はじめに

日本は、世界的に人気の高い観光地です。新型コロナウイルス感染症に関する水際対策や外国人の入国規制が徐々に緩和されている今、世界各地からの観光客が徐々に増えつつあります。

そこで今回は、「日本へ旅行する上で知っておきたい事や気を付けてほしい事」「旅費を節約しながら旅行を楽しむコツ」を紹介したいと思います。ぜひご覧下さいね。

荷物の配送サービス

旅行先でお土産を買いすぎて、「スーツケースに入れるスペースがない」「象のように重いスーツケースを持ち運ぶ羽目になった」なんて悩んだことはありませんか。そんな時は、

• 日本郵便
• 宅配便（民営企業）

による配送サービスをぜひ活用してみてはいかがでしょうか。郵送禁止品に該当する荷物でなければ、日本や海外のどこにでも荷物を配送してくれますよ。例えば、日本郵便では下記の配送オプション（海外向け）を実施しています。

• EMS（国際スピード郵便）：　宛先にもよりますが、早くて2～3日後に荷物が届きます。郵送費用は他よりも高くなりますが、早く荷物を届けたい場合はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
• 航空便：　配送費用を抑えつつ、荷物を早く届けたい場合は航空便がお勧めです。1週間ほどで、荷物が届きますよ。
• SAL便：　航空機の空きスペースを利用するため、荷物が到着するまでに約2～3週間かかります。（※宛先や空き状況にもよります。）特に急ぎでなければ、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
• 船便：他に比べると、送料は安く済みますが、船で荷物を送るので到着までに日数がかかります（約1～3か月）。荷物が必要となる時期を逆算して船便で送るか、もしくは特に急ぎの用ではない時に船便を使ってみてはどうでしょうか。

また、日本にはヤマト運輸や佐川急便など、運送会社が多数存在します。運送会社を活用する最大のメリットは、なんといってもホテルやコンビニなど、指定した場所まで荷物を引き取りに来てもらえる事ではないでしょうか。他にも、送り先を空港に指定したり、購入した生鮮食品を指定した送り先（※国内）に届けてもらう事もできますよ。

ヤマト運輸や佐川急便では、英語版のホームページも開設されています。日本語に自信がなく、何か分からない事があれば、ぜひ参考にしてみて下さいね。また、ビレッジハウスをはじめ、様々な不動産会社が引っ越しの費用を補助しています。（※ビレッジハウスでは、3万円を上限に補助しています。）日本への移住をお考えの方は、自分で配送サービスを手配する前に、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

割引運賃

日本各地の観光地や名所を巡るなら、電車がお勧めです。JRでは、東京ワイドパス（東京や周辺地域（富士山、河口湖など）対象エリア内の列車と新幹線が3日間乗り放題になる割引パス。大人10,180円、小人5,090円｝や、東京フリーきっぷ（東京23区内の交通機関が乗り放題になるチケット。大人1,600円、小人800円）など、国内外からの観光客が使える様々な割引パスやお得な切符を販売しています。

また、関東と九州を往復する場合は、ジャパンレールパス（7日間用・14日間用・21日間用。回数無制限）を活用してみてはいかがでしょうか。そうすれば、交通費を節約する事が出来ますよ。ただし、パスポートに短期滞在を証明するスタンプやシールを押してもらう必要があります。購入時に、パスポートを必ず提示して下さいね。

荷物のパッキング

自分は言うまでもなく、家族や友人にもお土産を渡したいなんて人は、スーツケースのスペースをいかに捻出するかが悩みどころですよね。そこで、嵩張る洋服は、真空パックやパッキングキューブに入れて、収納してみてはいかがでしょうか。厚みが減るので、空いたスペースに他の物を収納できます。ちなみに、真空パックやパッキングキューブは、日本全国の100円ショップで手に入ります。厚みを減らしても収納が足りない場合は、荷物を入れるバッグを買い足しましょう。もちろん、100円ショップに売っていますよ。

喫煙ルーム

日本では、喫煙エリア以外での喫煙はタブー視されています。別途、喫煙ルームを設けているホテルもありますが、近年は全館禁煙を掲げるホテルが多くなりました。ちなみに、喫煙の可否で室料が変わる事はありません。煙草を吸わない人は、喫煙ルームでないことを確認してから予約するようにして下さいね。

予約

コロナ禍以前は、レストランやホテルは電話で予約するようになっており、日本語が不得手な在日外国人や外国からの観光客には使い勝手が良くありませんでした。しかしコロナ禍で、他人との接触を減らすために、オンラインでの予約システムを導入する企業や団体が増えた事で、日本語ができなくてもスムーズに予約できるようになりました。ただし、英語化されていない予約フォームやホームページも見受けられます。その場合は、Google翻訳等で内容を確認してから予約するようにして下さいね。

また、イベントや観光、コンサートの予約を代行する外国人観光客向けのサービスもあります。オンラインでの予約に不慣れな人は、そちらを利用してみてもいいかもしれませんね。

ちなみにビレッジハウスでは、最寄りの店舗への来店にあたり、オンラインの予約システムを導入しています。もちろん、ホームページでもご用意しています。長期での滞在をお考えの方は、ぜひビレッジハウスをご検討下さいね。

最後に

日本への旅行を楽しむには、事前の下準備や下調べが欠かせません。レストランやホテルなどを予約する時は、落ち着いて予約すれば間違える事はないと思いますよ。それから、荷物が重くなりすぎないように気を付けて下さいね。また、鉄道会社が販売している割引きっぷやキャンペーンを利用すれば、旅費を抑える事が出来ますよ。