ソファー、ベッド、洋服、日用品など荷物の梱包、新居への運び入れなど、引っ越しは肉体的、そして精神的にも大変な作業です。新しい部屋に到着した後は、部屋にある荷物を全て収納から出す作業が待っています。とんでもない時間がかかる上に、一時的に部屋全体が散らかるので、色々ストレスがかかることでしょう。
もし、業者に依頼せずに自力での引っ越しを行う場合は労力もかかります。それに、ダンボール箱を用意し、トラックでの移動や階段で運ぶという作業は、タフさ・体力が必要ともなります。そこで、家族のライフスタイルの変更など、引っ越しをする必要が出てきたときに知っておくべきコツについてまとめました。
引っ越し作業が好きな人はいないと思います。できるだけ短期間で引っ越しを済ませたいと考える人がほとんどではないでしょうか。引っ越し先によっては、必要になってくるものがあったり、トラブルに見舞われることがあるので注意が必要です。自力ではなくプロの引っ越し業者に依頼する場合は、比較的問題なく作業が進み、スムーズな対応が期待できるでしょう。引越しを何度も繰り返す場合は、プロの業者に依頼するほうが安心かもしれません
自力で引っ越し作業をすべて行う場合は、いくつか方法があります。ここではそんな方のためにオススメの方法をアドバイスしていきたいと思います。
念入りに計画を立てる
引っ越しが決まったら、まずは梱包、住所の変更、インターネットの手続きなど、たくさんの手続きが必要になります。なので、引っ越しのタイミングについては、十分な検討を重ねる必要があります。
また、引っ越しについてやるべきことが頭に浮かんだときには、すぐにスマートフォンや冷蔵庫のホワイトボードにメモを取ることをお勧めします。また、そのメモの内容を引っ越しを手伝ってくれる家族、知人にシェアするようにしてください。あとは、引っ越し先の新居では、厳格な規則が定められている場合もあるため、入居日、退去日、エレベーターの使用時間、加入保険についても、事前に把握する必要があります。新居のオーナーや管理者に連絡して、引っ越し当日の作業がスムーズに進むように取り計らっておきくことが重要です。
トラックを事前に予約する
あなたの友達がトラックを持っていない場合は、事前にトラックを予約しておくことをお勧めします。
ほとんどの人は、月末までに引っ越しすることを希望します。そのため、トラックの予約枠がすべて埋まっているため、予約の空き待ちという場合は、トラックを確保できない可能性があります。また、新学期が秋から始まるため、寮からの引っ越しをする学生、卒業生など、夏に引っ越しを希望する人が多くなり、トラックの予約がしづらくなります。言うまでもありませんが、寒い季節や雪の降る季節には、引っ越しの予約が比較的取りやすい傾向にあります。
荷物を整理する
荷物を梱包する前に、新居に必要のないものはすべて捨てていきましょう。もし二度と使う予定の無いものがあれば、どこかに寄付してもいいでしょう。
現実、持って行く荷物の数を少なく見積もっている人が多いと思います。しかし、いざ荷物の梱包をすると、意外と荷物の数が多い事に気が付きます。なお、引っ越しの荷物を解いて整理し終えるまでには、150日ほどかかると言われています。ぜひ不要なものはすべて捨てて、引っ越し作業をスムーズに進めましょう!
必需品を別のバッグに入れておく
箱に荷物を梱包する前に、その日に使う必需品を別のバッグに分けて入れておきましょう。もし引っ越しが済み、荷物を整理するのに手間取ったとしても、別のバッグに分けておけば安心です。例えば、スマートフォンの充電器、お菓子、トイレタリー、洋服など、数日は必要になるものを、別のバッグに分けて入れておくことをお勧めしますダッフルバッグに入れてもいいし、持ち運びやすい箱に入れてもいいでしょう。
荷物の内容を把握しておく
引っ越し業者に依頼した場合は、業者は細心の注意を払って荷物を取り扱います。荷物の写真を撮影し、コンピューターにスキャンします。スキャンが終わったら、業者は依頼者にPDFファイルを渡します。ここで記録メモを行うスマホアプリを使えば、これと同じ作業が自分でもできます。また、大事な荷物の所在は、必ず把握しておくようにしましょう。 それと、荷物を梱包する際には、荷物の整理整頓をして、TVケーブルのそばにリモコンを置い
置いておくことをお勧めします。あとは、家具を分解し、分解したものを梱包する場合は、分解した部品の所在を必ず覚えておきましょう。また、分解したものを組み立てるときは、ねじ、工具が必要になるので、ねじ、工具の場所も必ず把握しておきましょう。
あとは、退去するときは、事前に新居の部屋までの経路を確認して、荷物を運ぶ際の障害物となるものを確認しておくことをお勧めします。
良い箱を使う
荷物を収納するときに使う箱は、しっかりしていて、強度のあるものを使うことをお勧めします。Amazonを使えば、安く入手することができます。もう一度言いますが、100個入りのものではなく、25個入りで、作りがしっかりした箱を使うようにしましょう。もし、本のような重い荷物を梱包するのであれば、荷物が運びやすくなるので小さい箱を使うことをお勧めします。
水を用意しておく
新居との間を何往復もかけて、トラックで荷物を運びます。その場合にはやるべきことが多いので、基本的なことを忘れがちになります。作業をしていると喉が渇きますが、特に夏は、水が欲しくなります。あらかじめプラスチックのボトルに入った水を箱買いして、新居に準備しておくといいでしょう。引っ越し作業が終わった後、荷物からコップや皿を取り出して、使うことを想定している人は多くありません。
ドアストッパーを準備しておく
引っ越しのときに役に立つ、小さなお助けアイテムがたくさんあります。
例えば、ドアストッパーもそうです。ドアストッパーがあれば、ドアを開けたままにして、トラックから荷物を運び出すことができます。ドアから部屋にソファーを入れるには、ドアを開けておく必要があります。このようなアイテムがあれば、スムーズに引っ越し作業を進めることができます。ぜひドアストッパーを準備しておきましょう。
急がずに作業する
荷物の梱包が終わったら、新居へ移動します。急がずに、落ち着いて移動しましょう。
家族と作業をしている場合は、休憩をとり、近所を散策してみましょう。荷物をトラックから積み終えたら、しばらくは荷物を解くことはありません。TV、PC、ベッドなど、すぐに必要になる荷物だけを残し、ゆっくり体を休めましょう。お疲れ様です!
お礼をする
友達や家族に引っ越し作業を手伝ってもらった場合は、ピザをごちそうしたり、ビール1ケースを渡すなど、手伝ってくれた人への感謝の気持ちを伝えましょう。全員が手伝いを積極的に買って出たわけではなくても、お礼をしましょう。もし、誰の手も借りずに自分ひとりでやりとげたのであれば、自分へのご褒美として、豪華な夕食や映画を楽しみましょう!
以上、スムーズに引っ越し作業を進める方法について紹介しました。少しでも少ない労力で、引っ越ししましょう。