですが、どこであれ、準備は早ければ早いほど、引っ越しのストレスや不安は軽くなります。専門家は、引っ越し当日の1~2か月前から荷造りを始めるよう勧めますが、期間にこだわらず、早めに始めるに越したことはないのかもしれませんね。
そして、引っ越しの準備を始める前に、荷物の梱包や引っ越し全般に関する「To Doリスト」を作成してみてはいかがでしょうか。リストがあれば、準備の進捗状況が一目で分かりますよ。
例えば、
- 引っ越しに掛かるオプション(引っ越し会社、レンタカー/トラックの手配、運送会社など)
- 梱包資材(麻ひも、段ボール箱、バブルラップ、ガムテープなど)
- 部屋毎に、荷造りを行うスケジュール
- 引っ越しに掛かる費用、予算など
- 荷物や家具の保管方法
- 荷物の仕分け(売る、寄付する、捨てる、新居にもっていく、倉庫に預けるなど)
- 家具の大きさ(新居が家具付きかどうか、持っている家具が新居に入るかなど)
などにまとめてみてもいいかもしれません。(ただし、必ずしもこれに準ずる必要はありません。)
家族や友達に手伝ってもらう
引っ越しをスムーズに進めるためにも、近所に暮らしている家族や友達に、
- 荷物の仕分けや梱包作業
- 荷物の売却、寄付、廃棄
- 新居での開梱作業
- レンタカー/トラックへの荷積み、荷下ろし(※自力で荷物を運ぶ場合)
- 家具の分解/組み立て
- 家具の運搬、新居への搬入
- レンタカー/トラックの運転(※自力で運転ができない場合)
などを手伝ってもらいましょう。
もちろん、家族や友達は報酬や見返りが無くても、喜んで協力してくれると思います。ですが、彼らの労力や拘束時間の事を考えると、ご馳走をふるまったり、引っ越し祝いのパーティーに招いたり、新品の不用品や彼らが欲しい物をプレゼントするなど、何かお礼を用意するといいかもしれません。その方が気が利いていて、喜んでくれると思いますよ。そして今度、手伝ってくれた家族や友達が引っ越しをする時には、自ら手伝いを申し出てみてはいかがでしょうか。そうすれば、相手の恩に報いることにもなりますしね。
家具の分解
例えば、IKEAの製品は、購入時、部品に分けて整然と梱包されています。ですので、箱からの出し入れが簡単で、持ち運びも便利です。もしあなたの家具がイケアなら、引っ越し時も元の状態にして持ち運びすればいいのですからラッキーですね。このように、ブランドに関係なく、搬出する家具は事前に分解しておくことをお勧めします。エレベーターや階段で家具を運び出し、レンタカーやトラックに搬入する作業が楽になりますよ。
家具を分解するには、電動工具が必要です。使い慣れているかどうかにもよりますが、電動工具があれば、自分で分解する事が出来ます。難しければ、家族や友達の力を借りましょう。分からないことがあれば、家具の取扱説明書を見るといいですね。もし手元になければ、製品名をインターネットで検索して、取扱説明書をダウンロードする事も出来ますよ。
※ただし、家具を分解する前に、家具を置きたい場所のサイズを測り、その家具を入れるスペースが十分にある事を確認しておきましょう。そうすれば、余計な労力や時間を省く事ができますよ。
荷物を減らす
引っ越しは、荷物を精査して、不用品を整理したり処分する絶好の機会です。当然、新居に運ぶ荷物が少ないほど、引っ越しは楽になります。ですので、これを機に手元にある荷物を「残す」「売る」「寄付する」「捨てる」「倉庫に預ける」に分けて、整理してみてはいかがでしょうか。
あくまでも目安ですが、半年以上着ていない洋服は、「売る」または「寄付する」または「捨てる」事を考えてみてもいいかもしれませんね。また、古くなった物や寿命が来た物も処分してしまいましょう。そうすれば、空いたスペースに別の物を収納できますしね。
工具を準備する
引っ越しをする際は、「家具を分解する」、「住宅やアパートの一部を修繕する」時に備えて、工具を用意しておきましょう。特に、敷金を取り戻したい場合はなおさらです。ダメージが小さい場合は、少し補修すれば、敷金が全額戻ってくる可能性がありますからね。
工具が無いからといって、そんなに高い物を買う必要はありません。全国各地の100円ショップに行けば、必要な工具は十分に手に入りますよ。(ちなみに、ビレッジハウスも日本全国に1,000以上の賃貸物件をご用意しています!)
引っ越しには、ストレスや不安がつきものです。ですが、事前の準備やリサーチを十分に行い、家族や友達からの協力を得る事ができれば、それほど大変な事ではないのかもしれません。あなたの引っ越しが上手くいきますように!
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