はじめに
日本ではクリスマスは祝日ではありませんが、それにもかかわらず、冬のイルミネーション、装飾、クリスマスマーケットで街はクリスマスムード一色になります。
クリスマスマーケットは、アドベント(待降節)の4週間を祝うためにドイツで始まった古いクリスマスの伝統ですが、近年は日本を含む世界各地で人気が高まっています。東京だけでも、11月中旬頃からクリスマス当日にかけて、少なくとも12のクリスマスマーケットが街中に現れます。これらのマーケットでは、伝統的なクリスマス料理、小物やお土産、ライブエンターテイメント、そして運が良ければサンタクロースに会えるかもしれません。
今年は、本記事で紹介するおすすめクリスマスマーケットを訪れてみてはいかがでしょうか?また、これらの都市に興味を持ったり、あるいは新年の抱負として引っ越しをお考えの方は、ビレッジハウスがアパート探しをサポートします。ビレッジハウスは、初期費用(礼金・敷金なし!)を最小限に抑えた格安物件を専門に扱う不動産会社です。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
札幌のクリスマスマーケット「ミュンヘン・クリスマス市」
札幌ミュンヘン・クリスマス市は、2002年にミュンヘン市との姉妹都市提携30周年を記念して始まりました。
今年は11月22日からクリスマスまでの1か月間、大通公園で開催されます。約40の屋台が出店し、様々なクリスマスグッズやお土産、グリューワイン、様々なドイツのクリスマス料理やお菓子を販売しています。
来場者を魅了するマーケットの見どころをいくつかご紹介します。
- 毎年デザインが変わるクリスマスマーケット記念マグカップ
- さっぽろホワイトイルミネーションと共に設けられる、クリスマスマーケットの撮影スポット。詳細はこちらのウェブサイトを参照してください。
- 雪や寒さから逃れるためのテント席、屋外コンサート、屋内ワークショップ
- サンタの訪問やプレゼントがもらえるチャンスがあります!
札幌ミュンヘン・クリスマス市の開催時間は午前11時から午後9時までで、入場は無料です(本記事執筆時点/2024年12月)。大通公園へは札幌駅から地下鉄で2分、テレビ塔近くで下車するとすぐにアクセスできます。
イベントの詳細については、こちらの公式ウェブサイトをご覧ください。
横浜クリスマスマーケット
正式名称は「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」で、赤レンガ倉庫を会場に毎年開催されています。今年で15周年を迎え、11月22日からクリスマス当日まで開催されています。
今年のドイツ式クリスマスマーケットのテーマは「メモリアル」で、「訪れた人が素晴らしいクリスマスの思い出を作れるように」という主催者からの願いが込められています。約58の屋台が出店し、クリスマスの装飾品、小物、お土産、伝統的なクリスマス料理、そしてクリスマスに欠かせないグリューワインを販売しています。
横浜のクリスマスマーケットの見どころは以下の通りです。
- 約2万個のLEDライトで飾られた高さ10メートルの巨大クリスマスツリー
- 12月9日(土)から25日(月)まで開催されるイルミネーションガーデン
- 2種類のデザインから選べる限定記念マグカップ(各900円)
- プライベートな集まりに利用できる予約制のプレミアムラウンジ
本イベントの営業時間は以下の通りです。
- 開催初日の11月22日は、午後5時から午後9時まで、特別点灯式が行われます。
- 11月23日~12月6日の営業時間は午前11時~午後9時
- 12月7日~12月25日の営業時間は午前11~午後10時
赤レンガ倉庫へは、みなとみらい線馬車道駅から徒歩6分、桜木町駅から15分ほどで到着します。
横浜のクリスマスマーケットでは入場料が必要で、3種類のチケットが用意されています。
- 通常入場チケット500円
- 優先入場チケット(数量限定)1,500円
- 優先入場チケット(プレミアムマグカップ付き)4,500円
チケットはオンラインで購入できます。
