日本には、ぜひ足を運んでほしい場所が多々あります。ですが、香嵐渓ほど素晴らしい場所は他にないかもしれません。今回は、香嵐渓を紹介したいと思います。
日本には、見ておきたい、体験しておきたい場所が沢山あります。それらはどれもが素晴らしく、甲乙つけ難いと思います。例えば、東京や大阪など大都会へ行けば、現代ならではの素晴らしい体験ができるでしょうし、反対に、山梨や沖縄などの田舎へ足を運べば、海や森など美しい自然を満喫する事ができる事でしょう。有名な観光地へは既に大勢の観光客が足を運んでいるので、観光客の口コミから評判を知る事が出来ます。中には、他の有名な観光地と同じくらい、いやそれ以上の素晴らしい観光スポットなのに、あまり知られていない観光スポットもあります。まさに香嵐渓がそうなのです。
紅葉を楽しむ
香嵐渓は、名古屋の中部地方にあります。飯森山の近くにある巨大な渓谷で、日本有数の素晴らしい自然を見る事ができます。楓の木は特に有名で、渓谷と川を囲むように植えられています。香嵐渓の紅葉は、日本でも特に美しいと評判です。お寺の住職が植えたのだそうで、お寺のすぐ近くでも見る事ができます。秋になると、辺り一面に紅葉が広がり、それは素晴らしい眺めです。黄色、茶色、赤色に光り輝く紅葉の海となるのです。観光のベストシーズンは11月中旬です。紅葉の真っただ中なので、息を飲むような美しい写真が撮影できます。近年、香嵐渓の評判を聞いて、香嵐渓へ訪れる観光客は多くなりました。年々、観光客の数は増え続けています。
待月橋
川の河口近くを流れる水流を見たとしても、何の心配もいりません。安心して、川の土手を歩いて下さい。梅雨が始まるまでは穏やかな流れなので、紅葉を撮影する時の素晴らしい背景となる事でしょう。待月橋から、川沿いの楓が紅葉している様子を写してみてはいかがでしょうか。待月橋は香嵐渓のシンボルであり、紅葉撮影のベストスポットだと思います。
待月橋は、香嵐渓の中心となる場所です。多くのお祝い事やお祭りの開催場所として使われています。秋になり、お祭りが開催されると、地元の人々が橋の上に露店を設置し、舞台の代わりとして使われる事もあります。また、ここは、イベントの開催場所としても利用されています。香嵐渓に架かっている橋は、待月橋だけではありません。ぜひ他の橋にも足を運んでみて下さい。そして、お気に入りの橋を見つけてみて下さいね。香嵐渓を満喫したいのであれば、秋はベストシーズンと言えるでしょう。
三州足助屋敷
香嵐渓には、日本の昔の村を再現している小さな民俗資料館があります。資料館内にある屋敷のほとんどが、昔の建設様式で作られています。中には、藁ぶき屋根の屋敷もあります。当時の生活様式に出来るだけ近いように展示されています。こちらの民俗資料館は、お祭りや昔からの伝統的な行事の開催場所として、頻繁に使用されています。観光客を相手にワークショップを開催したり、竹細工や小物を作ることが出来る体験実習を実施しています。ここでは、澄んだ山の空気を吸いながら、日本の文化や歴史を学ぶには最適なのではないでしょうか。
香嵐渓へのアクセス
香嵐渓へ行くのは、簡単ではありません。事前に計画を立てるようにして下さい。香嵐渓への直行電車はありません。バスを乗り換えて行くしかありません。到着するまでには1時間以上かかり、交通費は片道だけで1500円以上必要になります。しかし、今言った内容には、最寄りの駅から名古屋駅までの交通費や到着までに必要な時間は含まれていませんので、注意して下さい。最寄りの駅へ行くには様々な方法がありますが、バスの運行数はそれほど多くありません。香嵐渓へ来て楽しんで家へ帰るまでには、相当な時間がかかるでしょう。
それに秋の間は、大勢の観光客が美しい紅葉を見にやってくるので混雑します。香嵐渓へ旅行するのは、多少骨が折れる事でしょう。交通渋滞も頻繁に発生します。バスの車内も、1日中混雑している事が予想されます。行くなら、なるべく朝早く起きて混雑を避けるようにしましょう。秋が近づくと、香嵐渓へのアクセスがしづらくなります。ですので、事前にホテルを予約しておく事をお勧めします。
日本には、観光地が沢山あります。ここで紹介したのは、あくまでも観光地の一つです。日本には、楽しめる場所がいっぱいあるという事を実感していただけたでしょうか。素敵な思い出を作って、リアルな日本を堪能して下さいね。