茨城県がで暮らすなら、どんな所なのか気になりませんか?今回は、関東の北部にある茨城県について紹介したいと思います!
茨城県で暮らす: つくば市
関東に移住するなら、県内で特に有名なつくば市はいかがでしょうか。ここには筑波大学があり、つくば市民のほとんどが大学生だそうです。つくば市では 昔から稲作が盛んで、今でも稲作用の水田をあちこちに見かけますが、ここ最近は サイエンスや研究の中心地として知られるようになりました。
茨城県には、約60000人が住んでいます。人口のほとんどが、インターナショナルスクールがあるつくば市に集中しています。つくばサイエンスシティには、外国出身の研究員専用宿泊施設(アパート)があるので、いろんな公的サービスを 多言語で受ける事ができ、移住するのなら とても暮らしやすい街だと思います。つくば市の賃貸アパートやマンションは、東京に比べると安く借りる事ができるそうですよ。
茨城県で暮らす: 日立市
日立市は、電化製品を生産する日本有数の工業都市として知られていますが、農業も盛んです。特に、四季折々の花を楽しめる「国営ひたち海浜公園」が有名で、東京を始め、全国各地から客が訪れる人気の観光スポットとなっています。春と夏には、花を見たい観光客が大勢訪れるそうですよ。田舎で静かに暮らしたい人には、日立市がお勧めです。他の地域の田舎に比べると、求人数は多いですし、街並みも綺麗です。賃貸アパートやマンションの家賃は、東京よりもかなり安いので、東京方面へ通勤するなら、日立市を候補にいれるといいかもしれませんね。
茨城県の気候
茨城県の気候は、湿潤亜熱帯気候です。関東北部に位置するので、冬は東京よりも寒く、雪も降ります。夏は暑くなりますが湿度も高くなり、乾季にも雨が多いそうですよ。
茨城県の平均気温は摂氏15度前後で、冬の最低気温は3度、夏の最高気温は25度ぐらいです。関東にある他の都道府県同様に、主な自然災害は地震です。沿岸部では津波が発生しやすく、南部では竜巻が発生する事もあります。
茨城県の交通事情
茨城県でももちろん、バスや電車などの公共交通機関は運行していますが、少し不便かもしれません。つくば市やつくば市周辺に住むのなら、東京に行く時は、首都圏新都市鉄道の「つくばエクスプレス」を利用するようにしましょう。他の鉄道やバスを利用するよりも、その方がスムーズに行けますよ。つくば市以外の市町村に住むのなら、車の利用をお勧めします。
県内のどこに住むかにもよりますが、車を使えば、東京、埼玉、千葉、福島、栃木に数時間で行けます。車がない人は、オートバイやスクーターを使いましょう。不便でも構わないという人ならともかく、公共交通機関で茨城県内をあちこち回るのは得策ではありません。特にバスは、東京のバスのように、必ずしも時間に正確に運行するわけではないようです。とりあえず最低限、自転車があれば、生活には支障がないでしょう。
茨城県の雇用環境
茨城県に住む人のほとんどが、東京へ通勤しています。一方で、地元で 農業、製造、漁業などに携わっている人も結構います。茨城県は、農産産出額が全国第2位、製造品出荷額は全国第8位となっており、海にも面しているので、漁業も盛んです。
つくば市には、サイエンスや研究関連の仕事がたくさんあります。日本で働く研究者の40%が、つくば市で働いているそうです。筑波大学や政府の研究施設を始め、あらゆる民間企業で働いています。
茨城県の観光スポット
茨城県は、自然が多い田舎のハイキングスポットとして人気があります。東京から、筑波山を訪れる人も多いそうですよ。
茨城県の海沿いには、素敵なビーチがたくさんあります。山よりも海が好きな人は、ぜひ訪れて下さい。特に、阿字ヶ浦ビーチが有名です。国営ひたち海浜公園も近くにありますよ。県庁所在地の水戸市といえば、水戸植物公園がとても素敵です。大子町にある袋田の滝も有名で、日本三大名瀑の一つに選ばれています。
他にも、素晴らしい観光スポットはたくさんあります。例えば、「牛久大仏」。国内で最も高い立像の大仏となっています。また、サイエンスや技術が好きな人にぜひお勧めしたい博物館もいっぱいあります。そのほとんどがつくば市にあり、特に「つくばエキスポセンター」「地質標本館」「地図と測量の科学館」は、人気があります。