イベントの詳細については、こちらをクリックしてください。
名古屋クリスマスマーケット
名古屋クリスマスマーケットは、名古屋の繁華街、栄の久屋大通公園エディオン久屋広場で毎年12月に開催され、ドイツや北欧の伝統的なクリスマスマーケットを模しています。今年で10周年を迎え、12月6日からクリスマス当日まで開催されます。
クリスマスマーケットでは、ドイツ料理やグリューワインなどの屋台が並び、工芸品やその他のアクティビティも楽しめます。テント内にはテーブルと座席が設置され、天候に関係なくマーケットを楽しむことができます。子供や小さなお子様にはサンタとの記念撮影のチャンスもあり、ちょっとした買い物やクリスマスプレゼントを買いたい方には、クリスマス限定の記念マグカップなど、クリスマスをテーマにした様々な商品が販売されます。
名古屋クリスマスマーケットへのアクセスは簡単です。矢場町駅の6番出口からは徒歩2分、栄駅の13番と16番出口からは徒歩5分です。入場無料で、営業時間は平日は午後4時から午後9時まで、週末は午前11時から午後9時までです。
詳しくは、イベントの公式ウェブサイトをご覧ください。
大阪クリスマスマーケット
「クリスマスマーケット in 大阪」としてリニューアルしたこのイベントは、2024年11月29日からクリスマス当日まで、天王寺公園で開催されています。ドイツビール、グリューワイン、ブラートヴルスト、スープ、ホットココアなどの伝統的なクリスマス料理や、ツリーのオーナメント、リース、キャンドル、冬の小物などのクリスマスのお土産を販売する24の屋台が出店します(本記事執筆時点/2024年12月)。より個性的なプレゼントを贈りたい人は、キャンドル作りやスノードーム作りのワークショップに参加できます。
大阪のクリスマスマーケットの最大の見どころのひとつは、イルミネーションで飾られた3本のクリスマスツリーで、絶好の写真撮影スポットとなっています。
開催時間は午前11時から午後9時までで、入場料は無料です。クリスマスマーケットへのアクセスは、地下鉄御堂筋線・谷町線の天王寺駅から徒歩7分です。
詳しくは、イベントの公式ウェブサイトをご覧ください。
クリスマスアドベント(旧福岡クリスマスマーケット)
クリスマスマーケット福岡は、日本で最も大きなクリスマスマーケットのひとつとして知られています。実は、福岡にはいくつものクリスマスマーケットが点在しています。
- JR博多駅前広場の光の街イルミネーション・マーケット
- 福岡市役所(天神)のクリスマスマーケット
- 貴賓館前広場のKBC FESTA de SANTA
JR博多駅前広場のクリスマスマーケットは11月1日からクリスマス当日まで開催されています。平日は16時45分から23時まで、週末は12時から23時までマーケットや屋台を楽しむことができます。
福岡市役所のクリスマスマーケットは11月16日からクリスマス当日まで、平日は午後5時から午後11時まで、週末は午後12時から午後11時まで開催されています。入場は無料で、天神駅から徒歩わずか5分でアクセスできます。
KBC FESTA de SANTAクリスマスマーケットは、11月13日からクリスマス当日まで、平日は午後5時から午後11時まで、週末は午後12時から午後11時まで開催されています。
今年の福岡クリスマスマーケットは「Five Senses Christmas(五感で楽しむクリスマス)」をテーマに、光と音のアーティスティックなイルミネーションが楽しめます。食べ物やお土産の屋台のほか、ライブ演奏やさまざまなワークショップも開催されています。また、日本各地のクリスマスマーケットと同様に、様々なデザインの記念マグカップも販売されています。
イベントの詳細については、こちらの公式ウェブサイトをご覧ください。
フリーライターとしてVillage House Blogで2年以上の執筆およびESL教師の経験を持ち、チェコ共和国、英国、アラブ首長国連邦、日本、さらに直近ではジョージアなどの国での生活経験を有するデジタルノマドです。映画祭、コンサート、劇場に行く楽しみがないときのリモートワークに最適な、魅力あるアパートを常に探しています。